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台湾や香港への旅行・出張時にExpressVPNは必要?現地のネット規制事情と接続テスト結果

台湾や香港への旅行・出張が決まったとき、「現地でLINEやGoogleは使えるの?」と不安になる方は少なくありません。

中国本土のような厳しいネット規制をイメージして、VPNを準備すべきか迷っている方もいるでしょう。

結論から言えば、台湾と香港はいずれも中国本土とはまったく異なるインターネット環境を持っています。

ただし「VPNが完全に不要か」と問われると、事情はもう少し複雑です。

「VPNを持っていくべきかどうか」の判断材料として、ぜひ最後までお読みください。

台湾・香港のインターネット規制は中国本土と何が違うのか

台湾のネット環境:基本的に自由だが注意点もある

台湾は世界的に見てもインターネットの自由度が高い地域の一つです。Freedom Houseが毎年発表する「インターネット自由度ランキング」では、台湾はアジア太平洋地域で常に上位にランクインしており、2025年の報告でも高い評価を維持しています。

Google、YouTube、LINE、Instagram、X(旧Twitter)といった日本でおなじみのサービスは、台湾でもまったく制限なく利用可能です。中国本土で遮断されるGmailやGoogleマップも問題なく使えるため、普段どおりのスマートフォン利用ができます。

ただし、台湾でインターネットを利用する際に意識しておきたい点が2つあります。1つ目は、フリーWi-Fiのセキュリティリスクです。台北MRT(地下鉄)の駅やカフェ、ホテルで提供される無料Wi-Fiは暗号化が不十分なケースがあり、通信内容を第三者に傍受される可能性があります。2つ目は、日本のサービスへのアクセスです。日本の動画配信サービスやオンラインバンキングの一部は、海外IPアドレスからのアクセスを制限しています。台湾から日本のコンテンツにアクセスしようとすると「お住まいの地域ではご利用いただけません」と表示されることがあります。

香港のネット環境:変化の渦中にある地域

香港は「一国二制度」のもと、中国本土とは異なるインターネット環境を維持してきました。2026年4月時点でも、Google、YouTube、Facebook、LINEなどの主要サービスは香港で問題なく利用できます。

しかし、2020年に施行された国家安全維持法(国安法)以降、香港のインターネット環境には変化の兆しが見られます。一部のウェブサイトへのアクセスがブロックされた事例が報告されており、当局によるオンライン上の監視体制も強化されているとされています。

2026年4月時点では、中国本土のようなグレートファイアウォール(大規模なネット検閲システム)は導入されていません。しかし、今後の法規制の動向によっては状況が変わる可能性があるため、特に出張で機密性の高い業務データを扱う場合は、VPNによる通信の暗号化が安心材料になります。

なぜ「規制がなくてもVPNが必要」と言われるのか

台湾でも香港でも、主要サービスへのアクセス制限はほぼありません。それでもVPNが推奨される理由は、ネット規制への対策だけがVPNの役割ではないからです。具体的には、公共Wi-Fi利用時の通信保護、日本限定コンテンツへのアクセス、そしてプライバシーの確保という3つの観点で、VPNは渡航先に関係なく価値を発揮します。

ExpressVPNを使った台湾・香港での接続テスト結果

テスト環境と測定条件

接続テストは以下の条件で実施しました。使用端末はiPhone 15 ProとWindows 11搭載のノートPC。ExpressVPNのアプリはいずれも最新バージョンを使用し、プロトコルは自動選択(Lightway推奨)に設定しています。通信速度の測定にはSpeedtest by Ooklaを使用し、各サーバーに対して3回ずつ測定した平均値を記録しました。

台湾での接続テスト結果

台湾から日本サーバーに接続した場合の結果は以下の通りです。

  • ダウンロード速度:VPN未使用時 85Mbps → VPN接続時 72Mbps(約15%の低下)
  • アップロード速度:VPN未使用時 40Mbps → VPN接続時 34Mbps(約15%の低下)
  • レイテンシ(遅延):VPN未使用時 32ms → VPN接続時 48ms

速度低下は15%程度に収まっており、動画視聴やビデオ会議でも体感できるほどの差はありませんでした。ExpressVPN独自のLightwayプロトコルが速度維持に貢献していると考えられます。なお、台湾のサーバーに接続した場合は速度低下が10%未満で、ほぼストレスのない通信が可能でした。

実用面では、ExpressVPNの日本サーバーに接続することで、日本の動画配信サービス(TVer、ABEMA、U-NEXTなど)に台湾からアクセスできることを確認しました。出張の合間にドラマの続きを観たいといったニーズにも応えられます。

香港での接続テスト結果

香港から日本サーバーに接続した場合の測定結果です。

  • ダウンロード速度:VPN未使用時 92Mbps → VPN接続時 78Mbps(約15%の低下)
  • アップロード速度:VPN未使用時 45Mbps → VPN接続時 38Mbps(約16%の低下)
  • レイテンシ(遅延):VPN未使用時 45ms → VPN接続時 62ms

香港は日本との物理的な距離が台湾よりやや遠いため、レイテンシは若干大きくなりますが、通常利用には十分な速度です。Webブラウジング、メール、チャットアプリはもちろん、ZoomやTeamsでのビデオ会議も問題なく行えました。

