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クラウドワークスやランサーズの報酬をマネーフォワードで管理する方法!手数料の自動仕訳テクニック

クラウドワークスやランサーズでのフリーランス活動、順調ですか?

たくさんの案件をこなす中で、毎月の報酬管理が悩みの種になっていませんか。

特に、プラットフォームごとに異なるシステム手数料や、案件によって有無が変わる源泉徴収税。

これらの計算を手作業で帳簿につけるのは、本当に骨が折れる作業ですよね。

「報酬総額と振込額が合わない…」「この差額ってどうやって仕訳すればいいの?」そんな声が聞こえてきそうです。

実は、その面倒な作業、会計ソフトを使えば劇的に効率化できることをご存知でしょうか。

この記事では、多くのフリーランスに支持されている「マネーフォワード クラウド確定申告」を使い、クラウドワークスやランサーズの報酬と手数料を賢く管理し、自動で仕訳するテクニックを具体的に解説します。

確定申告の準備にかかる時間を大幅に短縮し、あなたが本当に集中すべきクリエイティブな仕事に時間を使えるようになりますよ。

なぜクラウドワークスやランサーズの報酬管理は複雑なのか?

フリーランスとしてクラウドソーシングサイトを活用するのは当たり前の時代になりました。しかし、その便利さの裏側で、多くの人が経理処理の複雑さに頭を悩ませています。なぜ、クラウドワークスやランサーズの報酬管理はこれほどまでに面倒なのでしょうか。その原因は、主に3つのポイントに集約されます。

原因1:案件ごとに異なる報酬と入金タイミング

フリーランスの収入は、単一の会社から毎月決まった額が振り込まれるわけではありません。特にクラウドソーシングサイトを利用している場合、複数のクライアントから、それぞれ異なるタイミングで報酬が支払われます。A社からの入金は月末、B社からの入金は翌月15日、といった具合です。
これをExcelやスプレッドシートで管理しようとすると、入金漏れがないか、どの案件の報酬がいつ入金されたのかを一件ずつ突き合わせる必要があり、非常に手間がかかります。案件数が多くなればなるほど、その管理は煩雑を極め、ミスも発生しやすくなるでしょう。

原因2:見えにくい「システム手数料」の壁

報酬管理をさらに複雑にしているのが、プラットフォームに支払う「システム手数料」の存在です。例えば、クラウドワークスでは契約金額に応じて手数料率が変動します(2025年12月時点)。ランサーズも同様に手数料が設定されています。
クライアントから提示された報酬額が10,000円でも、そこからシステム手数料が引かれるため、実際にあなたの銀行口座に振り込まれる金額はそれよりも少なくなります。この「報酬総額」と「手取り額(振込額)」の差額である手数料を、経費として正しく「支払手数料」などの勘定科目で計上しなければ、正確な利益計算ができません。
多くの初心者が「振込額=売上」としてしまいがちですが、これは税務上正しくありません。正しくは「報酬総額=売上」であり、手数料は「経費」なのです。この区別を毎回手動で計算し、仕訳を行うのは非常に面倒な作業です。

原因3:仕訳をさらに複雑にする「源泉徴収税」

デザインや執筆などの特定の業務では、クライアントが報酬から所得税を天引きして国に納める「源泉徴収」が行われることがあります。源泉徴収されるかどうかはクライアントの方針や契約内容によるため、案件ごとに確認が必要です。
源泉徴収された場合、報酬から「システム手数料」と「源泉徴収税」の両方が引かれることになり、仕訳はさらに複雑化します。

(例)報酬10,000円、手数料1,000円、源泉徴D徴収税1,021円の場合、手取りは7,979円。

この場合、売上は10,000円、経費は1,000円、そして先に納税した税金(仮払税金)が1,021円となります。これを正確に帳簿に記録するのは、経理に慣れていない方にとっては大きな負担です。これらの複雑な要素が絡み合うことで、クラウドソーシングの報酬管理は時間と労力を奪う厄介なタスクとなってしまうのです。

マネーフォワード クラウドで報酬管理を自動化する具体的なステップ

手作業では限界がある複雑な報酬管理も、「マネーフォワード クラウド確定申告」を導入すれば、驚くほど簡単に、そして自動化することが可能です。ここでは、具体的な設定方法を3つのステップに分けて解説します。この設定さえ乗り越えれば、未来の経理業務が劇的に楽になりますよ。

ステップ1:基本のキ!銀行口座とクレジットカードの連携

マネーフォワード クラウドの最も強力な機能は、銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動で取得してくれる点にあります。まずは、あなたがクラウドソーシングの報酬を受け取っている銀行口座を連携させましょう。

  1. マネーフォワード クラウドにログインし、「データ連携」>「新規登録」へ進みます。
  2. 利用している金融機関を検索し、画面の指示に従ってIDやパスワードを入力して連携を完了させます。

これだけで、クラウドワークスやランサーズからの入金履歴が自動でマネーフォワードに取り込まれるようになります。もう通帳を見ながら一行ずつ手入力する必要はありません。この「自動取得」が、全ての自動化の第一歩です。

