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Googleフォームがもっと魅力的に!ヘッダー画像の選択肢がGoogleドライブやURLにも大幅拡大

この記事は、https://workspaceupdates.googleblog.com/ にて2026年5月14日に公開された記事をもとに作成しています。

はじめに

日々の業務や学校のイベントなどで、Googleフォームを利用する機会は非常に多いのではないでしょうか。
社内のアンケート調査から、お客様の問い合わせ窓口、セミナーの参加申し込みまで、あらゆる場面で手軽に作成できるのが大きな魅力です。
しかし、作成したフォームのデザインがシンプルすぎて、少し味気ないと感じたことはありませんか。
回答者に良い印象を与え、フォームの目的を直感的に伝えるためには、フォームの上部に表示される「ヘッダー画像」が非常に重要な役割を果たします。
これまで、このヘッダー画像に設定できる画像の選択肢は限られており、会社で共有している画像を使いたい時に不便さを感じていた方もいるはずです。
このたび、Googleフォームのヘッダー画像の選択肢が大幅に拡張され、Googleドライブやインターネット上の画像検索などから直接画像を設定できるようになりました。
本記事では、この細やかながら非常に実用的なアップデートについて、具体的な活用シーンを交えながら詳しく解説いたします。

1. フォームの「顔」となるヘッダー画像の重要性

Googleフォームを作成する際、多くの人は質問項目(テキスト)の作成に時間を割きますが、実は回答者の体験を大きく左右するのは「デザイン」です。

リンクをクリックしてフォームを開いた瞬間、一番最初に目に飛び込んでくるのが上部のヘッダー画像です。この画像が、自社のブランドロゴや、アンケートのテーマに沿った魅力的な写真であるか、それとも何も設定されていない無機質な画面であるかによって、回答者の「答えよう」というモチベーション(回答率)は大きく変化します。

企業のキャンペーン応募フォームであれば魅力的な製品のバナーを、社内の懇親会出欠フォームであれば楽しげなイラストを設定することで、フォームの目的が一目で伝わり、親しみやすさを演出することができます。ヘッダー画像は、フォーム全体のトーン&マナーを決定づける非常に重要な要素なのです。

2. 従来の画像設定にあった「ちょっとした不便さ」

ヘッダー画像の重要性は理解していても、実際にオリジナルの画像を設定しようとすると、これまでは少し手間がかかる仕様になっていました。

以前のGoogleフォームでヘッダー画像に設定できる方法は、以下の3つしかありませんでした。

  1. Googleが用意している「あらかじめ選択されたテーマ(イラストや写真)」から選ぶ
  2. 手元のパソコンから画像ファイルを「アップロード」する
  3. 「Google フォト」に保存されている写真から選ぶ

個人で利用する分にはGoogle フォトでも十分ですが、ビジネスや教育機関でGoogle Workspaceを利用している場合、画像の保存場所は圧倒的に「Google ドライブ(共有ドライブを含む)」であることが多いはずです。

これまでは、Google ドライブに保存されている会社のロゴやイベントのバナー画像をフォームのヘッダーにしたい場合、「一度Google ドライブから自分のパソコンに画像をダウンロードし、それをGoogle フォームの画面から再度アップロードする」という、二度手間が発生していました。このちょっとした摩擦が、フォームをデザインする際のハードルとなっていたのです。

3. 新しく追加された3つの強力な選択肢

今回のアップデートにより、ヘッダー画像を選択する画面のタブが拡張され、新たに以下の3つの方法で画像を呼び出せるようになりました。

① Google ドライブからの直接選択

これが今回の最大の目玉機能です。自分のマイドライブや、チームで管理している共有ドライブの中に保存されている画像ファイルを、ダウンロードすることなく直接ヘッダー画像として選択できるようになりました。これにより、Google Workspace内でのシームレスなファイルのやり取りが実現します。

② Google 画像検索からの選択

フォームの作成画面から離れることなく、Googleの強力な画像検索エンジンを使って、テーマに合った画像を検索し、そのまま設定できるようになりました。イベントの雰囲気を伝えるフリー素材などを探す際に、別のブラウザタブを開く必要がなくなります。

③ URLによる直接指定

すでにウェブ上に公開されている画像がある場合、その画像のURL(アドレス)を貼り付けるだけでヘッダー画像として読み込むことができます。自社のウェブサイトで使用している素材をそのまま流用したい時などに非常に便利です。

