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ケータリングの仕事の流れを説明します(1・集客編)

こんにちは、小松由和(@komaty1210)です。

 

ケータリングをやってみたい、

ケータリング事業を展開したい、

 

という方々とお会いして話をしていると、よく聞かれるのが、

「ケータリングの仕事ってどういう流れでやってるんですか?」

という質問。

 

普通の飲食店に比べて、ケータリングのお店って絶対的に数が少ないせいか、世の中にケータリングの情報が不足していますよね。

 

そこで、今回は2回目になりますが、数回に渡って(不定期更新予定)、ケータリングの仕事の流れを説明していきたいと思います。

 

1回目の更新から、早2週間・・・

このペースでいくと、1ヶ月に2回ペースで全10回が終わるのに5ヶ月かかりますね。。

早く続きが知りたい方はぜひコメントやメッセージをください。早く書くモチベーションにつながるので。笑

 

それでは、2回目の今回から各項目の詳細を深掘りしていきます。

ケータリングの仕事の流れ(目次)

ケータリングの仕事の流れ(目次)

どこまで細分化するかによりますが、説明しやすい程度に分けています。

今回は「1・集客」にフォーカスした内容の説明です。

 

1・集客(本記事はココの説明です)

2・問い合わせ

3・ヒアリング

4・提案内容を計画、見積作成

5・提案、確認、調整

6・準備(計画)

7・準備(食材や備品など必要な材料を調達)

8・仕込み

9・ケータリング当日

10・まとめ(振り返り、次回へ案件に向けて改善、実績告知)

 

1・集客

集客の必要性

商売やビジネスをしている人でも、この集客の部分をすっ飛ばして、ほとんど考えていない人って存在します。

お店を始めようとしている人でも、お店をオープンすれば、勝手に自動的にお客様は来ると思ってるとか、超危険な考えです。

 

ほとんどの仕事はお客様を集める必要があります。

お客様がいないと商売が成立しないから。

 

では、どんな方法でケータリングのお客様を集めれるのか?

 

集客の方法や手段は多種多様。

ケータリングのコンセプト、広告宣伝費の予算(お金)、世の中の流れ、など様々な要素を考慮して、自分のお店にベストな集客方法を選ぶ必要があります。

 

集客における1番重要なこと

「集客するための宣伝方法としては、Facebook広告が効果的ですか?」

「最近はInstagramも利用者が多いので効果ありますかね?」

「webサイトをSEO対策して検索で上位表示する必要がありますよね?」

等々、

 

具体的な広告宣伝方法に真っ先に飛びついてしまう人が多いですが、

それらの方法、手段よりも重要なことがあります。

 

それは、

「お客様が満足するサービス、商品を提供していること」

これが大前提にあります。(ケータリングに限らず)

 

・安いだけのサービス、商品

・他店舗と差別化ができていないサービス、商品

などでは、資本がある大きな企業やお店に真似をされたらイチコロですし、

お金や時間をかけて、広告宣伝をして集客ができたとしても、

サービス、商品自体に魅力がなければ、お客様は一度きりの利用になってしまって費用対効果は非常に悪いものとなってしまいます。

 

ここで言うお客様とは、

全国展開しているなど大企業でない限り、

すべてのお客様に満足してもらう必要はありません。

自分のお店のサービス、商品を気に入って満足してくれるお客様が少しいればよいのです。

 

「店舗商売では、100人のファンがいるだけでそのお店は成功する」

という言葉があります。

100人の人にこのお店は最高!と思ってくれるような価値や魅力が提供できていれば、そのファンの100人が紹介をしてくれたり、友達や知り合いを連れてきてくれたり、自然と集客には困らない、という表現です。

 

ここでも重要なポイントは、

「このお店は最高!と思ってくれるような価値や魅力が提供できていること」

です。

 

他のお店と同じような満足度しかないサービスを提供していたら、

いくら宣伝にお金をかけようと、一時的には売上があがるかもしれませんが、継続的な事業の運営は難しい、もしくは、厳しいものとなるでしょう。

 

集客、宣伝をする前に、

お店を始める前に、

ケータリング事業をスタートする前に、

一度考えてみてください。

 

・自分のお店はお客様にどんな価値が与えられているだろうか?(与えられるだろうか?)

・お客様に満足してもらえるサービスが提供できているだろうか?(できるだろうか?)

 

それらを踏まえて、

「私のお店のケータリングはここが他に負けない特徴で一部のお客様に大変喜ばれています!」

「私のお店のケータリングは手間暇かけた丁寧なサービスで他のお店が簡単に真似できなくてお客様に価値を提供できています!」

となれば、次に集客をどうするか?という段階に進めます。

 

お客様が求めている、知りたい情報を発信をする

集客の基本は

「自分のお店の魅力を知りたい人、興味を持ってくれそうな人へ届けること」

に尽きると思います。

 

具体的には、

・ケータリングの利用を検討している人

になるかと思います。

 

では、そのケータリングの利用を検討している人は、

どのような情報を求めているのか?どんな情報を知りたいと思っているのか?

