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【Google Chatアプリ】権限許可がより細かく!「必要なデータだけ」を許可して安全に利用可能に

本記事はGoogle Workspace Updatesブログ( https://workspaceupdates.googleblog.com/ )の記事を元に、日本のGoogle WorkspaceユーザーおよびGoogle Workspaceに興味がある方々に向けて、2026年1月21日に公開された情報を分かりやすく解説したものです。

Google Chatを便利にする様々な「アプリ(ボット)」。
タスク管理やアンケート、外部ツールとの連携など、業務効率化に欠かせない存在ですが、導入時に表示される「権限の許可画面」で少し不安を感じたことはありませんか?
「このアプリを使いたいだけなのに、なんでドライブへのアクセス権まで必要なの?」
これまでは、アプリが要求するすべての権限を「まとめて許可」するか、「利用を諦める」かの二択しかありませんでした。

そんなユーザーの不安を解消し、より安心してアプリを使えるようにするアップデートが行われます。
2026年1月20日より、Google Apps Scriptで作成されたすべてのGoogle Chatアプリにおいて、**「粒度の細かいOAuth同意画面」**が導入されます。
これにより、ユーザーはアプリに許可する権限を個別に選択できるようになります。

今回は、この変更がユーザーにもたらすメリットと、開発者への影響について解説します。

何が変わるのか?「オール・オア・ナッシング」からの脱却

これまでの認証画面では、アプリが複数のデータへのアクセス(スコープ)を求めてきた場合、すべてを一括で承認する必要がありました。

これからの体験:
新しい同意画面では、アプリが要求する権限がリスト表示され、ユーザーはそれぞれの権限に対してチェックボックスで「許可する/しない」を選べるようになります。
例えば、「チャットへのメッセージ送信」は許可するけれど、「ユーザーのメールアドレス取得」は許可しない、といった選択が可能になります。
自分が信頼できる範囲、あるいは利用したい機能に必要な範囲だけ権限を与えることができるため、セキュリティへの安心感が大きく向上します。

適用範囲

今回のアップデートは、Google Apps Scriptを使用して開発されたすべてのタイプのGoogle Chatアプリに適用されます。
(以前発表された「Google Workspaceアドオン」タイプだけでなく、より広範囲のChatアプリが対象となります)

開発者への影響:エラー処理の実装が必要に

Google Chatアプリを開発している方にとっては、対応が必要になる重要な変更です。
ユーザーが一部の権限しか許可しない可能性があるため、プログラム側で「必要な権限が許可されているか」を確認するロジックを組み込む必要があります。
もし必須の権限が拒否された場合は、「この機能を使うには〇〇の権限が必要です」とユーザーに再認証を促すなどの適切なエラーハンドリングを実装してください。
詳細はGoogleのデベロッパー向けドキュメントをご参照ください。

展開スケジュールと対象ユーザー

展開スケジュール:
2026年1月20日より、即時リリースおよび計画的リリースドメインの両方で段階的に展開が始まっています(最大15日程度)。

対象ユーザー:

  • Google Chatアプリを利用するすべてのユーザー(企業、個人問わず)

  • Google Chatアプリを開発するすべてのユーザー

なお、この新しい画面は新規の認証時にのみ表示されます。すでに連携済みのアプリについては、そのまま使い続けることができ、再設定は不要です。

まとめ:透明性と安心感の向上

「何にアクセスされているかわからない」という不安を取り除く今回のアップデートは、ユーザーにとっても、アプリを提供する開発者にとってもポジティブな変化です。
より安全で信頼できるGoogle Chatのエコシステムが、これでまた一歩前進しました。