留学が決まり、期待に胸を膨らませている皆さん、おめでとうございます！
しかし、その準備段階で大きなハードルとなるのが「留学費用（学費や寮費など）の海外送金」ではないでしょうか。
「銀行の海外送金は手数料が高そう…」
「手続きが複雑でよくわからない…」
「ちゃんと期日までに届くの？」
といった不安はつきものです。
特に初めての海外送金となると、なおさらですよね。
そんな留学費用の海外送金に、WISE（ワイズ）は非常に有効な選択肢となります。
この記事では、留学費用をWISEで海外送金する具体的な手順と、失敗しないための重要な注意点を徹底解説します。
この記事を読めば、安心して、そしてお得に留学費用を送金するための知識が身につくはずです。
WISEアカウントの準備がまだの方へ：
WISEで海外送金を行うには、まずWISEのアカウント登録と本人確認が必要です。詳しい手順については、こちらの「【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説！手数料を抑えるコツも紹介」で詳しく解説していますので、送金手続きを始める前に必ず済ませておきましょう。
なぜ留学費用の海外送金にWISEがおすすめなのか？
数ある海外送金方法の中で、なぜWISEが留学費用の支払いに適しているのでしょうか。主な理由を見ていきましょう。
- 圧倒的な手数料の安さ：従来の銀行経由の海外送金と比較して、WISEの手数料は格段に安い場合が多いです。これは、為替レートに隠れたコスト（スプレッド）を上乗せせず、実際の為替レート（ミッドマーケットレート）を採用し、透明性の高い手数料体系（固定手数料＋変動手数料）を実現しているためです。留学費用は高額になることが多いため、この手数料差は大きな節約に繋がります。
- 透明性の高い為替レート：常に市場の公正なミッドマーケットレートが適用されるため、「知らないうちに不利なレートで両替されていた」という心配がありません。送金前に総費用と受取額が明確にわかります。
- オンラインで手続き完結：銀行の窓口に足を運ぶ必要がなく、24時間いつでも自宅のパソコンやスマートフォンから簡単に手続きできます。忙しい留学準備期間中に非常に便利です。
- 送金状況の追跡が可能：送金手続き後、資金が今どの段階にあるのかをリアルタイムで追跡できるため、安心して着金を待つことができます。
- 比較的早い送金スピード：送金先の国や通貨にもよりますが、多くの場合、銀行よりも早く着金します。支払い期日が迫っている場合にも心強い味方です。
独自の視点：筆者の経験上、銀行で高額な留学費用を送金しようとすると、書類の準備や窓口での待ち時間、そして何より手数料の高さに驚くことがあります。WISEなら、これらのストレスを大幅に軽減できる可能性があります。
留学費用をWISEで送金する具体的な手順
それでは、実際にWISEを使って留学費用を送金する手順をステップ・バイ・ステップで見ていきましょう。
ステップ1：留学先からの請求書・支払い情報を徹底確認！【最重要】
これが最も重要なステップです。留学先の大学や語学学校から送られてくる請求書（Invoice）や支払い指示書を隅々まで確認し、以下の情報を正確に把握してください。
- 支払うべき正確な金額と通貨（例：USD 10,000、EUR 5,000など）
- 受取人名（学校の正式名称）
- 受取人銀行名・支店名
- 受取人銀行口座番号（IBANコード、SWIFT/BICコード、Sort Code、Routing Numberなど、国によって必要な情報が異なります）
- 受取人銀行の住所
- リファレンスナンバー/学生ID/支払い参照番号など【超重要！】：学校側が誰からの入金かを特定するための重要な番号です。これを正確に伝えないと、入金が確認されずトラブルの原因になります。請求書に記載されている全ての参照情報をメモしましょう。
- 支払い期日
不明な点があれば、必ず送金手続き前に学校の担当部署に問い合わせて確認してください。
ステップ2：WISEにログインし、「送金する」を選択
WISEのアカウントにログインし、ダッシュボードから「送金する」を選びます。
ステップ3：送金額と通貨を入力
学校から指示された正確な金額と通貨を入力します。例えば、「受取人が受け取る額」を指定して、必要な外貨額が確実に届くように設定します。この際、適用される為替レートとWISEの手数料、あなたが支払うべき日本円の総額が明示されます。
ステップ4：受取人情報（学校の口座情報）を正確に入力