 

例えば、

・ケータリングの価格と内容(どんなメニューをどの程度の金額で提供してくれるのか)

・ケータリングの実績(写真など)

・問い合わせ先

等々。

 

お客様が求めている情報を想定して、

それらの情報に、自分のお店の魅力やメリット、特徴を含めて、

情報発信をする。

 

これが集客の基本になります。

 

自分のお店のターゲット(お客様)に情報が届くような方法で

情報発信する情報がまとまりました。

では、どういう形でどこに情報を発信すればよいのか?

 

例えば、東京のケータリング屋さんが、北海道の札幌駅にポスター広告を掲出してもあまり効果は期待できませんよね。

 

自分のお店のターゲット(お客様)に届くような方法を実施して集客する必要があります。

 

20代30代の女性が自分のお店のターゲットとなるお客様であれば、

利用者の多いInstagramでお店のアカウントをつくって魅力的な写真の投稿をして宣伝する方法が効果的かもしれませんし、

 

お店から半径1km圏内のオフィスや住宅にいる人たちがターゲットであれば、

チラシをつくって、ポストへポスティングや、道路で手配りする方法が効果的かもしれません。

 

お店から半径1km圏内の人たちがターゲットなのに、webサイトのSEO対策にお金をかけてインターネット検索で集客したり、Instagramに投稿するのは、効果がまったくないとは言い切れませんが、非常に費用対効果は悪いので、単純にチラシを配った方が早く費用対効果は高いといったことになります。

 

繰り返しになりますが、

自分のお店のターゲット(お客様)に届くような方法を考えて、実施して集客する必要が重要です。

 

あなたのお店のターゲットとなるお客様がよく目にするメディア、広告媒体は何でしょうか?

 

手当たり次第、お金と時間をかけて集客をするよりも、

まずは最適な集客方法を見極めて、選択した集客方法にお金と時間を集中することが費用対効果の高い集客が期待できるでしょう。

 

情報発信の方法、種類

情報発信の方法、種類は多種多様ですので、ここでは一般的な方法を考えつくあたりで一覧にします。

それぞれ、利用者の年齢層など特徴が違うので、自店のターゲットとなるお客様が潜在的に存在していそうな方法を選択することが大切です。

 

<リアル>

・名刺、ショップカード

・チラシ、フライヤーなど紙の印刷物

・ポスターなど広告掲示

・口コミ(サービス利用者が誰かに口頭で紹介や宣伝してくれる)

・訪問営業(オフィスなどへ)

など

 

<web>

・webサイト

・ブログ

・インターネット検索(SEO)

・Google広告(SEM)

・ケータリングサービス紹介サイトに掲載する

など

 

<SNS>

・Facebook

・Twitter

・Instagram

など

 

<その他>

・LINE

など

 

PDCAを繰り返す

どの情報発信方法を選んだとしても、どんなに実績や経験があったとしても、

時代や世間の状況は常に変動して流れているので、

実践してみないと結果はわかりません。

 

だからこそ、

それぞれの情報発信方法を効果があったか、なかったのか分析して、改善できるところがあれば改善して、

といったようにPDCA(Plan,Do,Check,Actionの略)を常に繰り返していくことが重要です。

 

現時点で、

Instagramで集客が100%できていたとしても、

5年後10年後もInstagramのサービスが現在と同じように続いているかはわかりません。

Instagramの方が変わってしまうかもしれませんし、利用者の方が変わってしまうかもしれません。

 

どんな方法が自分のお店には効果的なのか、

この方法は効果的だったのか、

など、

常にPDCAを繰り返して、最適な集客を模索して継続することを意識してもらえるとよいかと思います。

 

理想は、

効果的な集客方法が数種類あるとリスク分散の意味でも安心です。

 

例えば、

・口コミで集客できている

・毎月依頼してくれるオフィスのお客様がいる

・インターネット検索から集客できている

・Instagramからも依頼がある

といった具合に。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

お店の特徴や状況、ターゲット、など、

お店によって最適な集客は異なるので、ここでは多くの場合に共通する全体的な内容になってしまいましたが、これからケータリングの集客を考える方のお役に立てたら幸いです。

 

もし、個別にご相談やコンサルティングなどご希望の方がいましたら、お問い合わせページからご連絡頂けらたと思います。

ご質問はお気軽にコメント欄にでも。

 

次回は「2・問い合わせ」編です。

問い合わせの窓口の種類について、問い合わせ対応時の気をつけるべきポイント、などについて説明したいと思います。

次回もぜひお楽しみに!

 

ケータリングの仕事の流れを説明しますシリーズ

ケータリングの仕事の流れを説明します(0・全体編)

ケータリングの仕事の流れを説明します(1・集客編)

ケータリングの仕事の流れを説明します(2・問い合わせ編)

 

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以上、「ケータリングの仕事の流れを説明します(1・集客編)」でした!

それではまた!