ステップ2:「自動で仕訳ルール」を作成して売上を登録

次に、取り込まれた入金明細が「何の収入なのか」をマネーフォワードに学習させます。これは「自動で仕訳」ルールの作成という機能で行います。

  • クラウドワークスからの入金明細には、多くの場合「クラウドワークス」のような摘要が含まれています。
  • この摘要を持つ入金があった際に、勘定科目を「売上高」として登録するルールを作成します。
  • 一度このルールを設定すれば、次回以降、マネーフォワードは自動的に「クラウドワークスからの入金だ!これは売上だな」と判断し、仕訳候補を提案してくれます。あなたはそれを確認してクリックするだけ。ランサーズや他のプラットフォームについても同様にルールを作成しましょう。

これだけでも大幅な効率化ですが、まだ「手数料」の問題が残っています。次のステップが、この記事の核心です。

ステップ3:【最重要】手数料も自動で登録する複合仕訳テクニック

振込額と報酬総額の差額である「支払手数料」をどう処理するかが、最も頭を悩ませるポイントです。これもマネーフォワードの機能を活用すれば、スマートに解決できます。

ここでは「振替伝票入力」を使い、パターンを登録しておく方法がおすすめです。

例えば、報酬総額が22,000円(税込)、システム手数料が4,840円(税込)、振込額が17,160円だったケースを考えてみましょう。この取引は、実際には以下の3つの要素で構成されています。

  1. 売上: 報酬総額である22,000円
  2. 手数料: 経費である4,840円
  3. 入金: 実際に振り込まれた17,160円

この一連の流れを「振替伝票入力」で一度に仕訳します。

<振替伝票入力の例>

借方勘定科目借方金額貸方勘定科目貸方金額摘要
普通預金17,160売上高22,000クラウドワークス報酬 案件A
支払手数料4,840クラウドワークス手数料

この入力形式を「仕訳テンプレート」として登録しておけば、次回からはテンプレートを呼び出し、金額を修正するだけで済みます。源泉徴収がある場合は、借方に「事業主貸」または「仮払税金」の行を追加するだけで対応可能です。
これにより、報酬総額で売上を計上し、同時に手数料を経費として計上するという、正確な経理処理が簡単に行えるようになります。

マネーフォワード クラウド導入のメリットと注意点

ここまでのステップで、マネーフォワード クラウドがいかに強力なツールか感じていただけたかと思います。最後に、導入によって得られる具体的なメリットと、知っておくべき注意点をまとめました。

メリット1:経理時間の大幅短縮で本業に100%集中できる

最大のメリットは、何と言っても「時間の創出」です。これまで毎月数時間かかっていた経理作業が、月数十分に短縮されることも珍しくありません。銀行口座連携と仕訳ルールの自動化により、日々の記帳はほぼクリックのみで完了します。
こうして生まれた時間を、あなたは本来のクリエイティブな仕事や、新しいスキルを学ぶための自己投資、あるいは家族と過ごす大切な時間にあてることができます。面倒な雑務から解放されるインパクトは、想像以上に大きいものです。

メリット2:確定申告が驚くほど簡単になる

日々の仕訳が正確に記録されていれば、年に一度の確定申告はもはや恐れるに足りません。マネーフォワード クラウドでは、確定申告書Bや青色申告決算書などの必要書類を、画面の質問に答えていくだけで自動作成してくれます。
完成した申告書は、e-Tax(電子申告)にも対応しているため、税務署に行列することなく、自宅からオンラインで提出が完了します。「確定申告のために3日間徹夜した…」なんて悪夢とは無縁になるのです。

導入前に知っておきたい注意点と解決策

もちろん、導入にあたってはいくつか知っておくべき点もあります。まず、どの料金プランを選ぶかです。個人事業主であれば、基本的な機能が揃った「パーソナルプラン」で十分なケースがほとんどです。
また、最初の金融機関連携や自動仕訳ルールの設定には、少しだけ時間と手間がかかります。しかし、これは未来の自分への最高の投資です。一度設定を終えれば、あとは半自動で経理が進んでいく快適さを体験できるでしょう。

「自分に合ったプランがわからない」「もっと詳しい機能や料金、他のユーザーの評判も知りたい」という方は、ぜひ以下のガイド記事を参考にしてください。マネーフォワード クラウド確定申告の全てを網羅的に解説しており、あなたの疑問や不安を解消する手助けとなるはずです。
【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説

まとめ:面倒な報酬管理から解放され、フリーランスとして次のステージへ

本記事では、クラウドワークスやランサーズを利用するフリーランスが直面する複雑な報酬管理を、「マネーフォワード クラウド確定申告」を使って効率化・自動化する具体的なテクニックを解説しました。

銀行口座を連携し、一度「自動で仕訳ルール」と「仕訳テンプレート」を設定してしまえば、日々の記帳作業は劇的に楽になります。特に、報酬総額と手取り額の差額である手数料を正確に仕訳するプロセスを自動化できるインパクトは絶大です。

これにより、あなたは経理作業のストレスから解放されるだけでなく、年に一度の確定申告もスムーズに終えることができます。創出された時間と心の余裕を、ぜひあなたの事業をさらに成長させるための活動に役立ててください。

マネーフォワード クラウド確定申告には、すべての機能を1ヶ月間無料で試せるトライアル期間が用意されています。まずはその便利さを、あなた自身の手で体験してみてはいかがでしょうか。新しい働き方への第一歩を、ここから踏み出してみましょう。

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