セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンプラチナビジネス)といえば、JALマイルが高還元率で貯まるカードとして有名です。
しかし、その魅力はJALマイルだけではありません。
実は、もう一つの強力な選択肢として、ブリティッシュ・エアウェイズのマイレージプログラム「Avios(アビオス)」を貯める方法があることをご存知でしょうか。
かつては「短距離路線に最強」と言われたAviosですが、制度変更を経てその立ち位置も少しずつ変化しています。
この記事では、2026年3月現在の最新情報に基づき、セゾンプラチナビジネスを使ってAviosを貯める具体的な方法から、JALマイルとの賢い使い分け、そして今Aviosを貯める本当の価値について、実践的な視点で徹底解説します。
この記事を読めば、あなたのマイル活用の選択肢が大きく広がり、より戦略的なポイ活が実現できるはずです。
なぜ今、Avios(アビオス)が注目されるのか?JALマイルにはない魅力
「Aviosって何?」「JALマイルとどう違うの?」と感じる方も多いでしょう。Aviosは、ブリティッシュ・エアウェイズが提供するマイレージプログラムの通貨単位です。JALと同じ航空連合「ワンワールド」に加盟しているため、Aviosを使ってJALの特典航空券を発券することも可能です。では、なぜわざわざAviosを貯めるメリットがあるのでしょうか。その独自の魅力を3つのポイントで解説します。
JAL国内線もお得に!距離制ならではの強み
Aviosの最大の特徴は、特典航空券の必要マイル数が「区間の距離」によって決まる「距離制」であることです。日本の国内線でAviosを利用してJAL便に搭乗する場合、比較的短い距離での移動において、JALマイルよりも少ないマイル数で済むケースがあります。
例えば、片道の飛行距離が650マイルまでの区間(例:東京から札幌、福岡、那覇の一部路線を除くほとんどの国内主要都市間)では、必要Aviosは時期による変動が少ないのが特徴です。JALマイルがキャンペーン時期以外では固定のマイル数を必要とするのに対し、Aviosは安定してお得に利用できる可能性があるため、出張や国内旅行が多い方にとっては見逃せないメリットと言えるでしょう。
年間マイル上限に達した後の「第二の受け皿」としての価値
セゾンプラチナビジネスのJALマイル還元を最大化する「SAISON MILE CLUB」には、年間150,000マイルという移行上限が設定されています。ビジネス経費の決済額が大きい方にとっては、この上限に達してしまうことも少なくありません。上限到達後、JALマイルを貯める手段が限られてしまいますが、そこで輝くのがAviosです。
SAISON MILE CLUBの上限に達した後も、カード利用で貯まる「永久不滅ポイント」はAviosに交換可能です。これにより、取りこぼすことなくマイル資産を増やし続けることができます。つまり、AviosはJALマイルを補完する「第二の受け皿」として、非常に重要な役割を果たすのです。
意外と知られていない!Aviosの柔軟な活用法
Aviosの魅力は特典航空券だけではありません。提携しているカタール航空の「Avios」とも相互交換が可能で、ポイントを合算して利用することもできます。これにより、中東を経由したヨーロッパ路線など、特典航空券の選択肢が大きく広がります。
また、Aviosはマリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)などのホテルポイントにも交換可能です。航空券だけでなく、旅行先での宿泊にもマイルを活用できるため、旅全体のコストを抑えたい方にとって、この柔軟性は大きなアドバンテージとなるでしょう。
そもそもセゾンプラチナビジネスは、AviosだけでなくJALマイルが最大1.125%という高い還元率で貯まる非常に優秀なカードです。まだお持ちでない方や、カードの基本性能を改めて詳しく知りたい方は、まずこちらの【完全ガイド】セゾンプラチナビジネスアメックスを徹底解説!をご覧ください。今なら当サイト経由の申し込みで12,000円分のAmazonギフト券がもらえる特別な特典も紹介しており、カードのメリット・デメリットから審査のポイントまで網羅的に理解できます。
セゾンプラチナビジネスでAviosを貯める具体的な手順
それでは、実際にセゾンプラチナビジネスを使ってAviosを貯めるにはどうすればよいのでしょうか。多くの方が誤解しがちなポイントも含めて、具体的な手順を解説します。重要なのは、「SAISON MILE CLUB」と「永久不滅ポイント」の役割を正しく理解することです。
大前提:Aviosを貯める鍵は「永久不滅ポイント」
まず覚えておくべき最も重要な点は、「SAISON MILE CLUB」はJALマイル専用のサービスであるということです。このサービスに登録すると、カード利用額に応じて自動的にJALマイルが貯まりますが、Aviosが直接貯まるわけではありません。
セゾンプラチナビジネスでAviosを貯めるための原資は、有効期限のない「永久不滅ポイント」です。カード利用1,000円ごとに1ポイント(海外利用は2倍の2ポイント)貯まるこのポイントを、後からAviosに交換することで、Avios資産を構築していきます。SAISON MILE CLUBに登録している場合でも、優遇ポイントとして2,000円ごとに1ポイントの永久不滅ポイントが別途付与されるため、これもAviosへの交換対象となります。
永久不滅ポイントからAviosへの交換ルートと交換レート
貯まった永久不滅ポイントは、クレディセゾンの会員サイト「Netアンサー」から簡単にAviosへ交換できます。2026年3月現在の交換レートは以下の通りです。
- 永久不滅ポイント 200ポイント → 600 Avios
これをカード利用額に換算すると、Aviosの還元率は以下のようになります。
- 国内でのカード利用:1,000円利用で1ポイント貯まるため、200,000円利用で200ポイント = 600 Avios(還元率0.3%)
