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スマホからワンタップでn8nを実行!iOSショートカットやAndroidとWebhookを連携させる方法

「このn8nのワークフロー、PCを開かずにスマホから実行できたら便利なのに」。

n8nで業務の自動化を進めていると、ふとそう思う瞬間はありませんか。

例えば、営業先を出た直後に日報作成のトリガーを引いたり、移動中に思いついたタスクをワンタップで登録したり…。

もし、そんな「スマホ起点」の自動化が実現できれば、あなたの業務効率はさらに向上するはずです。

ご安心ください。

n8nの「Webhook」という機能を活用すれば、その願いは簡単に叶えられます。

この記事では、2026年2月時点の情報に基づき、n8nのWebhookとスマートフォン(iOS/Android)を連携させ、文字通りワンタップでワークフローを実行する方法を、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは自分だけの「手のひら自動化スイッチ」を手に入れていることでしょう。

n8nのWebhookとは?スマホ連携の心臓部を理解しよう

スマートフォン連携の鍵を握るのが「Webhook(ウェブフック)」です。まずは、この心臓部となる仕組みについて理解を深めましょう。

Webhookの基本的な概念

Webhookを簡単に説明すると、「特定のURLにアクセスがあったことをきっかけに、あらかじめ設定しておいたアクションを自動で実行する仕組み」です。n8nでは、この仕組みを利用して外部のアプリケーションやサービスからデータを受け取ったり、ワークフローを開始したりできます。

通常のAPIがこちらから能動的に「データください」と問い合わせる(ポーリング)のに対し、Webhookは相手側から「イベントが起きましたよ」と通知を送ってもらう(プッシュ)イメージです。このプッシュ型の性質が、即時性の高い連携を可能にします。

スマホとの連携においては、「スマホで特定のURLをタップする」という行為をトリガーに、「n8nのワークフローを実行する」という流れを作ることができるのです。

n8nでのWebhookトリガー設定方法

それでは、実際にn8nでWebhookトリガーを設定してみましょう。手順は非常にシンプルです。

  1. n8nのキャンバスを開き、最初のノード(+ボタン)をクリックします。
  2. トリガー検索窓に「Webhook」と入力し、表示されたWebhookノードを選択します。
  3. Webhookノードの設定画面が開きます。特に複雑な設定は不要で、この時点でWebhook用のURLが自動的に生成されています。
  4. URLには「Test」と「Production」の2種類があります。
    • Test URL: ワークフローを編集中にテスト実行するためのURLです。手動で「Listen For Test Event」をクリックしたときのみ有効になります。
    • Production URL: ワークフローを「Active」にした後、本番環境で実際に使用するURLです。スマホからアクセスするのはこちらのURLになります。
  5. まずはテスト用に「Test URL」をコピーしておきましょう。このURLにブラウザなどからアクセスすると、Webhookノードがデータを受け取り、ワークフローのテストを実行できます。

設定はこれだけです。非常に簡単ですよね。この生成されたURLが、あなたのスマホとn8nを繋ぐ魔法の合言葉になります。ワークフローを保存し、「Active」に切り替えることを忘れないでください。そうすることで、Production URLがいつでも外部からのアクセスを受け付ける状態になります。

【iOS編】ショートカットアプリでn8nをワンタップ実行する設定方法

iPhoneやiPadユーザーであれば、標準搭載されている「ショートカット」アプリを使うことで、驚くほど簡単にn8n連携ボタンを作成できます。ホーム画面に置けば、まさにアプリアイコンのような感覚でワークフローを起動できます。

ショートカットの作成手順

ここでは例として、「ボタンをタップしたらSlackに定型文を投稿する」というn8nワークフローを起動するショートカットを作成します。

  1. iPhoneで「ショートカット」アプリを開きます。
  2. 右上の「+」ボタンをタップして、新しいショートカットを作成します。
  3. 「アクションを追加」をタップします。
  4. 検索窓に「URL」と入力し、検索結果から「URL」を選択します。そして、n8nで生成したProduction URLを貼り付けます。
  5. 次に、下部にある「Appおよびアクションを検索」をもう一度タップし、「URLの内容を取得」と入力して選択します。
  6. アクションが追加されたら、「URL」と書かれた部分をタップし、先ほど設定したURLが選択されていることを確認します。
  7. (オプション)「表示を増やす」をタップし、方式を「GET」に設定します。通常はGETで問題ありません。
  8. 右上の「次へ」をタップし、ショートカットに「Slack日報起動」のような分かりやすい名前を付けます。
  9. 「完了」をタップすれば、ショートカットの完成です。

ホーム画面に追加して利便性を最大化

作成したショートカットは、ホーム画面に追加することで真価を発揮します。

  1. 作成したショートカットの「…」ボタンをタップします。
  2. 画面上部にあるショートカット名をタップし、「ホーム画面に追加」を選択します。
  3. アイコンや名前を自由にカスタマイズし、右上の「追加」をタップします。

