日本未発売のアイテムや、現地で買うよりずっと安い商品が見つかる海外通販。
その魅力にハマっている方も多いのではないでしょうか?
しかし、欲しい商品を見つけてカートに入れ、いざ決済画面へ進んだ時、「あれ?手数料が上乗せされて思ったより高くなってる…」と驚いた経験はありませんか?
その原因の多くは、クレジットカードの「海外事務手数料」や、PayPalの「通貨換算手数料」といった、目に見えにくい決済コストです。
せっかくお得に買い物できるはずが、最後の支払いで損をしてしまうのは非常にもったいないですよね。
この記事では、そんな海外通販の支払い問題をスマートに解決する「WISE(ワイズ)」の活用法を徹底解説します。
WISEを使えば、これらの不要な手数料を大幅に節約し、簡単かつ安全に支払いができるようになります。海外通販をさらに楽しむための秘訣を、ぜひご覧ください。
なぜ海外通販の支払いは手数料が高くなりがちなのか?
まず、なぜ海外通販の支払いで余計なコストがかかるのか、その主な原因を知っておきましょう。
原因1:クレジットカードの「海外事務手数料」
日本のクレジットカードを使って海外のサイトで外貨建ての決済をすると、国際ブランド(Visa, Mastercardなど)が定める基準レートに、カード会社が設定する「海外事務手数料」(または「海外利用手数料」)が上乗せされます。この手数料は、一般的に決済額の1.6%~2.5%程度かかります。
例えば、500ドルの商品(1ドル150円換算で75,000円)を購入した場合、手数料が2.0%だとすると、1,500円もの手数料が別途かかっている計算になります。これは明細に「手数料」として記載されるわけではなく、利用額に含めて請求されるため、気づきにくい「隠れコスト」なのです。
原因2:PayPalの「通貨換算手数料」
PayPalも便利な決済手段ですが、日本円のアカウントから外貨で支払う際には、PayPalが独自に定めた為替レートが適用されます。このレートには、市場のレートに3.0%~4.0%程度の「通貨換算手数料」が上乗せされています。これもまた、非常に大きな隠れコストとなります。
WISEならどう変わる?海外通販の支払いが安くなる2つの方法
WISEは、これらの「隠れコスト」を排除し、海外通販の支払いを劇的に安く、そしてシンプルにします。主な支払い方法は2つです。
方法1:WISEデビットカードで支払う(最も簡単でおすすめ!)
これが最も手軽で、ほとんどの海外通販サイトで使える方法です。WISEアカウントに紐づいたデビットカードを発行し、クレジットカードと同じように使います。
WISEデビットカードのメリット:
- 実際の為替レートで決済:WISEは常に市場の公正なレート「ミッドマーケットレート」を使用します。クレジットカードやPayPalのような為替レートへの上乗せがありません。
- 格安な両替手数料:アカウントに決済通貨(例:米ドル)の残高がない場合でも、日本円の残高から非常に低い両替手数料(0.45%~)で自動的に両替して支払ってくれます。
- 事前にチャージで手数料ゼロも:事前に日本円を米ドルなどに両替してアカウントに保有しておけば、そのドル残高から支払う場合、両替手数料はかかりません。
【コスト比較シミュレーション】500ドルの商品を購入した場合
- 一般的なクレジットカード(手数料2.0%):隠れコストとして約1,500円
- PayPal(通貨換算手数料3.5%):隠れコストとして約2,625円
- WISEデビットカード(スマート両替機能利用時):両替手数料が約340円(0.45%程度の場合)
※上記はあくまで一例です。WISEの手数料が圧倒的に安いことがわかります。
使い方:
通販サイトの決済画面で「Credit Card」または「Debit Card」を選択し、WISEデビットカードのカード番号、有効期限、氏名、セキュリティコード(CVV)を入力するだけです。クレジットカードと全く同じように使えます。
方法2:WISEの海外送金機能で支払う(銀行振込指定の場合)
ごく稀に、ヨーロッパの個人経営のショップや専門的な商品を扱うメーカーなどで、支払いが銀行振込(Bank Transfer / Wire Transfer)にしか対応していない場合があります。そんな時でもWISEなら安心です。
WISE海外送金のメリット:
- 銀行から直接送金するより、手数料が格段に安い。
- 実際の為替レートが適用されるため、総コストを抑えられる。
- オンラインで全ての手続きが完結する。
使い方:
通販サイトから指定された受取人名(ショップ名)、銀行名、口座番号(IBANコードなど)、SWIFT/BICコードなどの情報を、WISEの海外送金手続き画面で入力して送金します。請求書番号などのリファレンス情報の入力を忘れないようにしましょう。
さらに賢く!WISE活用テクニック
テクニック1:事前に外貨をチャージして手数料をさらに節約
為替レートが良いタイミングを見計らって、事前に日本円を米ドルやユーロなどのよく使う通貨に両替してWISEアカウント内に保有しておきましょう。その外貨残高からWISEデビットカードで支払えば、決済時の両替手数料(スマート両替手数料)もかからず、さらにお得になります。
テクニック2:セキュリティ強化!バーチャルカードを活用しよう
WISEでは、物理的なカードとは別に、オンライン専用の「バーチャルカード」を発行できます(日本でも利用可能)。カード番号を取引ごとに凍結・再生成できるため、初めて利用するサイトなど、セキュリティが少し不安な場合に非常に有効です。万が一カード情報が漏洩しても、すぐにそのカードを削除できるので安心です。
WISEデビットカードで海外通販をする際の注意点:DCCの罠
海外のサイトで決済する際、まれに「JPY(日本円)で支払いますか?それとも現地通貨(USDなど)で支払いますか?」と選択肢が表示されることがあります。これはDCC(Dynamic Currency Conversion)という仕組みです。
ここで絶対に「JPY(日本円)」を選んではいけません。日本円を選ぶと、その通販サイト側が設定した非常に不利な為替レートで両替されてしまい、結果的に支払額が高くなります。
必ず「現地通貨(USD, EURなど)」を選択して決済してください。そうすれば、WISEの公正なミッドマーケットレートが適用されます。
WISEの基本を学ぶならこちら
WISEデビットカードの魅力や、海外通販でのメリットを理解いただけたでしょうか。「まずはWISEのアカウント開設から始めたい」「基本的な使い方や送金方法を詳しく知りたい」という方は、以下の完全ガイドが役立ちます。登録から初めての送金まで、必要な情報をすべて網羅しています。
【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介
まとめ:WISEで海外通販をもっと賢く、もっと自由に!
WISEデビットカードは、海外通販における決済の「新しいスタンダード」と言っても過言ではありません。これまで知らず知らずのうちに支払っていたクレジットカードやPayPalの隠れコストから解放され、本当に商品そのものの価値に対して支払いができるようになります。
手数料を気にすることなく、世界中の魅力的な商品を自由に、そして安心して購入する。そんなスマートな海外通販ライフを、WISEで始めてみませんか?