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オンライン家庭教師・講師の確定申告|マネーフォワードでZoom代や教材費、プラットフォーム手数料を仕訳する方法

オンライン家庭教師の確定申告、何をどう仕訳すればいいか迷っていませんか?

副業や個人事業としてオンライン家庭教師・講師を始めたものの、確定申告の時期になると頭を抱える方は少なくありません。

「Zoomの有料プランは経費になるの?」「ストアカやココナラの手数料はどう処理する?」「自宅のWi-Fi代はどこまで落とせる?」といった疑問が次々と出てきます。

とくにオンライン講師という働き方は比較的新しく、書店に並ぶ確定申告の本にも具体的な仕訳例がほとんど載っていません。

筆者自身もフリーランスとして活動するなかで、オンライン特有の経費処理に悩んだ経験があります。

読み終わるころには、日々の記帳に自信を持てるようになるはずです。

オンライン講師の確定申告が複雑になる3つの理由

理由1:経費の種類が多岐にわたる

対面型の家庭教師であれば、交通費と教材費が経費の中心でした。しかしオンライン講師の場合、Zoomなどのビデオ会議ツール、マイク・Webカメラなどの周辺機器、インターネット回線、電子ホワイトボードアプリ、デジタル教材の購入費など、経費項目が細かく分かれます。それぞれに適切な勘定科目を割り当てる必要があり、初めて確定申告する方にとっては大きなハードルです。

理由2:プラットフォーム手数料の扱いが独特

ストアカ、ココナラ、マナリンクといったスキルシェアプラットフォームを利用している講師は、売上からプラットフォーム手数料が差し引かれた金額が口座に振り込まれます。この場合、「振り込まれた金額=売上」として処理してしまうと、正確な売上高と経費が把握できません。税務上は総額で売上を計上し、手数料を別途経費として計上するのが原則です。この「総額主義」の考え方を知らないまま申告している方が意外と多いのが実情です。

理由3:家事按分の判断が難しい

自宅でオンライン授業を行う場合、家賃・光熱費・インターネット回線費用を事業用と私用で按分する必要があります。按分割合は明確な基準がなく、「合理的に説明できる根拠」が求められます。たとえば1日8時間のうち4時間をオンライン授業に使っているなら、インターネット回線費の50%を経費計上できる可能性があります。ただし、授業のない日も含めた月単位での計算が必要なため、記録をきちんと残しておくことが重要です。

こうした複雑さを効率よく処理するために、クラウド会計ソフトの活用が欠かせません。なかでもマネーフォワード クラウド確定申告は、銀行口座やクレジットカードとの自動連携により、日々の取引を効率的に記帳できるサービスです。詳しい機能や料金は「【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説」で紹介しています。

オンライン講師の主要経費と勘定科目一覧

まずは、オンライン家庭教師・講師が計上できる主な経費と、対応する勘定科目を整理します。2026年5月時点の情報に基づいています。

通信費に該当するもの

  • Zoom Pro・Google Meet等のビデオ会議ツール月額料金
  • インターネット回線費用(家事按分後の事業使用分)
  • 授業連絡用のチャットツール有料プラン(Slack、LINE公式アカウント等)

消耗品費に該当するもの

  • Webカメラ、マイク、ヘッドセット(10万円未満のもの)
  • ペンタブレット、電子ホワイトボード
  • 照明機材(リングライト等)
  • 印刷用紙、インク代

新聞図書費(または研修費)に該当するもの

  • 授業で使用する参考書・問題集
  • 電子書籍(Kindle等で購入した教材)
  • 指導力向上のためのオンライン講座受講料

支払手数料に該当するもの

  • ストアカ、ココナラ、マナリンク等のプラットフォーム手数料
  • PayPal等の決済手数料
  • 振込手数料

広告宣伝費に該当するもの

  • 生徒募集のためのSNS広告費
  • ホームページ制作・維持費用
  • 名刺作成費

地代家賃・水道光熱費

  • 自宅家賃の事業使用分(家事按分)
  • 電気代の事業使用分(家事按分)