これで、あなたのホーム画面にn8nワークフローを起動するための専用ボタンが設置されました。このアイコンをタップするだけで、いつでもどこでも指定のワークフローを実行できます。例えば、以下のような活用が考えられます。

  • タスク管理: 「買い物リストに牛乳を追加」ボタンで、n8n経由でTodoistやNotionにタスクを追加する。
  • 勤怠管理: 「出社」「退勤」ボタンで、勤怠管理システムやスプレッドシートに時刻を記録する。
  • 情報収集: 「後で読む」ボタンで、クリップボードにコピーしたURLをn8nに送り、PocketやInstapaperに保存する。

このように、iOSのショートカットとn8nを組み合わせることで、日常のあらゆる定型作業をスマホから瞬時に片付けることが可能になります。

【Android編】専用アプリ不要!手軽な方法でn8nを操る

Androidスマートフォンでも、iOSと同様にn8nのWebhookを利用した自動化が可能です。Androidの場合、iOSのショートカットアプリのような統一された標準機能はありませんが、より柔軟で多様な方法で実現できます。

一番簡単!ブラウザのブックマークをホーム画面に置く方法

最も手軽で、追加のアプリも不要なのがこの方法です。Chromeなどのブラウザ機能を使います。

  1. AndroidのChromeブラウザで、n8nで生成したProduction URLを開きます。(この時点では、n8n側でデータを受信した旨の表示が出るだけです)
  2. Chromeのメニュー(通常は右上の︙アイコン)を開きます。
  3. メニューの中から「ホーム画面に追加」を選択します。
  4. 分かりやすい名前(例:「日報トリガー」)を付けて「追加」をタップします。

これだけで、ホーム画面にn8nワークフローを起動するためのアイコンが作成されます。技術的には単なるブックマークですが、タップするだけで指定のURLにアクセスしてくれるため、iOSのショートカットとほぼ同じ役割を果たしてくれます。特別な設定は不要で、誰でもすぐに試せるのが最大のメリットです。

自動化アプリ(MacroDroidなど)でさらに高度な連携

「特定の条件を満たしたら自動でワークフローを実行したい」といった、より高度な使い方をしたい場合は、MacroDroidやTaskerといった自動化アプリの出番です。

ここでは、初心者にも比較的扱いやすいMacroDroidを使った設定例を紹介します。

  1. MacroDroidをインストールし、起動します。
  2. 「マクロを追加」をタップします。
  3. トリガー設定: 「+」ボタンをタップし、ワークフローを実行する「きっかけ」を設定します。例えば、「接続」カテゴリから「Wi-Fi SSIDの変更」を選び、「特定のWi-Fiから切断された時」などを設定できます。
  4. アクション設定: 「+」ボタンをタップし、「実行する動作」を設定します。「通信」カテゴリから「HTTPリクエスト」を選択します。
  5. 「GET」を選択し、URLの欄にn8nのProduction URLを貼り付けてOKをタップします。
  6. 制約条件設定(任意): 「+」ボタンをタップし、「マクロが実行される条件」を設定できます。例えば、「時間」カテゴリから「曜日/時間」を選び、「平日のみ実行する」といった設定が可能です。
  7. マクロに名前を付けて保存します。

この設定により、「会社のWi-Fiが切れたら(=退勤したら)自動で日報作成ワークフローを起動する」といった、まさに全自動の処理が実現できます。他にも、「特定の場所に到着したら」「イヤホンを接続したら」など、Androidが持つ様々なセンサーや状態をトリガーにできるのが、自動化アプリを使う最大の魅力です。

まとめ:今日から始める「手のひら自動化」

この記事では、n8nのWebhook機能を使って、スマートフォンからワンタップでワークフローを実行する方法を、iOSとAndroidそれぞれのプラットフォームに合わせて解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • n8nのWebhookトリガーで生成されるURLが、スマホ連携の鍵となる。
  • iOSでは、標準の「ショートカット」アプリを使い、「URLの内容を取得」アクションで簡単に連携ボタンを作成できる。
  • Androidでは、「ホーム画面に追加」機能で手軽に実現できるほか、MacroDroidなどの自動化アプリを使えば、より高度で複雑な条件での自動実行も可能になる。

PCの前に座っている時間だけが、業務の時間ではありません。移動中や外出先での「スキマ時間」を有効活用することで、あなたの生産性は飛躍的に向上します。今回ご紹介した方法を使えば、これまでPCでしかできなかった定型業務の実行を、ポケットの中のスマートフォンから瞬時に行えるようになります。

n8nの基本的な使い方や、さらに多様なノードを組み合わせたワークフローの構築方法について、より深く体系的に学びたい方は、重要なポイントを網羅した「n8n完全ガイド記事」もぜひご覧ください。あなたの自動化の可能性をさらに広げるヒントが見つかるはずです。

さあ、あなたも今日から「手のひら自動化」を始めて、日々の業務をさらにスマートに効率化してみませんか?

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