- 海外でのカード利用:1,000円利用で2ポイント貯まるため、100,000円利用で200ポイント = 600 Avios(還元率0.6%)
この数字だけ見ると還元率は低く感じるかもしれません。しかし前述の通り、これはJALマイルの上限を超えた後の選択肢や、特定の目的がある場合に活用する戦略と捉えるのが賢明です。
あなたのスタイルに合わせた2つの戦略
以上のことから、セゾンプラチナビジネスでのマイル戦略は、以下の2つに大別できます。
- JALマイル優先戦略(SAISON MILE CLUB登録):基本はJALマイルを貯め、年間15万マイルの上限に達した後や、別途貯まる優遇ポイントをAviosに交換するハイブリッド型。多くの方にとって基本となる戦略です。
- Avios・ポイント多様化戦略(SAISON MILE CLUB未登録):全ての利用額を永久不滅ポイントで貯め、必要な時に必要な分だけAviosや他のポイント(JALマイル含む)に交換する柔軟性重視型。海外利用が多い方や、マイル以外の用途も視野に入れる方に向いています。
ご自身のビジネスの経費利用額や旅行スタイルに合わせて、最適な戦略を選択することが重要です。
【実践編】AviosとJALマイル、どちらを貯めるべき?使い分け完全ガイド
「結局、自分はAviosとJALマイル、どちらを貯めるのがお得なの?」これは誰もが悩むポイントでしょう。かつてAviosは「近距離アジア路線に圧倒的に強い」という定評がありましたが、近年の改定でその優位性は薄れつつあります。ここでは2026年3月現在の視点で、冷静に両者を比較し、具体的な使い分けの指針を提案します。
旅行スタイル別!おすすめマイル選択フロー
あなたの旅行スタイルやカード決済額によって、どちらのマイルを優先すべきかは変わります。以下の簡単なフローを参考に、ご自身の最適なマイル戦略を見つけてみてください。
- 長距離国際線(欧米など)のビジネスクラス・ファーストクラスに乗りたいですか?
- → はい:JALマイルを優先的に貯めましょう。JAL国際線のアップグレードや特典航空券で価値を最大化できます。
- 年間のカード決済額が1500万円を超え、SAISON MILE CLUBの上限に達しそうですか?
- → はい:上限を超えた分は永久不滅ポイントで貯め、Aviosに交換する戦略が有効です。マイル資産を無駄にしません。
- 国内出張や、韓国・台湾など近距離アジアへの旅行が多いですか?
- → はい:Aviosがお得になる可能性があります。特に、JALのディスカウントマイル期間外での利用や、片道での利用を検討する場合、Aviosの距離制が有利に働くことがあります。後述のシミュレーションも参考にしてください。
- 特定の目的地はなく、柔軟に旅行先を決めたいですか?
- → はい:永久不滅ポイントのまま保有し、旅行先が決まった時点でJALマイルとAviosのどちらがお得か比較して交換するのが最も賢い選択です。
シミュレーション:東京発の特典航空券はどちらがお得?
具体的な路線で、JALマイルとAviosの必要マイル数を比較してみましょう。(※JALマイルは基本マイル数、Aviosは2026年3月現在のJAL提携チャートを参照)
【ケース1】国内線:東京 ⇔ 大阪(伊丹)往復
- JALマイル:12,000マイル(A区間)
- Avios:13,800 Avios
- 判定:この区間ではJALマイルが有利です。
【ケース2】国際線:東京(成田)⇔ 台北(桃園)往復・エコノミークラス
- JALマイル:20,000マイル
- Avios:22,000 Avios
- 判定:この人気路線でもJALマイルが有利という結果に。かつての「Avios最強説」は過去のものとなりつつあることがわかります。
【独自の視点】それでも今、Aviosを選ぶべき人とは?
シミュレーションを見るとJALマイルが有利な場面が多いですが、それでもAviosを選ぶ価値は十分にあります。それは以下のような方です。
- 決済額が多く、JALマイル上限を超えるヘビーユーザー:前述の通り、マイルの受け皿としてAviosは必須の選択肢です。
- JALの特典航空券が取りにくい時期を狙う方:Avios経由で発券する場合、JALのサイトとは別の特典航空券枠が解放されることがあるため、予約のチャンスが広がります。
- Aviosからしか予約できない提携航空会社を利用したい方:ワンワールドに加盟していない航空会社でも、Aviosが独自に提携している場合があります。多様な翼を使いこなしたい旅の上級者にとって、Aviosは魅力的なツールです。
結論として、基本はJALマイルを主軸に据えつつ、Aviosを「戦略的なサブウェポン」として活用するのが、セゾンプラチナビジネスのポテンシャルを最大限に引き出す鍵と言えるでしょう。
まとめ:JALマイルとAviosの二刀流でマイル戦略を次のステージへ
今回は、セゾンプラチナビジネスを活用したAviosの貯め方と、JALマイルとの使い分けについて解説しました。
この記事の要点をまとめます。
- セゾンプラチナビジネスでは、JALマイルだけでなくブリティッシュ・エアウェイズのAviosも貯めることができる。
- Aviosは「永久不滅ポイント」からの交換で貯めるのが基本ルート。
- SAISON MILE CLUBの年間15万マイル上限に達した後の「第二の受け皿」として、Aviosは非常に有効。
- 現在のレートではJALマイルが有利な場面も多いが、予約の柔軟性や提携先の多さなど、Aviosならではのメリットも健在。
セゾンプラチナビジネスを持つなら、JALマイル一辺倒ではなく、Aviosというもう一つの選択肢を常に頭に入れておくことが重要です。これにより、特典航空券の選択肢が広がり、予約の成功率も高まります。まさに「二刀流」の考え方で、あなたのマイル戦略を次のステージへと引き上げてくれるはずです。
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