出張や旅行の際、空港での待ち時間を快適に過ごせる「プライオリティ・パス」。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナビジネスアメックス)を所有する大きな魅力の一つですよね。
しかし、家族や会社の同僚といった「同伴者」と一緒にラウンジを利用したいと思ったとき、「料金はいくらかかるの?」「そもそも利用できるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
特に、社員のために追加カードを発行している場合、そのカードでラウンジが使えるのかは気になるところです。
この記事では、2026年3月時点の情報に基づき、セゾンプラチナビジネスアメックスでプライオリティ・パスを利用する際の同伴者料金や、家族・社員とラウンジを賢く使うための具体的な方法、注意点を徹底的に解説します。
せっかくのプラチナカード特典を最大限に活用し、ワンランク上の快適な旅を実現しましょう。
セゾンプラチナビジネスアメックス付帯プライオリティ・パスの基本
まず、基本からおさらいしましょう。セゾンプラチナビジネスアメックスに付帯するプライオリティ・パスは、数あるクレジットカードの中でも非常に価値の高い特典です。
無料で最高ランク「プレステージ会員」に
セゾンプラチナビジネスアメックスの会員は、プライオリティ・パスの3つの会員ランクのうち、最上位である「プレステージ会員」に無料で登録できます。通常、このプレステージ会員になるには年会費469米ドル(2026年3月時点の為替レートで約7万円)が必要です。これが無料になるだけで、カードの年会費33,000円(税込)の元が取れてしまうほど強力な特典です。
プレステージ会員は、世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジを利用回数無制限で使えるのが最大の特徴です。フライト前の時間を、喧騒から離れた静かな空間で、フリードリンクや軽食を楽しみながら過ごすことができます。
ただし、この特典はカードが届けば自動で使えるわけではありません。カード到着後に、会員専用サイト「Netアンサー」から別途プライオリティ・パスの申し込み手続きが必要なので注意しましょう。申し込みからカード到着まで10日前後かかりますので、旅行の予定がある方は早めに手続きを済ませておくのがおすすめです。
同伴者の基本料金は「35米ドル」
ここからが本題です。プライオリティ・パスのルールでは、会員本人以外の人がラウンジを利用する場合、「同伴者」として扱われ、料金が発生します。2026年3月時点での同伴者料金は、1名あたり35米ドルです。
この料金は、利用するラウンジや国によって異なることはなく、世界共通です。セゾンプラチナビジネスアメックスの場合も例外ではなく、本会員が誰かを同伴してラウンジに入室する際には、この35米ドルが必要になります。料金はラウンジの受付で支払うのではなく、後日クレジットカードの利用料金と一緒に請求される仕組みです。
「無料で使えるのはカード会員本人のみ」という点をしっかり覚えておきましょう。
【ケース別】家族・社員との同伴利用と料金体系
それでは、具体的なケースに分けて、同伴者利用の可否と料金について詳しく見ていきましょう。「家族との旅行」や「社員との出張」など、様々なシーンを想定して解説します。
ケース1:家族(配偶者や子供)と利用する場合
家族旅行で空港ラウンジを使いたいと考える方は多いでしょう。例えば、会員本人、配偶者、子供1人の合計3人でラウンジを利用したい場合、どうなるでしょうか。
この場合、会員本人は無料ですが、配偶者と子供の2名が同伴者扱いとなります。したがって、料金は以下のようになります。
- 会員本人:無料
- 配偶者(同伴者1):35米ドル
- 子供(同伴者2):35米ドル
- 合計:70米ドル
子供の料金については、ラウンジによって規定が異なります。「2歳未満は無料」「6歳未満は無料」など、無料で利用できる年齢が設定されている場合も多いです。利用前にプライオリティ・パスの公式サイトやアプリで、対象ラウンジのポリシーを確認しておくと安心です。
また、セゾンプラチナビジネスアメックスは家族カードの発行ができません。代わりに発行できる「追加カード」を配偶者が持っていたとしても、後述の通り状況は変わりません。
ケース2:社員(追加カード会員)と利用する場合
ビジネスシーンで最も気になるのが、社員と出張するケースです。セゾンプラチナビジネスアメックスでは、1枚あたり年会費3,300円(税込)で最大9枚まで追加カードを発行できます。では、この追加カードを持つ社員は、プライオリティ・パスを無料で使えるのでしょうか。
結論から言うと、追加カード会員はプライオリティ・パスを無料で発行することはできません。
プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録できるのは、あくまで本カード会員のみです。したがって、追加カードを持つ社員がラウンジを利用したい場合は、本カード会員の「同伴者」として入室することになります。