ステップ1で確認した学校の銀行口座情報を、一字一句間違えないように慎重に入力します。国によって入力項目が異なりますが、WISEのシステムがガイドしてくれます。
【超重要ポイント】リファレンスナンバー/学生IDの入力
送金手続きの途中で、「受取人への参照メッセージ」や「送金理由（Reference for recipient）」といった欄が出てきます。ここに、学校から指示されたリファレンスナンバー、学生ID、請求書番号などを必ず入力してください。入力欄が複数ある場合や、どの情報をどこに入力すべきか迷ったら、WISEのヘルプを参照するか、サポートに問い合わせるのが確実です。
ステップ5：送金目的の選択
送金目的を選択する項目があります。「学費」「教育関連費用」など、最も適切なものを選択してください。
ステップ6：WISEへの入金方法の選択と実行
WISEへ送金資金を入金する方法（銀行振込、デビットカードなど）を選択し、指示に従って入金手続きを行います。高額な留学費用の場合、銀行振込が一般的です。振込名義人がWISEアカウント名義人と一致しているか、振込時の参照番号（指示があれば）を忘れずに入力しましょう。
独自の視点：高額な場合、銀行振込の上限額にも注意が必要です。複数回に分けて振り込む必要があるかなど、ご自身の銀行の条件も確認しておきましょう。
ステップ7：送金完了と控えの保管、学校への連絡
WISEでの入金が確認されると、海外への送金処理が開始されます。送金完了後、WISEから送金証明書（取引報告書など）をダウンロードまたは印刷して大切に保管しましょう。
念のため、送金手続きが完了した旨と、送金証明書のコピーを学校の担当部署にメールなどで連絡しておくと、よりスムーズな入金確認に繋がります。
留学費用をWISEで送金する際の重要チェックポイントと注意点
留学費用という高額かつ重要な送金を成功させるために、以下の点に特に注意してください。
- 支払い期日と送金日数：WISEの送金は比較的早いですが、それでも数日かかる場合があります。支払い期日ギリギリではなく、少なくとも1週間～10日程度の余裕を持って手続きを開始しましょう。
- 送金上限額：WISEには1回あたりの送金上限額があります（日本円からの場合、通常100万円相当額。本人確認状況や送金先により変動）。留学費用がこれを超える場合は、複数回に分けて送金するか、WISEに上限額引き上げを相談する必要があるか確認しましょう。
- リファレンス情報の徹底確認：何度でも言いますが、リファレンスナンバーや学生IDは命綱です。入力ミスがないか、入力する場所が正しいか、複数人でダブルチェックするくらい慎重に。
- 受取人名義の完全一致：学校の正式名称と、銀行口座の名義が完全に一致しているか確認してください。略称などは避けましょう。
- 高額送金時の追加確認：非常に高額な送金の場合、WISEから送金目的や資金源に関する追加の書類提出や情報提供を求められることがあります。迅速に対応できるように準備しておくと良いでしょう。
- 為替レートの変動リスク：送金手続きを開始してからWISEへの入金が完了するまでの間に為替レートが変動する可能性があります。WISEでは「レート保証」機能（一定時間レートを固定する）がありますが、利用条件を確認しましょう。
- 学校側の着金確認：送金後数日経っても学校から連絡がない場合は、遠慮なく着金確認の問い合わせをしましょう。
独自の視点：親御さんが送金する場合の注意点
親御さんがお子さんの留学費用を代理で送金する場合、WISEアカウントは送金者（親御さん）名義で作成し、送金手続きを行う必要があります。その際、リファレンス情報として必ず留学生本人のお名前や学生IDを明記することが重要です。
まとめ：WISEを賢く利用して、スムーズな留学準備を！
留学費用の海外送金は、WISEを利用することで手数料を大幅に節約し、オンラインで手軽かつ安全に行うことができます。しかし、高額で重要な送金だからこそ、事前の情報確認と慎重な手続きが不可欠です。特に、学校からの指示を正確に把握し、リファレンス情報を間違えないようにすることが成功の鍵となります。
「WISEの基本的な使い方や、より詳しい登録方法、手数料を抑えるコツをもっと知りたい！」という方は、以下の完全ガイドで網羅的に解説しています。留学準備の一環として、ぜひ熟読してください。
【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説！手数料を抑えるコツも紹介
この記事が、あなたの留学費用送金に関する不安を解消し、スムーズな留学生活のスタートを切るための一助となれば幸いです。頑張ってください！