マネーフォワード クラウド確定申告での具体的な仕訳方法

ここからは、オンライン講師が特に迷いやすい取引について、マネーフォワード クラウド確定申告での仕訳方法を具体的に解説します。

Zoom Proの月額料金を仕訳する

Zoomの有料プラン(月額2,000円程度)をクレジットカードで支払っている場合、カード連携により自動で取引が取り込まれます。勘定科目は「通信費」を選択し、摘要欄に「Zoom Pro月額利用料(オンライン授業用)」と入力します。

仕訳例は以下のとおりです。

借方:通信費 2,000円 / 貸方:クレジットカード 2,000円
摘要:Zoom Pro月額利用料(オンライン授業用)

注意点として、Zoomを授業以外のプライベートな目的でも使用している場合は、家事按分が必要です。授業での利用が全体の80%程度であれば、80%を経費として計上します。マネーフォワード クラウド確定申告では、確定申告書作成時に家事按分の設定画面で割合を入力すると、自動で按分計算してくれます。

プラットフォーム手数料を正しく処理する

たとえばストアカで5,000円の授業を行い、手数料率が30%の場合、手元に振り込まれるのは3,500円です。この場合の正しい仕訳は次のようになります。

(授業実施時)
借方:売掛金 5,000円 / 貸方:売上高 5,000円
摘要:ストアカ経由 オンライン授業料(○○様)

(入金時)
借方:普通預金 3,500円 / 貸方:売掛金 5,000円
借方:支払手数料 1,500円
摘要:ストアカ売上入金(手数料1,500円差引)

マネーフォワード クラウド確定申告では、銀行口座連携で3,500円の入金が自動取得されます。ここで「3,500円をそのまま売上にしない」ことが重要です。手動仕訳の画面から、上記のように総額で売上を計上し、手数料を支払手数料として処理してください。

この処理を毎回行うのが面倒な場合は、マネーフォワード クラウド確定申告の「仕訳辞書」機能を活用しましょう。よく使う仕訳パターンを登録しておけば、呼び出すだけで入力が完了します。

教材費(参考書・問題集)を仕訳する

授業で使用する参考書をAmazonで購入した場合の仕訳例です。

借方:新聞図書費 1,980円 / 貸方:クレジットカード 1,980円
摘要:Amazon 中学数学問題集(授業用教材)

マネーフォワード クラウド確定申告の勘定科目一覧に「新聞図書費」がない場合は、設定画面から勘定科目を追加できます。追加が面倒であれば「消耗品費」で処理しても問題ありませんが、教材費の金額が大きい方は科目を分けておくと、経費の内訳を把握しやすくなります。

摘要欄には書籍名と「授業用」である旨を記載しておくと、税務調査の際に事業との関連性を説明しやすくなります。

Webカメラやマイクなどの機材を仕訳する

10万円未満のWebカメラやマイクは「消耗品費」として一括で経費計上できます。

借方:消耗品費 8,800円 / 貸方:クレジットカード 8,800円
摘要:Amazon Webカメラ(オンライン授業用)

10万円以上の機材(たとえば高性能なタブレット端末など)は、原則として減価償却が必要です。ただし、青色申告者であれば「少額減価償却資産の特例」を使い、30万円未満の資産を一括で経費にできます(年間合計300万円まで)。マネーフォワード クラウド確定申告では、固定資産台帳に登録すると減価償却費を自動計算してくれるため、手計算の手間がかかりません。

家事按分の設定方法

マネーフォワード クラウド確定申告では、確定申告書の作成ステップ内に家事按分の設定画面があります。たとえばインターネット回線費月額5,000円のうち、事業使用割合を60%と設定すると、年間36,000円(5,000円×12か月×60%)が経費として自動計算されます。

按分割合の根拠として、以下のような記録を残しておくことをおすすめします。

  • 1週間あたりの授業時間と総利用時間の比率
  • 授業スケジュールのスクリーンショットやカレンダー記録
  • 自宅の間取りと作業スペースの面積比(家賃按分の場合)

他の会計ソフトとの比較|オンライン講師にはどれが合う?

