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Google Meetハードウェア(Android版)でFigmaやMiroなどのホワイトボードアドオンが利用可能に!ハイブリッド会議がさらに進化

この記事は、https://workspaceupdates.googleblog.com/ にて2026年5月15日に公開された記事をもとに作成しています。

はじめに

オンライン会議と対面会議が混ざり合うハイブリッドワークが定着した現在、離れた場所にいるメンバー同士でいかにスムーズにアイデアを出し合うかが企業の課題となっています。
会議室に集まったメンバーはホワイトボードに書き込める一方で、オンラインの参加者はそれを見ているだけになってしまい、議論の熱量に温度差が生まれてしまうことはありませんか。
そんなハイブリッド会議の悩みを解決する、素晴らしいアップデートがGoogleから発表されました。
AndroidをベースとしたGoogle Meetハードウェアにおいて、サードパーティ製のホワイトボードアドオンが利用可能になったのです。
これにより、会議室のタッチスクリーンデバイスと、各自のパソコンやスマートフォンがシームレスに繋がり、場所を問わず全員がリアルタイムでひとつのホワイトボードに書き込めるようになります。
本記事では、この新しいアドオン連携がチームのコラボレーションをどう変えるのか、対応するツールや導入方法について、日本のGoogle Workspaceユーザーの皆様に向けて詳しく解説いたします。

1. ホワイトボード機能がもたらすハイブリッド会議の革新

企業において、新しいアイデアを生み出したり、複雑なプロジェクトの全体像を整理したりする際、自由に図形を描き、付箋を貼り付けられる「ホワイトボード」の存在は不可欠です。しかし、一部のメンバーが会議室にいて、他のメンバーが自宅や外出先からオンラインで参加している場合、物理的なホワイトボードを使うとオンライン側のメンバーは議論に参加しづらくなります。

Google Meetには、これまでもオンライン上で使えるホワイトボード機能が備わっていましたが、今回のアップデートはさらに一歩踏み込んだものです。「AndroidベースのGoogle Meetハードウェア」(例えば、タッチスクリーンを備えたオールインワン型の会議室用デバイスなど)が、外部の強力なサードパーティ製ホワイトボードアプリと直接連携できるようになったのです。

今後、タッチスクリーンを搭載したオールインワンデバイスがGoogle Meetの認定要件を満たして普及していくにつれ、会議室にいるメンバーは巨大なスクリーンを直接指や専用ペンでタッチしてアイデアを書き込み、リモートのメンバーは手元のパソコンから同じ画面に付箋を貼る、といった双方向のブレインストーミングが当たり前のように行えるようになります。

2. 利用可能になった3つの強力なホワイトボードツール

今回のアップデートでGoogle Meetハードウェアに対応したサードパーティ製のホワイトボードソフトウェアは、世界中のクリエイティブな現場で支持されている以下の3つの主要ツールです。

  • Figma(フィグマ):
    主にUI/UXデザインの分野で圧倒的なシェアを誇るFigmaですが、そのオンラインホワイトボード機能である「FigJam」は、エンジニアやデザイナーだけでなく、企画・マーケティング職の間でも広く活用されています。直感的な操作と豊富なスタンプ機能で、楽しく活発なアイデア出しをサポートします。
  • Lucidspark(ルシッドスパーク):
    フローチャートやシステム構成図の作成で有名なLucidが提供するホワイトボードツールです。自由なブレインストーミングから、論理的な図表作成への移行がスムーズに行えるため、複雑な業務プロセスの可視化やアジャイル開発のプランニング会議などに非常に適しています。
  • Miro(ミロ):
    日本企業でも導入が進んでいる、世界最大級のオンラインホワイトボードプラットフォームです。無数に広がるキャンバスと、会議の目的に合わせた数え切れないほどのテンプレートが用意されており、あらゆる業種のワークショップやプロジェクト管理のハブとして機能します。

すでに自社でこれらのツールのいずれかを導入している場合、新しく別のホワイトボードツールの使い方を覚える必要はありません。使い慣れた最高のツールを、そのままGoogle Meetの会議室ハードウェア上で展開できるのです。