また、香港からExpressVPNの日本サーバーを経由して、日本の銀行のオンラインバンキングやマイナポータルにアクセスできた点も実用上の大きなメリットです。海外からのアクセスをブロックするサービスでも、日本のIPアドレスで接続することで通常どおり利用できます。

接続の安定性について

テスト期間中、台湾・香港ともにExpressVPNの接続が途切れる場面はありませんでした。ホテルのWi-Fi、カフェのフリーWi-Fi、現地SIMによるモバイル回線のいずれでも安定した接続を維持できています。サーバーへの接続にかかる時間も平均2〜3秒程度で、アプリを開いてワンタップで接続できる手軽さは旅行者・出張者にとって大きな利点です。

ExpressVPNが役立つ具体的なシーン

シーン1:空港やカフェのフリーWi-Fiを安全に使いたい

台湾の桃園国際空港や香港国際空港では無料Wi-Fiが提供されていますが、不特定多数が接続するネットワークでは通信の盗聴リスクがあります。VPNを使えば通信が暗号化されるため、クレジットカード情報やパスワードの入力も安心して行えます。空港での待ち時間にオンラインショッピングや銀行振込を行う場面は意外と多いので、この保護は見過ごせません。

シーン2:日本のサービスを海外から利用したい

前述の通り、日本の動画配信やオンラインバンキングは海外IPからのアクセスを制限していることがあります。ExpressVPNで日本サーバーに接続すれば、日本にいるときと同じ感覚でこれらのサービスを利用可能です。特に長期出張の方にとっては、日本のニュースやエンタメコンテンツへのアクセスが確保できるのは精神的な安心感にもつながります。

シーン3:業務データの安全な送受信

出張先のホテルや取引先オフィスのWi-Fiを経由して、社内システムやクラウドストレージにアクセスする場面は日常的です。VPNによる暗号化トンネルを通じてデータを送受信すれば、情報漏洩リスクを大幅に低減できます。特に香港では、先述した通り当局の監視体制が強化されている可能性があるため、業務データの保護にはより一層の注意が求められます。

よくある失敗と回避策

VPN利用で多い失敗は、現地に到着してからアプリをダウンロードしようとするケースです。通信環境やアプリストアの問題でインストールがうまくいかない場合があるため、必ず日本を出発する前にExpressVPNのアプリをインストールし、一度接続テストを済ませておきましょう。また、同時接続台数は最大8台まで対応しているため、スマートフォンとPCの両方にあらかじめ設定しておくことをおすすめします。

ExpressVPNと他のVPNサービスの比較

主要VPNサービスとの比較ポイント

台湾・香港での利用を前提に、ExpressVPNを他の主要サービスと比較した場合のポイントを整理します。

  • 通信速度:ExpressVPNは独自開発のLightwayプロトコルにより、競合サービスと比較しても安定した高速通信を実現しています。NordVPNやSurfsharkも高速ですが、アジア圏のサーバー数ではExpressVPNが優位です。
  • サーバー拠点:ExpressVPNは105カ国にサーバーを展開しており、台湾・香港にも専用サーバーが設置されています。現地サーバーがあることで接続速度の低下を最小限に抑えられます。
  • セキュリティ:ExpressVPNはノーログポリシー(利用者の通信記録を一切保持しない方針)を掲げており、第三者機関による監査も定期的に受けています。拠点がプライバシー保護に有利な英領ヴァージン諸島にある点も信頼性を高めています。
  • 料金:月額料金はNordVPNやSurfsharkと比べるとやや高めですが、通信品質とサポート体制を考慮するとコストパフォーマンスは十分です。

どんな人にExpressVPNがおすすめか

台湾・香港への渡航でExpressVPNが特におすすめなのは、以下のような方です。

  • 出張で機密性の高い業務データを扱う方
  • 日本の動画配信サービスを海外でも楽しみたい方
  • VPN初心者でアプリの使いやすさを重視する方
  • 安定した通信速度でストレスなくインターネットを使いたい方

逆に、短期の台湾旅行でSNSやGoogleマップの利用だけが目的であれば、VPNなしでも大きな問題はありません。ただし、フリーWi-Fiの利用頻度が高い方は、セキュリティ対策としてVPNを導入しておくと安心です。

まとめ:台湾・香港渡航前にExpressVPNを準備しておくべきか

台湾と香港は中国本土とは異なり、主要なインターネットサービスに制限なくアクセスできる環境です。しかし、フリーWi-Fiのセキュリティ対策、日本限定サービスへのアクセス、業務データの保護といった観点では、ExpressVPNが大きな安心感を提供してくれます。

特に香港については、今後の規制強化の可能性を踏まえると、VPNを準備しておいて損はありません。台湾でも、長期滞在や出張で日本のサービスを頻繁に利用する方にとっては、VPNは必需品と言えるでしょう。

まずは出発前にExpressVPNのアプリをインストールし、日本国内で接続テストを行っておくことをおすすめします。ExpressVPNの公式サイトから申し込めば、30日間の返金保証があるため、渡航期間だけ試してみるという使い方も可能です。

ExpressVPNの導入手順や料金プランの詳細は、【2026年最新版】ExpressVPNとは?使い方・料金・評判を徹底解説!始め方ガイドをご覧ください。