生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

WISEの「実際の為替レート」とは?ミッドマーケットレートの仕組みとメリットを徹底解説

海外送金サービスを選ぶ際、手数料の安さだけでなく「為替レート」も非常に重要なチェックポイントです。

多くの金融機関が独自の為替レートを設定している中、WISE(ワイズ)は常に「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」を使用していることを公言しています。

しかし、「実際の為替レートって何?」「他のレートとどう違うの?」「本当にそれがお得なの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、WISEが採用する「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」とは何か、従来の海外送金で使われるレートとの違い、そしてなぜWISEがこのレートを提供できるのか、そのメリットは何かを分かりやすく解説します。

これを読めば、海外送金における「隠れたコスト」の正体が見えてくるはずです。

「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」とは何か?

ミッドマーケットレート(Mid-market rate)とは、外国為替市場において、ある通貨の買い注文と売り注文のちょうど中間点のレートのことを指します。仲値(TTM:Telegraphic Transfer Middle Rate)とも呼ばれ、金融機関同士が取引する際の基準となる、手数料や利益が上乗せされていない「純粋な」市場レートと考えることができます。

例えば、ニュースやGoogleなどの検索エンジンで「1ドル 何円」と検索したときに出てくるレートが、このミッドマーケットレートに近いものです。これは、特定の銀行や両替所の利益を含まない、市場における通貨の「実際の価値」を最もよく反映しているレートと言えるでしょう。

独自の視点:例えるなら、お店が商品を仕入れる際の「原価」のようなものです。この原価に、お店は利益や経費を上乗せして販売価格を決めますよね。為替レートも同様の構造になっていることが多いのです。

従来の海外送金で使われる為替レートとの違い:「隠れコスト」の正体

では、従来の銀行や多くの両替サービスが海外送金時に顧客に提示する為替レートは、このミッドマーケットレートとどう違うのでしょうか。

多くの場合、金融機関はミッドマーケットレートに「スプレッド」と呼ばれる独自の手数料(利ざや)を上乗せして、顧客向けのレート(TTS:Telegraphic Transfer Selling rate / 円を外貨に替えるレート、TTB:Telegraphic Transfer Buying rate / 外貨を円に替えるレート)を設定します。このスプレッドが、いわゆる「為替手数料」や「両替手数料」として機能し、金融機関の収益の一部となります。

つまり、顧客は公表されている「送金手数料」の他に、このスプレッドという形でも実質的なコストを支払っていることになります。これが「隠れコスト」と呼ばれる所以です。このスプレッドは金融機関によって異なり、数パーセントに及ぶこともあります。

例えば:
ミッドマーケットレートが1ドル=150円の時に、ある銀行が提示する顧客向けレート(TTS)が1ドル=153円だったとします。この場合、1ドルあたり3円のスプレッド(2%)が上乗せされています。1,000ドル送金する場合、ミッドマーケットレートなら150,000円で済みますが、この銀行のレートでは153,000円必要になり、差額の3,000円が「隠れコスト」として銀行の利益になるわけです(別途、送金手数料も発生します)。

「手数料無料」を謳っていても、このスプレッドが大きければ、実質的なコストは高くなる可能性があるため注意が必要です。

なぜWISEは「実際の為替レート」を提供できるのか?

WISEがミッドマーケットレートでの海外送金を提供できる主な理由は、その独自の送金ネットワークと透明性への強いコミットメントにあります。

  • 独自の送金ネットワーク:WISEは、各国内での送金を組み合わせることで、実際には国境を越える資金移動を最小限に抑える仕組み(P2Pのようなアプローチ)を構築しています。これにより、従来の銀行が利用するSWIFTネットワークなどのコストを削減し、その恩恵をユーザーに還元しています。
  • 透明性へのコミットメント:WISEは創業当初から「金融業界の不透明な手数料体系を変える」というミッションを掲げています。そのため、為替レートにスプレッドを上乗せせず、ミッドマーケットレートをそのまま適用し、手数料は別途明確に提示するというポリシーを貫いています。

WISEのウェブサイトやアプリでは、送金手続きの際に、適用されるミッドマーケットレート、WISEが受け取る手数料、そして受取人が最終的に受け取る金額が、全て事前にハッキリと表示されます。

「実際の為替レート」を利用するメリット

WISEでミッドマーケットレートを利用することには、以下のような明確なメリットがあります。

  • 手数料の完全な透明化:何にいくら支払っているのかが明確にわかります。「隠れコスト」に気付かないうちに損をする心配がありません。
  • 実質的なコスト削減:為替レートに上乗せされるスプレッドがないため、特にまとまった金額を送金する場合、トータルコストを大幅に抑えられる可能性があります。
  • 公平で安心な取引:常に市場の「実際」のレートで取引できるため、不当に不利なレートで両替されることがなく、安心して送金できます。
  • 正確な予算計画:送金前に受取額が正確にわかるため、予算を立てやすくなります。

WISEでミッドマーケットレートを確認する方法

WISEのウェブサイトやアプリにある送金シミュレーターを使えば、誰でも簡単に現在のミッドマーケットレートと、それに基づいた送金時の手数料、受取額を確認できます。アカウント登録前でも利用できるので、ぜひ一度、ご自身の送金予定額で試してみてください。他のサービスと比較してみるのも良いでしょう。

まとめ:WISEのレートは公正で透明、だから選ばれる

WISEが採用する「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」は、手数料や利益が上乗せされていない、市場における通貨の純粋な価値を示すレートです。これを利用することで、従来の海外送金に潜む「隠れコスト」を回避し、より公平で透明性の高い取引が可能になります。

手数料の安さだけでなく、この為替レートの公正さこそが、多くのユーザーにWISEが選ばれる大きな理由の一つです。「海外送金は高いもの」「手数料が複雑でよくわからない」といった常識を、WISEは変えようとしています。

「WISEのサービスについてもっと詳しく知りたい」「口座開設から送金までの具体的な手順を知りたい」という方は、以下の完全ガイドで、WISEの個人口座登録方法から初めての海外送金、手数料をさらに抑えるコツまで詳しく解説しています。ぜひご参照ください。

【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介

賢い海外送金のために、まずは為替レートの仕組みを理解することから始めてみませんか?そして、WISEの透明なサービスをぜひ体験してみてください。

WISEで海外送金を始める(公式ページへ)