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Misocaで合算請求書を作る手順!複数案件を1枚にまとめる方法

フリーランスや個人事業主として活動していると、月末の請求業務に追われることはありませんか。
特に、同じクライアントから複数の案件を請け負っている場合、案件ごとに請求書を作成するのは手間がかかりますよね。
「請求書が何枚にもなってしまい、管理が大変…」
「クライアントに送るのも、入金確認をするのも面倒…」
そんな悩みを抱えているあなたにこそ、ぜひ知ってほしいのがクラウド請求書作成サービス「Misoca(ミソカ)」の合算請求書機能です。
この機能を使えば、複数の案件をスマートに1枚の請求書にまとめることができ、あなたと取引先の両方の手間を大幅に削減できます。
この記事では、2025年12月時点の情報に基づき、Misocaで合算請求書を作成する具体的な手順から、そのメリット、さらには業務効率を格段に上げるための活用術まで、詳しく解説していきます。
請求業務のストレスから解放され、もっと創造的な仕事に時間を使いたい方は、ぜひ最後までお読みください。

Misocaの合算請求書とは?基本とメリットを理解しよう

まずは、「合算請求書」そのものの基本と、Misocaでそれを作成することのメリットについて理解を深めましょう。この機能を正しく理解することが、業務効率化への第一歩となります。

合算請求書の定義と3つのメリット

合算請求書とは、特定の期間内(例えば1ヶ月間)に発生した複数の取引(納品した案件)を、1枚の請求書にまとめて発行するものです。案件ごとに請求書を発行するのではなく、まとめて請求することで、以下のようなメリットが生まれます。

  • メリット1:取引先の手間を削減できる
    取引先の経理担当者にとって、請求書1枚ごとに承認プロセスや振込作業を行うのは負担です。請求書が1枚にまとまることで、振込手数料が1回分で済むだけでなく、経理処理の手間も軽減されます。こうした細やかな配慮が、取引先からの信頼度アップにつながることも少なくありません。
  • メリット2:自社の請求・管理業務が楽になる
    請求書を発行する側にとっても、作成・送付の手間が1回で済みます。さらに重要なのが入金確認です。複数の請求書があると、どの案件の入金なのかを一つひとつ確認する必要がありますが、合算請求書ならその必要がありません。入金管理がシンプルになり、消込作業も格段に楽になります。
  • メリット3:手作業によるミスを防げる
    複数の請求書の内容をExcelなどで手作業で合算しようとすると、計算ミスや転記ミスが発生するリスクが常に伴います。Misocaの合算請求機能を使えば、システムが自動で計算してくれるため、ヒューマンエラーの心配なく、正確な請求書をスピーディに作成できます。

どんな時に合算請求書が役立つのか?

合算請求書は、特に以下のようなシーンでその真価を発揮します。

  • 定常的に取引があるクライアント
    Webサイトの保守・運用や、月次のコンサルティング契約など、毎月継続的に業務が発生する場合、1ヶ月分の作業をまとめて請求するのに最適です。
  • 短期間に複数の小規模案件を納品した場合
    例えば、1ヶ月の間に記事作成を3本、バナー制作を2本といった形で納品した場合、これらを1枚の請求書にまとめることで、双方の管理が非常にスムーズになります。
  • 追加発注が頻繁に発生するプロジェクト
    開発プロジェクトなどで、途中で仕様変更や追加タスクが頻繁に発生することがあります。その都度請求書を発行するのではなく、月末にまとめて請求するルールにしておけば、柔軟に対応できます。

このように、Misocaの合算請求機能は、フリーランスや小規模事業者の多様な働き方にフィットする、非常に強力なツールなのです。

【手順解説】Misocaで合算請求書を作成する具体的な方法

それでは、実際にMisocaを使って合算請求書を作成する手順を具体的に見ていきましょう。Misocaのインターフェースは非常に直感的で、数ステップで簡単に作成できます。

ステップ1:請求書作成画面から「合算請求書」を選択

Misocaにログイン後、まずは通常の請求書を作成する時と同じように、画面上部のメニューから「請求書」を選択し、「請求書を新しく作る」ボタンをクリックします。すると、作成方法の選択肢が表示されますので、ここで「合算請求書」を選びます。ここが合算請求書作成のスタート地点です。

ステップ2:合算したい請求書・納品書を選択する

次に、どの取引を合算するかを選択する画面に移ります。

  1. まず、「請求先」のプルダウンメニューから、合算請求書を送りたいクライアントを選択します。
  2. クライアントを選択すると、そのクライアント宛に作成された「未請求の納品書」や「合算可能な請求書」が自動的に一覧で表示されます。
  3. 一覧の中から、今回まとめて請求したい案件のチェックボックスにチェックを入れていきます。

このステップのポイントは、事前に案件ごとに「納品書」を作成しておくことです。案件が完了するたびにMisocaで納品書を発行しておけば、月末にこの画面で対象の納品書にチェックを入れるだけで、漏れなく正確に合算請求書が作成できます。このフローを習慣化するのが、最も効率的な使い方と言えるでしょう。