4. 業務効率が上がる具体的なユースケース

画像の選択肢が広がったことで、日々のフォーム作成業務がどのように効率化されるのか、いくつかの具体的な活用シーンを見てみましょう。

広報・人事部門:ブランドが統一された社内向けフォームの作成

社内アンケートやコンプライアンスの確認テストを作成する際、広報部門がGoogle ドライブ(共有ドライブ)に保管している「公式の企業ロゴ」や「部署ごとのテーマ画像」を、各担当者が直接引き出してフォームのヘッダーに設定できます。事前のダウンロードが不要になるため、社内で作成されるすべてのフォームのブランドイメージを、手間なく統一することが可能になります。

マーケティング・イベント担当者:キャンペーンフォームの迅速な立ち上げ

新製品のキャンペーンやセミナーの申し込みフォームを作成する際、デザイナーがGoogle ドライブにアップロードしたばかりの「最新のイベントバナー」を、作成者がすぐにフォームに適用できます。URLでの指定も可能なため、自社のキャンペーンサイトで使用している画像をURLで直接指定し、ウェブサイトとフォームのデザインを素早く連動させることもできます。

学校・教育機関:授業用小テストのビジュアル強化

教職員が授業の小テストや課題をGoogle フォームで作成する際、「Google 画像検索」機能が役立ちます。例えば、歴史の小テストであれば関連する歴史的建造物の画像を、理科のテストであれば実験器具の画像を検索し、パッとヘッダーに設定できます。生徒の興味を惹きつける工夫が、画面を切り替えることなく数秒で完結します。

5. 利用方法と設定について

この便利な機能を利用するための特別な設定や準備は必要ありません。

システム管理者の皆様へ

本機能に関して、Google Workspaceの管理コンソール側で行う管理者設定(コントロール機能)は存在しません。機能が展開されると、対象となるすべてのユーザーが自動的に新しい画像の選択オプションを利用できるようになります。

エンドユーザー(フォーム作成者)の皆様へ

新しい機能を利用するには、Google フォームの作成画面右上にあるパレットのアイコン(テーマをカスタマイズ)をクリックし、「ヘッダー」の項目にある「画像を選択」をクリックします。
すると、画像選択のウィンドウが開き、上部のタブに新しく「Google ドライブ」や「URL」といった選択肢が追加されていることが確認できます。ここからお好きな方法で画像をインポートして、自分だけの魅力的なフォームを完成させてください。

6. 展開スケジュールと対象となるユーザー層

本機能は、以下のスケジュールで順次提供が開始されます。

ロールアウト(展開)のペース

お使いのドメインのリリース設定によって、機能が利用可能になるタイミングが異なります。

  • 即時リリース(Rapid Release)ドメイン: 2026年5月14日より段階的に展開が開始されています。(機能が完全に表示されるまで最大15日程度かかる場合があります)
  • 計画的リリース(Scheduled Release)ドメイン: 2026年6月1日より段階的に展開が開始されます。(機能が完全に表示されるまで最大15日程度かかる場合があります)

対象となるユーザー(エディション)

この機能の素晴らしい点は、特定の有料プランに限定されたものではないということです。
すべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様、Workspace Individualのサブスクライバー(個人事業主向け)、そして個人の無料Googleアカウントを利用しているすべてのユーザーが、等しくこの新しいヘッダー画像選択機能を利用することができます。

まとめ:小さな改善が、大きな「伝わりやすさ」を生む

Googleフォームのヘッダー画像設定機能の拡張は、派手なAI機能の発表などに比べると、非常に地味で小さなアップデートに見えるかもしれません。
しかし、ツールを日常的に使い込んでいるビジネスパーソンや教育関係者にとっては、こういう「かゆいところに手が届く」改善こそが、日々の業務ストレスを最も軽減してくれます。

Google ドライブ内の共有データに直接アクセスできるようになったことで、チーム間での素材のやり取りやブランドの統一は格段にスムーズになります。
機能がご自身のアカウントに反映されましたら、次にアンケートや申し込みフォームを作成する際は、ぜひGoogle ドライブやウェブ上から魅力的なヘッダー画像を探して設定してみてください。
ちょっとした画像の工夫が、フォームの回答率向上と、参加者へのより良いコミュニケーションに繋がるはずです。