生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

SurfsharkのCleanWebとAdGuardはどちらが優秀?併用時の注意点と最適な使い分け

VPNの広告ブロック機能とAdGuardのような専用アプリ、結局どちらを使えばいいのか迷っていませんか。

Surfshark VPNに搭載されているCleanWebは、VPN接続と同時に広告やトラッカーをブロックしてくれる便利な機能です。

一方で、AdGuardは広告ブロックに特化した専用アプリとして根強い人気があります。

「両方入れておけば最強なのでは?」と考える方も多いのですが、実はこの2つを同時に使うと予期しない不具合が起きることがあります。

読み終える頃には、自分の環境に合った広告ブロックの最適解がはっきり見えているはずです。

CleanWebとAdGuardは何が違うのか?仕組みから理解する

SurfsharkのCleanWeb 2.0とは

CleanWebは、Surfshark VPNに標準搭載されている広告・トラッカー・マルウェアブロック機能です。2023年にCleanWeb 2.0へアップデートされ、従来のDNSベースのブロックに加えて、ブラウザ拡張機能としてより細かなフィルタリングが可能になりました。

CleanWeb 2.0の動作は大きく2つに分かれます。VPNアプリ側のCleanWebはDNSレベルで広告配信ドメインへの接続そのものをブロックします。もう一つのブラウザ拡張機能版は、ページ内の広告要素をCSSやJavaScriptレベルで非表示にする仕組みです。DNSレベルのブロックとは、広告を配信しているサーバーへの通信自体を遮断する方法で、ページの読み込み速度向上にも効果があります。

Surfshark VPNの詳しい機能や導入方法については「【完全ガイド】Surfshark VPNとは?メリット・デメリットからお得な始め方まで徹底解説」で網羅的にまとめていますので、VPN自体の導入を検討中の方はあわせてご覧ください。

AdGuardとは

AdGuardは、広告ブロックに特化した専用アプリケーションです。Windows、Mac、Android、iOSなど主要なプラットフォームに対応しており、デバイス全体の通信をフィルタリングする仕組みを持っています。

AdGuardの特徴は、HTTPS通信の中身まで解析してフィルタリングできる点です。これはHTTPSフィルタリングと呼ばれ、暗号化された通信の中から広告要素を特定して除去します。この仕組みにより、DNSブロックだけでは防げない広告もブロックできます。

また、AdGuardはカスタムフィルターリストの追加や細かなルール設定が可能で、上級者にとっては自由度の高いツールです。無料版のブラウザ拡張機能と、有料のデスクトップ・モバイルアプリ版があり、有料版はローカルVPN(仮想的なVPN接続)を利用してデバイス全体の通信をフィルタリングします。

そもそもなぜ両方使いたくなるのか

VPNユーザーが広告ブロックを併用したくなる理由は明確です。CleanWebのDNSブロックだけではすり抜ける広告があるからです。特にYouTubeのプレロール広告やSNSのインフィード広告は、コンテンツと同じドメインから配信されることが多く、DNSブロックだけでは対処が難しいという現実があります。

一方で、AdGuard単体ではVPNとしてのプライバシー保護や地理的制限の回避はできません。そのため「Surfshark VPNでセキュリティを確保しつつ、AdGuardで広告を完全にブロックしたい」と考えるのは自然な発想です。しかし、この組み合わせには技術的な落とし穴があります。

CleanWebとAdGuardを併用すると何が起きるのか

VPN接続の競合問題

最も深刻な問題は、VPN接続の競合です。AdGuardのデスクトップ版やモバイルアプリ版は、デバイス全体の通信をフィルタリングするためにローカルVPNという仕組みを使用します。これはOSのVPN機能を利用するもので、Surfshark VPNと同時に動作させようとすると、どちらか一方の接続が切断されるか、通信が不安定になる場合があります。