ステップ3:内容を確認し、請求書を発行・送付する

合算したい案件を選択して「作成」ボタンを押すと、自動的に1枚にまとめられた請求書のプレビュー画面が表示されます。

  • 品目・金額の確認:選択した納品書や請求書の品目が明細として自動的に記載され、小計、消費税、合計金額が計算されています。内容に間違いがないか最終確認しましょう。
  • 備考欄の活用:必要に応じて、備考欄に各案件の補足情報や、振込期限などを記載すると、より丁寧な請求書になります。
  • 発行方法の選択:内容に問題がなければ、あとは発行するだけです。「メールで送る」「郵送する」「PDFをダウンロードする」など、Misocaなら多彩な送付方法がワンクリックで選べます。特に、1通160円(税抜)から利用できる郵送代行サービスは、印刷・封入・投函の手間を完全に無くしてくれるため、非常に人気のある機能です。

たったこれだけのステップで、プロフェッショナルな見た目の合算請求書が完成します。手作業で作成していた時間と労力を考えれば、その効率化の効果は絶大です。

Misocaで合算請求書を使いこなすための注意点と活用術

Misocaの合算請求書は非常に便利な機能ですが、よりスムーズに、そして効果的に活用するためには、いくつかの注意点と応用テクニックを知っておくと良いでしょう。

注意点1:事前に取引先の了承を得ておく

合算請求書を送る前に、必ず取引先にその形式で問題ないか確認を取りましょう。企業によっては、プロジェクトごとや発注書ごとに請求書が必要な経理フローを採用している場合があります。

「いつもお世話になっております。来月より、請求業務の効率化のため、月間のご発注分をまとめて月末にご請求させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

このように事前に一言伝えておくだけで、後のトラブルを防ぎ、スムーズな取引関係を維持できます。多くの場合、取引先にとってもメリットがあるため、快く承諾してくれるはずです。

注意点2:合算する期間のルールを明確にする

いつからいつまでの取引を合算するのか、その「締め日」を明確にしておくことが重要です。「毎月20日締め、翌月末払い」のように、取引先と請求のサイクルについて共通認識を持っておきましょう。このルールをMisocaの請求書テンプレートの備考欄に記載しておくのも有効です。また、源泉徴収税の計算が必要な場合は、合算後の金額に対して正しく計算されているか、発行前に必ず確認してください。

活用術:納品書とセットで運用し、業務フローを確立する

前述の通り、合算請求機能を最大限に活用する秘訣は「納品書ベースの運用」です。

  1. 案件が完了するたびに、Misocaで「納品書」を発行し、クライアントに送付する。
  2. 月末になったら、「合算請求書」作成画面で、その月に発行した未請求の納品書をすべて選択する。
  3. 自動生成された請求書の内容を確認し、発行する。

このフローを確立することで、「どの案件を請求したか忘れる」といった請求漏れのリスクを根本から無くすことができます。納品書が作業完了の証跡となり、請求書がその対価を求める書類となる、明確で美しい業務フローが完成します。

Misocaは請求業務全体を効率化するパートナー

合算請求書の作成は、Misocaが提供する数多くの便利な機能の一つに過ぎません。Misocaを導入するということは、請求業務そのものを、よりスマートで効率的なものへと変革することを意味します。

請求書だけじゃない!見積書から納品書まで一元管理

Misocaを使えば、見積書、納品書、請求書という一連の帳票を、すべて同じプラットフォーム上で作成・管理できます。例えば、作成した見積書をワンクリックで納品書や請求書に変換できるため、同じ内容を何度も入力する手間がありません。案件のステータス(見積提出済、受注、納品済、請求済、入金済)も一覧で可視化されるため、ビジネス全体の流れを俯瞰的に把握できます。

確定申告が劇的に楽になる!会計ソフトとの強力な連携

Misocaの最大の強みの一つが、会計ソフトとの連携機能です。特に同じ弥生シリーズである「弥生会計」や「やよいの青色申告 オンライン」、そして「freee会計」などと連携させることで、Misocaで作成した請求書のデータが自動で会計ソフトに取り込まれ、売掛金の仕訳が自動で作成されます。これにより、確定申告の際の面倒な入力作業が大幅に削減され、経理業務にかかる時間を劇的に短縮できます。

Misocaがどのようにあなたのビジネス全体をサポートしてくれるのか、その全貌やプラン選びに興味がある方は、ぜひ以下の総合ガイドもご覧ください。あなたに最適な活用法がきっと見つかります。

【Misoca(ミソカ)完全ガイド】請求書・見積書・納品書作成の悩みを解決し、業務効率を劇的にアップする方法

まとめ:Misocaの合算請求書で、請求業務を次のステージへ

この記事では、Misoca(ミソカ)を使って複数の案件を1枚の請求書にまとめる「合算請求書」の作成手順と、そのメリットや活用術について解説しました。

本記事のポイント:

  • Misocaの合算請求書は、複数の取引を1枚にまとめ、自社と取引先の両方の手間を削減する機能。
  • 事前に案件ごとの納品書を作成しておくことで、請求漏れなくスムーズに合算請求書を作成できる。
  • 利用する際は、事前に取引先の了承を得て、締め日のルールを明確にしておくことが大切。
  • Misocaは会計ソフトとの連携で、請求業務から確定申告まで、バックオフィス業務全体を効率化する。

請求書作成は、事業を行う上で不可欠ですが、それに多くの時間を費やすのは非常にもったいないことです。Misocaの合算請求機能をはじめとする様々なツールを使いこなすことで、あなたはもっと価値のある創造的な活動に集中できるようになります。

Misocaには、月5通まで無料で請求書を作成できるプランもあります。まずはその使いやすさを体感してみるのが一番です。以下の公式サイトから登録し、さっそく次の請求書から業務効率化を始めてみませんか?

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