例えば、本会員である社長と、追加カードを持つ社員1名で出張する場合の料金は以下の通りです。
- 本会員(社長):無料
- 追加カードを持つ社員(同伴者):35米ドル
- 合計:35米ドル
この35米ドルの料金は、本会員のカードに請求されます。追加カードを持つ社員自身に請求されるわけではないので、経費精算の際には注意が必要です。「追加カードがあればラウンジも無料」と勘違いしやすいため、社員にカードを渡す際には、このルールを明確に伝えておくことがトラブル防止につながります。
同伴者料金を節約するための代替案と賢い使い方
毎回35米ドルの同伴者料金を支払うのは、少し負担に感じるかもしれません。ここでは、同伴者料金を節約するためのいくつかの代替案や、セゾンプラチナビジネスアメックスならではの賢い使い方をご紹介します。
代替案1:同伴者もプライオリティ・パスを持つ
最も確実な方法は、同伴者自身がプライオリティ・パス会員になることです。もし配偶者や出張が多い社員がいるなら、その方名義でプライオリティ・パスが付帯する別のクレジットカードを検討するのも一つの手です。
例えば、年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格が付帯することで知られています。セゾンプラチナビジネスアメックスの追加カード年会費(3,300円)+数回の同伴者料金を支払うことを考えれば、こちらのほうが結果的に安くなる可能性があります。
頻繁に一緒に旅行や出張に行く相手がいる場合は、こうしたカード戦略も視野に入れてみましょう。
代替案2:国内線の場合は「国内空港ラウンジ」を利用する
プライオリティ・パスは海外のラウンジに強い一方、国内線の利用がメインの場合は、必ずしもプライオリティ・パスにこだわる必要はありません。
セゾンプラチナビジネスアメックスは、プライオリティ・パスとは別に、国内の主要空港ラウンジを無料で利用できる特典も付帯しています。こちらは本カード会員だけでなく、追加カード会員も無料で利用可能です。
ただし、こちらも同伴者は有料となります。料金はラウンジによって異なり、1名あたり1,000円~2,000円程度が相場です。プライオリティ・パスの同伴者料金(35米ドル=約5,000円以上)と比較すると、かなり安く抑えることができます。国内での移動の際は、こちらの利用を検討するのが賢明です。
代替案3:レストラン特典をうまく活用する
セゾンプラチナビジネスアメックスに付帯するプライオリティ・パスの大きな強みは、他社の提携カードでは利用が制限されがちな空港内の提携レストランで割引が受けられる点です(通常30米ドル程度の割引)。
ラウンジでの軽食では物足りない場合や、しっかりとした食事をとりたい場合には、このレストラン特典が非常に役立ちます。同伴者も一緒に利用する場合、同伴者分の割引は適用されませんが、本会員の割引分で食事代の一部をカバーできます。
例えば、2人で60米ドルの食事をした場合、本会員の割引(仮に30米ドル)が適用されれば、支払いは実質30米ドルで済みます。これは、ラウンジに2人で入り、同伴者料金35米ドルを支払うよりもお得になるケースがあることを意味します。状況に応じてラウンジとレストランを使い分けるのが、賢い活用術と言えるでしょう。
まとめ:同伴者料金を理解し、特典を最大限に活用しよう
今回は、セゾンプラチナビジネスアメックスのプライオリティ・パスを利用する際の同伴者料金について詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
- プライオリティ・パスのプレステージ会員資格は本カード会員のみ無料。
- 家族や社員などの同伴者は、1名あたり35米ドルの同伴者料金が必要。
- 追加カード会員はプライオリティ・パスを発行できず、ラウンジ利用時は同伴者扱いとなる。
- 国内線なら国内空港ラウンジ、しっかり食事をしたいならレストラン特典の活用も有効な選択肢。
同伴者料金はかかりますが、それを理解した上で計画的に利用すれば、空港での体験価値を大きく高めることができます。特に、他社カードでは改悪が相次ぐ中で、レストラン特典などが維持されているセゾンプラチナビジネスアメックスの価値は非常に高いと言えるでしょう。
プライオリティ・パス以外にも、このカードにはJALマイルが貯まりやすい「SAISON MILE CLUB」や、充実した旅行傷害保険、ビジネスに役立つコンシェルジュサービスなど、数多くの魅力的な特典が付帯しています。
セゾンプラチナビジネスアメックスのさらに詳しい特典内容や、お得な入会方法については、以下の完全ガイド記事で網羅的に解説しています。カードの真価を知り、あなたのビジネスや旅をさらに加速させるために、ぜひご覧ください。
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