クラウド会計ソフトの主要3サービスを、オンライン講師の視点で比較します。

マネーフォワード クラウド確定申告

銀行口座やクレジットカードとの連携数が豊富で、複数のプラットフォームから収入を得ている講師に向いています。取引の自動取得と仕訳候補の提案機能により、日々の記帳を効率化できます。また、請求書作成や経費精算など関連サービスとの連携も魅力です。月額料金はパーソナルミニプランで年額11,880円(税込、月あたり990円)からとなっています(2026年5月時点)。

freee会計

簿記の知識がなくても使えるよう設計されたインターフェースが特徴です。質問に答えていくだけで確定申告書が作成できる「ステップ形式」を採用しています。ただし、複合仕訳(プラットフォーム手数料の総額処理など)の入力がやや独特で、簿記の基本を理解している方にはかえって分かりにくいと感じる場合があります。

やよいの青色申告オンライン

初年度無料プランがあり、コストを抑えたい方に選ばれています。ただし、銀行口座の自動連携機能はマネーフォワードやfreeeと比べるとやや限定的です。取引件数が少ない副業講師には十分ですが、複数プラットフォームを使い分けている方には物足りなさを感じるかもしれません。

筆者の所感としては、オンライン講師のように取引先やプラットフォームが複数にまたがる働き方には、自動連携の対応範囲が広いマネーフォワード クラウド確定申告が使いやすいと感じています。まだ会計ソフトを導入していない方は、マネーフォワード クラウド確定申告の無料プランから試してみるとよいでしょう。

よくある失敗と注意点

失敗1:プラットフォーム入金額をそのまま売上にしてしまう

前述のとおり、手数料差引後の入金額を売上として計上すると、正確な売上高が把握できません。結果として、売上規模に応じた各種制度(消費税の免税事業者の判定やインボイス制度への対応判断など)に影響が出る可能性があります。必ず総額で売上を計上してください。

失敗2:レシートや明細を保管していない

クラウド会計ソフトにデータが残っていても、原始証憑(領収書やレシート)の保管義務は残ります。Amazonの購入履歴やクレジットカード明細はPDFで保存し、紙のレシートはスマートフォンで撮影してクラウドに保管しておきましょう。マネーフォワード クラウド確定申告には証憑の電子保存機能もあるため、電子帳簿保存法への対応も効率的に行えます。

失敗3:家事按分の割合に根拠がない

「なんとなく50%」で按分していると、税務調査で否認されるリスクがあります。按分割合は、利用時間や面積比など客観的な基準に基づいて設定し、その根拠を記録として残しておくことが大切です。

まとめ|オンライン講師こそクラウド会計で確定申告を効率化しよう

オンライン家庭教師・講師の確定申告では、通信費・支払手数料・消耗品費・新聞図書費といった勘定科目を正しく使い分けることがポイントです。とくにプラットフォーム手数料は総額主義で処理し、家事按分は客観的な根拠を持って設定しましょう。

マネーフォワード クラウド確定申告を活用すれば、銀行口座やクレジットカードの取引を自動取得でき、仕訳候補の提案や家事按分の自動計算など、オンライン講師が手間に感じる作業を大幅に効率化できます。基本的な使い方や料金プランの詳細は「【完全ガイド】マネーフォワード クラウド確定申告とは?使い方・評判・料金まで個人事業主向けに徹底解説」を参考にしてください。

まだ会計ソフトを使っていない方は、まずマネーフォワード クラウド確定申告の無料アカウントを作成し、銀行口座を連携するところから始めてみてください。日々の取引が自動で取り込まれる便利さを実感できるはずです。確定申告シーズンに慌てないためにも、早めの準備をおすすめします。