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WISEの送金限度額はいくら?100万円の壁?確認・変更方法まとめ

WISE(ワイズ)を使って海外送金をしようと考えたとき、「一体いくらまで送れるんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

特に、留学費用や海外不動産の頭金、ビジネスでの大きな支払いなど、高額な送金を予定している方にとっては、送金限度額は非常に重要な問題です。

調べてみると「100万円まで」という情報を見かけることも多く、不安に感じる方もいるかもしれません。

この記事では、WISEの送金限度額に関するルールを徹底的に解説します。日本円からの送金上限、限度額の確認方法、そして「100万円の壁」を超える送金が必要な場合の対処法まで、あなたの疑問にすべてお答えします。

この記事を読めば、WISEの限度額について正しく理解し、計画的に海外送金を進められるようになります。

WISEの送金限度額:基本ルールを理解しよう

まず押さえておきたい基本ルールは、WISEの送金限度額は「どの通貨から送金するか」「どの通貨へ送金するか」「どのような方法で入金するか」によって異なるということです。また、限度額が設定されているのは、ユーザーを詐欺から守るため、そして各国の金融規制(マネーロンダリング防止など)を遵守するためであり、安全なサービスである証でもあります。

この記事では、日本のユーザーが最も利用するであろう「日本円(JPY)からの送金」を中心に解説していきます。

【結論】日本円からの送金限度額は1回あたり「100万円」

日本のWISEアカウントから海外へ送金する場合、1回あたりの送金限度額は原則として100万円です。これはWISEが独自に定めているルールというよりも、日本の「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯罪収益移転防止法)」に基づくものです。この法律により、資金移動業者が100万円を超える送金を取り扱う際には、より厳格な手続きが求められるため、多くの資金移動サービスでは100万円が一つの基準となっています。

  • 1回あたりの上限:1,000,000円
  • 1日、1ヶ月、1年間の上限:WISE側で明確な上限は設けられていませんが、短期間に頻繁な高額送金を行うと、追加の確認が入る可能性があります。

独自の視点:「100万円の壁」の正体
この「100万円」という金額は、日本のユーザーにとって最も重要なポイントです。留学費用やビジネスの支払いなど、100万円を超える送金を一度に行いたい場合には、この「壁」をどう乗り越えるかを考える必要があります。後述する対処法をぜひ参考にしてください。

その他の通貨の送金限度額は?

もしあなたが海外在住で、米ドル(USD)やユーロ(EUR)など、他の通貨から送金する場合、限度額は日本円とは異なります。例えば、

  • 米ドル(USD)からの送金:送金方法により、1回あたり1,000,000 USDまで可能な場合があります。
  • ユーロ(EUR)からの送金:送金方法により、1回あたり1,200,000 EURまで可能な場合があります。

このように、通貨や本人確認の状況によって限度額は大きく変わります。最新かつ正確な情報は、必ずWISEのヘルプセンターや送金シミュレーターで確認してください。

WISEの送金限度額を自分で確認する方法

ご自身の送金限度額や、特定の送金が可能かどうかを確認する最も簡単で確実な方法は、WISEの送金シミュレーターを使うことです。

  1. WISEのアプリまたはウェブサイトにログインします。
  2. 「送金する」を選択し、送金したい金額と通貨を入力します。
  3. もし入力した金額が限度額を超えている場合は、その場でエラーメッセージや上限額が表示されます。

この方法なら、面倒な問い合わせをすることなく、リアルタイムでご自身の送金限度額を確認できます。

送金限度額は変更(引き上げ)できるのか?

「100万円を超える送金をどうしても一度で行いたい場合、限度額は引き上げられないの?」と考える方もいるでしょう。

日本円からの送金の場合:
前述の通り、100万円の上限は日本の法律に基づくものであるため、原則としてこの限度額を引き上げることはできません。

100万円を超える送金が必要な場合の対処法

  1. 複数回に分けて送金する:最も現実的で一般的な方法です。例えば、150万円を送金したい場合は、100万円と50万円の2回に分けて送金手続きを行います。ただし、送金手数料は都度発生することに注意してください。また、短期間に不自然な分割送金を行うと、セキュリティ上の確認が入る可能性もゼロではありません。
  2. 事前にWISEに相談する:不動産購入など、分割が難しい正当な理由がある非常に高額な送金の場合は、事前にWISEのカスタマーサポートに相談してみることをお勧めします。ケースによっては、特別な対応が可能かどうか、あるいは他の方法についてアドバイスをもらえる可能性があります。
  3. 銀行を利用する:どうしても一度に100万円を超える送金が必要な場合は、従来の銀行を利用するのも一つの選択肢です。ただし、この記事で以前解説した通り、手数料や為替レートの面でWISEよりコストが高くなる可能性が高いことは覚悟しておく必要があります。

他の通貨からの送金の場合:
米ドルやユーロなど、他の通貨からの送金限度額については、追加の本人確認(住所確認書類や収入源に関する書類の提出など)を行うことで、限度額が引き上げられる場合があります。詳しくはWISEのヘルプセンターをご確認ください。

高額送金を行う際の重要注意点

    • 支払い期日には十分な余裕を持つ:高額送金は、セキュリティチェックなどで通常より時間がかかる可能性があります。支払い期日ギリギリではなく、少なくとも1~2週間の余裕を持って手続きを開始しましょう。
    • 追加の書類提出を準備しておく:WISEから送金の目的や資金の源泉(給与明細、預金通帳のコピーなど)を証明する書類の提出を求められることがあります。スムーズに対応できるよう、あらかじめ準備しておくと安心です。

リファレンス情報などを正確に:留学費用や不動産支払いなど、特定の支払いに充てる場合は、請求書番号や学生IDなどのリファレンス情報を正確に入力することが不可欠です。

WISEの基本を学ぶならこちら

送金限度額について理解できたところで、「WISEの口座開設方法から知りたい」「基本的な使い方がよくわからない」という方は、以下の完全ガイドが役立ちます。登録から初めての送金まで、必要な情報をすべて網羅しています。

【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介

まとめ:WISEの限度額を理解し、計画的な海外送金を!

WISEの日本円からの送金限度額は、原則として1回あたり100万円です。これは、安全なサービスを提供する上で、日本の法律を遵守している証でもあります。この上限を理解した上で、送金シミュレーターで常に最新の情報を確認し、計画的に手続きを進めることが重要です。

100万円を超える送金が必要な場合も、複数回に分けるなどの対処法があります。WISEの便利さと低コストというメリットを最大限に活かすために、ぜひこの記事の内容を参考に、あなたの海外送金計画を立ててみてください。

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