特にAndroidでは、OSの仕様上、同時に1つのVPN接続しか許可されていません。そのため、Surfshark VPNとAdGuardアプリを同時にオンにすると、後から起動した方が優先され、先に接続していた方は自動的に切断されます。iOSでも同様の制限があります。

HTTPS通信の二重処理による不具合

デスクトップ環境(WindowsやMac)では、両方が同時に動作できるケースもありますが、別の問題が発生します。SurfsharkのCleanWebとAdGuardの両方がHTTPS通信を処理しようとすると、証明書エラーが発生したり、一部のWebサイトが正常に表示されなくなることがあります。

これは、通信の暗号化と復号を2つのソフトウェアが独立して行おうとするために起きる現象です。オンラインバンキングや決済ページなど、セキュリティが厳格なサイトで特に問題が顕在化しやすく、最悪の場合ログインできなくなるケースも報告されています。

広告ブロックの過剰フィルタリング

技術的な不具合以外にも、実用上の問題があります。2つのフィルターが同時に動作すると、本来ブロックすべきでない要素まで非表示にしてしまうことがあります。ログインボタンが反応しない、画像が読み込まれない、フォームが送信できないなど、Webサイトの正常な利用を妨げるケースが実際に起こり得ます。

こうした問題が発生したとき、CleanWebとAdGuardのどちらが原因なのか切り分けるのも手間がかかります。トラブルシューティングの複雑さという点でも、安易な併用はおすすめできません。

最適な使い分け方法を環境別に解説

パターン1:Surfshark CleanWebだけで十分なケース

以下に該当する方は、CleanWebだけで広告ブロックの目的を十分に達成できます。

  • 主にWebブラウジングやニュースサイトの閲覧が中心
  • VPN接続の安定性を最優先したい
  • 追加の広告ブロックアプリに課金したくない
  • 設定をシンプルに保ちたい

CleanWebはSurfshark VPNのサブスクリプションに含まれているため、追加費用がかかりません。DNSレベルのブロックで大半の広告やトラッカーは遮断されるので、一般的な利用には十分な性能です。VPNアプリの設定画面からCleanWebをオンにするだけで有効化でき、ブラウザ拡張機能版を併用すればさらにブロック精度が上がります。

Surfshark VPNの公式サイトからCleanWeb 2.0の詳細を確認できます。

パターン2:AdGuardブラウザ拡張機能との併用(推奨)

CleanWebだけではブロックしきれない広告に悩んでいる場合、AdGuardのブラウザ拡張機能(無料)との併用が最も安全な選択肢です。

ブラウザ拡張機能版のAdGuardは、ローカルVPNを使用しないため、Surfshark VPNとの接続競合が発生しません。ブラウザ内の通信だけをフィルタリングするので、VPNの通信経路に干渉することもありません。

設定のポイントは以下の通りです。

  • Surfshark VPNアプリのCleanWebをオンにする
  • AdGuardブラウザ拡張機能をインストールする
  • AdGuardの設定で「Surfshark CleanWeb拡張機能」と競合するフィルターリストが重複していないか確認する
  • 問題が起きたサイトは、どちらか一方のホワイトリストに追加して対処する

この組み合わせなら、DNSレベルのブロック(CleanWeb)とページ要素レベルのブロック(AdGuard拡張機能)が補完的に機能し、高いブロック率を実現できます。

パターン3:AdGuardアプリ版を使いたい場合の設定

AdGuardのデスクトップアプリ版やモバイルアプリ版を使いたい場合は、機能の役割分担を明確にする必要があります。

Windowsの場合は、以下の手順で共存が可能です。

  • Surfshark VPNアプリのCleanWeb機能をオフにする
  • AdGuardデスクトップアプリの広告ブロック機能をオンにする
  • AdGuardの設定で「HTTPS フィルタリング」を有効にする際は、Surfshark VPN経由の通信が正常に処理されることを確認する
  • 不具合が出た場合は、AdGuardのHTTPSフィルタリングの除外リストにSurfshark関連のプロセスを追加する