3. デバイスの壁を越えるシームレスなコラボレーション

この機能の素晴らしい点は、会議室の専用ハードウェアを使っている人だけが恩恵を受けるわけではないということです。

会議室に設置されたAndroidベースのMeetハードウェアでホワイトボードセッションが開始されると、Webブラウザ(パソコン)やモバイルアプリ(スマートフォン、タブレット)からそのGoogle Meetの通話に参加している他のすべてのユーザーも、一緒にホワイトボードを開くことができます。
リモート参加のユーザーは、Google Workspace Marketplaceから対応するアドオンをインストールするだけで、会議室のスクリーンに表示されているのと同じホワイトボードを閲覧し、手元のデバイスからリアルタイムで文字を書き込んだり、図形を動かしたりといった相互操作(インタラクション)が可能になります。

これにより、「会議室にいる人たちが議論をリードし、オンラインの人は聞いているだけ」という従来のハイブリッド会議の弱点が克服され、どこにいても全員が対等にプロジェクトに参加できる「真のインクルーシブな会議」が実現します。

4. 利用開始のためのステップと設定方法

これらのアドオンをGoogle Meetハードウェアで利用するためには、システム管理者による事前の設定が必要です。

システム管理者(IT部門)の皆様へ

会議室のハードウェアでホワイトボード機能を利用できるようにするためには、管理者がGoogle Workspace Marketplaceから、使用したいアドオン(Figma、Lucidspark、Miroのいずれか、または複数)をインストールする必要があります。
これらのアドオンは、組織全体(ドメイン全体)にインストールすることも、会議室用デバイスが登録されている特定の組織部門(OU)にのみインストールすることも可能です。
なお、アドオン自体のインストールはMarketplaceから行えますが、各サードパーティソフトウェアを利用するための価格(ライセンス料金)や利用規約は各ベンダーの規定に従います。すでに社内で契約済みのライセンスがある場合は、それを活用できるかベンダーにご確認ください。Marketplaceアプリのインストール手順の詳細については、Googleのヘルプセンターをご参照ください。

エンドユーザー(会議参加者)の皆様へ

管理者がサードパーティ製アプリのインストールを許可している環境であれば、ユーザーは自身のパソコンやモバイル端末からGoogle Workspace Marketplaceにアクセスし、Figma、Lucidspark、Miroのアドオンをインストールすることができます。
アドオンをインストールしておけば、次回のオンライン会議で誰かがホワイトボードセッションを開始した際、スムーズに共同編集に参加できるようになります。

5. 展開スケジュールと対象となるユーザー層

本機能は、すでに利用可能な状態となっており、導入にあたっては以下の要件を満たす必要があります。

ロールアウト(展開)のペース

即時リリース(Rapid Release)ドメインおよび計画的リリース(Scheduled Release)ドメインの両方において、すでに提供が開始されており、設定を済ませればすぐにご利用いただけます。

利用可能なGoogle Workspaceエディション

この機能は、Google Meetハードウェアデバイスを導入しているすべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様が対象となります。
特定のGoogle Workspaceプラン(BusinessやEnterpriseなど)に限定されるものではありませんが、前提として会議室に「AndroidベースのGoogle Meetハードウェア(タッチスクリーン対応のデバイスなど)」が設置されている必要があります。

まとめ:創造的な議論を、あらゆる場所から

アイデアは、会話をしている最中や、誰かが描いた図解を見た瞬間にふと閃くものです。
しかし、オンライン会議の画面越しでは、その閃きを即座に形にして共有することが難しく、多くの創造的なアイデアが空中に消えてしまっていました。

今回、Google MeetのAndroidハードウェアがFigmaやMiroといった一流のホワイトボードツールに対応したことで、会議室のスクリーンは「全員でアイデアを描き出すための巨大なキャンバス」へと生まれ変わりました。
離れた場所にいるメンバーの手元のクリックが、即座に会議室の巨大スクリーンに反映される体験は、チームのコラボレーションを間違いなく次の次元へと引き上げます。

タッチスクリーン搭載のGoogle Meetハードウェアを導入されている企業様は、ぜひ管理コンソールからMarketplaceのアドオンをインストールし、全員参加型の熱気あふれるハイブリッド会議を実践してみてください。場所の制約を超えた、最高のチームワークが生まれるはずです。