Androidの場合は、同時にVPNを使えないOS制限があるため、AdGuardアプリ版とSurfshark VPNの完全な併用はできません。代替策として、AdGuard DNSをSurfshark VPNのカスタムDNS設定に手動で入力する方法があります。これにより、VPN接続はSurfsharkが担い、DNSの広告フィルタリングはAdGuardが担当するという役割分担が実現します。

よくある失敗と回避方法

実際にありがちなミスとして、以下のパターンを把握しておきましょう。

  • CleanWebとAdGuardアプリの両方をオンにしたまま「ネットが遅い」と悩む → まず片方をオフにして原因を切り分ける
  • 特定のサイトが表示されないときに、VPNの問題だと誤認する → 広告ブロッカーを一時停止してから確認する
  • AdGuardの有料版を購入したのに、ブラウザ拡張機能版で十分だった → まず無料の拡張機能版で不足を感じるか試す
  • 両方のフィルターリストを最大にして、正常なサイト表示が壊れる → フィルターリストは必要最小限に絞る

CleanWeb vs AdGuard:性能と使い勝手の比較

以下に、両者の特徴を整理します。

広告ブロック精度

AdGuardは広告ブロック専用に開発されているだけあり、フィルターの精度と更新頻度はCleanWebを上回ります。特にページ内に埋め込まれた広告や、JavaScriptで動的に生成される広告への対応力に優れています。一方、CleanWebはDNSベースのため、広告配信元のドメインが変更された場合の追従速度に差が出る場面があります。

動作の軽さとバッテリー消費

CleanWebはVPN接続のついでにDNSブロックを行うため、追加の処理負荷はほぼゼロです。AdGuardアプリ版は独自のフィルタリングエンジンを常時稼働させるため、特にモバイル環境ではバッテリー消費が若干増えます。ブラウザ拡張機能版のAdGuardは影響が限定的です。

対応範囲

CleanWebのVPNアプリ版はデバイス全体の通信を対象としますが、AdGuardブラウザ拡張機能版はブラウザ内のみが対象です。アプリ内広告のブロックまで求める場合は、CleanWebまたはAdGuardアプリ版が必要です。

どんな人にどちらがおすすめか

  • 手軽さ重視、VPNと一括管理したい → CleanWeb(Surfshark VPN利用者なら追加費用なし)
  • 広告ブロックの精度を最大化したい → AdGuardブラウザ拡張機能+CleanWeb併用
  • アプリ内広告もブロックしたいPC利用者 → AdGuardデスクトップアプリ(CleanWebはオフ)
  • Android/iOSでVPNも広告ブロックも使いたい → Surfshark VPN+CleanWebオン+AdGuard DNSをカスタム設定

まとめ:自分に合った広告ブロック環境を構築しよう

SurfsharkのCleanWebとAdGuardは、それぞれ異なるアプローチで広告をブロックする優れたツールです。しかし、安易に併用すると接続の競合やサイト表示の不具合を引き起こすリスクがあります。

ポイントを整理すると、以下の3点に集約されます。

  • VPNとの接続競合を避けるなら、AdGuardはアプリ版ではなくブラウザ拡張機能版を選ぶ
  • AdGuardアプリ版を使う場合はCleanWebをオフにし、役割を明確に分ける
  • モバイル環境では、Surfshark VPNのカスタムDNS設定にAdGuard DNSを指定するのが最も安定する

まだSurfshark VPNを導入していない方は、「【完全ガイド】Surfshark VPNとは?メリット・デメリットからお得な始め方まで徹底解説」を参考に、まずVPN環境を整えるところから始めてみてください。CleanWeb 2.0は追加費用なしで利用できるので、まずはこれだけで様子を見て、不足を感じたらAdGuardブラウザ拡張機能を追加するのが最もスムーズな流れです。

Surfshark VPNの公式サイトで最新のプランを確認する