生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

ChromeブラウザからPDFをGoogleドライブへ直接保存!日々のファイル管理を劇的に効率化する新機能

この記事は https://workspaceupdates.googleblog.com/ の記事をもとに作成しています。
元記事の作成年月日:2026年2月23日

日本のGoogle Workspaceユーザーの皆様、そしてこれから導入を検討されている皆様、こんにちは。
日々の業務でウェブ上のPDFファイルを扱う機会は非常に多いと思います。
例えば、取引先からの請求書や、製品のマニュアル、あるいは業界の調査レポートなど、様々な場面でPDFを閲覧するはずです。
これまでは、ブラウザ上で開いたPDFをGoogle ドライブに保存したい場合、一度ご自身のパソコンにダウンロードしてから、改めてGoogle ドライブの画面を開き、そこへアップロードし直すという手間がかかっていました。
しかし、今回発表されたGoogle ChromeとGoogle ドライブの連携を強化する新機能により、その煩わしい手順が過去のものになります。
本日は、パソコンのChromeブラウザから、開いているPDFを直接Google ドライブにワンクリックで保存できるようになった画期的なアップデートをご紹介します。
たった一手間の削減に思えるかもしれませんが、塵も積もれば山となるように、毎日の業務効率を大きく向上させてくれる非常に実用的な機能です。
本記事では、この新機能の具体的な使い方や、管理者様向けの設定事項、そしてビジネスシーンでどのように役立つのかを詳しく解説いたします。
ぜひ最後までお読みいただき、皆様の快適なクラウドワークスペースの実現にお役立てください。

これまでの課題:PDF保存にかかっていた「見えない手間」

ウェブサイトを閲覧していて、参考になるPDF資料や、経理処理に必要なPDFの領収書を見つけたとします。多くの方は、これをクラウド上(Google ドライブ)に保存して、後でチームメンバーと共有したり、別のデバイスから確認したりしたいと考えるでしょう。

しかし、これまでのプロセスは少し面倒でした。
1. ブラウザでPDFを開く
2. パソコンの「ダウンロード」フォルダに一度保存する
3. ブラウザの別のタブでGoogle ドライブを開く
4. 保存したいフォルダに移動する
5. パソコンのフォルダからGoogle ドライブへファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードする
6. パソコン内に残った不要なPDFファイルを削除する(ローカル容量の節約やセキュリティのため)

一つひとつの作業は数秒かもしれませんが、1日に何度も繰り返すと大きなタイムロスになります。また、パソコンの「ダウンロード」フォルダが一時保存したPDFファイルで溢れかえり、どれが最新のファイルか分からなくなってしまう、といった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

今回のアップデート内容:Chromeからドライブへ直行!

今回のアップデートにより、パソコンのGoogle Chromeブラウザを利用している場合、閲覧中のページから離れることなく、PDFファイルを直接Google ドライブに保存できるようになりました。

ChromeでPDFを開き、保存のアクションを行う際に、保存先としてご自身のGoogle ドライブを直接指定できるようになります。これにより、ローカル環境(パソコン本体)を経由するプロセスが完全に省略されます。

「Saved from Chrome」フォルダで迷子を防ぐ

さらに素晴らしいのは、保存されたファイルの行方です。
「ドライブに直接保存できるのは便利だけど、広大なGoogle ドライブの中でどこに保存されたか分からなくなりそう…」という心配は無用です。

この機能を使って保存されたPDFファイルは、Google ドライブ内に自動的に作成される「Saved from Chrome(Chromeから保存)」という専用フォルダに分かりやすく格納されます。後からGoogle ドライブを開いた際、このフォルダを見に行けば、ブラウザから直接保存した資料が一覧で並んでいるため、ファイルを探し回る時間を大幅に削減できます。もちろん、そこから任意のプロジェクトフォルダへ自由に移動させることも可能です。

日本のビジネスシーンにもたらす3つのメリット

このシンプルな機能追加は、私たちの働き方にどのような良い影響を与えるのでしょうか。

1. ローカルPCのセキュリティ向上と容量節約

機密性の高い資料を扱う場合、個人のパソコンのハードディスクにファイルが残ってしまうことは、セキュリティ上のリスクになり得ます。直接クラウドに保存できれば、パソコン本体にデータが残らないため、端末紛失時の情報漏洩リスクを低減できます。また、ストレージ容量の限られたノートパソコンを使用している場合でも、ディスク容量を圧迫しません。

2. チームへの即時共有とコラボレーションの加速

Google ドライブに保存されたファイルは、数クリックでチームメンバーに共有できます。例えば、競合他社の調査レポートをウェブで見つけた際、ドライブに直接保存し、そのファイルのリンクをGoogle Chatでチームに送るまでの時間が圧倒的に短縮されます。情報共有のスピードアップは、チーム全体の意思決定を速めることにつながります。

3. デバイスを跨いだシームレスな作業

外出先や移動中に、スマートフォンやタブレットから資料を確認したい場面はよくあります。オフィスのパソコンでChromeから直接ドライブにPDFを保存しておけば、移動中の電車内でもスマートフォンからすぐにお目当ての資料にアクセスできます。「あとでスマホで読もうと思ったのに、パソコンのローカルに保存したままだった」といううっかりミスを防ぐことができます。

管理者およびエンドユーザー向けの設定

本機能のご利用にあたって、知っておくべき設定関連の情報をまとめました。

エンドユーザーの皆様へ

エンドユーザー側で行う特別な設定や有効化の作業は一切ありません。現在お使いのパソコンのGoogle Chromeブラウザで、対象の機能がすでに利用可能な状態になっています。次にChromeでPDFを開いた際、保存オプションをぜひ確認してみてください。
詳細な使用方法については、Google公式のヘルプセンター「Google ドライブにファイルやフォルダをアップロードする」をご参照ください。

Google Workspace管理者の皆様へ

組織のIT環境を管理されている皆様にとって、新しい機能のコントロールは重要です。Google Workspace管理者は、Chromeの管理ポリシーを使用してこの機能を細かく制御することができます。
具体的には、Chromeのバージョン145以降において、専用のポリシーを用いてこの機能の有効・無効を組織単位でコントロールすることが可能です。社内のセキュリティ要件や運用ルールに合わせて、適切な設定を行ってください。

展開スケジュールと対象となるユーザー

本機能は、すでにすべての環境に向けて展開が完了しています。

展開スケジュール

即時リリースドメイン、および計画的リリースドメインの両方において、現在すでに利用可能(Available now)となっています。展開を待つことなく、今すぐこの便利さを体験していただけます。

対象となるエディション

この機能は、特定のエディションに限定されることなく、広く提供されます。

  • すべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様(Business、Enterprise、Education、Frontlineなど全エディション)
  • Google Workspace Individualのサブスクリプションをご利用のお客様
  • 個人のGoogleアカウント(無料版)をご利用のユーザー様

まとめ:日常の小さな改善が、大きな生産性を生む

本日は、Google ChromeブラウザからPDFをGoogle ドライブへ直接保存できるようになった新機能について解説いたしました。

AIや高度な自動化といった派手な機能アップデートが注目されがちですが、こうした「毎日必ず発生する、ちょっとした面倒な作業」を根本から解消してくれる改善こそが、実はユーザーの満足度や日々の生産性を最も引き上げてくれるものです。「Saved from Chrome」フォルダという、ユーザーの心理に寄り添った設計もGoogleならではの素晴らしい配慮と言えます。

Google Workspaceの強みは、ブラウザ(Chrome)とクラウドストレージ(Drive)という別々のツールが、一つのエコシステムとしてシームレスに連携している点にあります。
現在Google Workspaceをご利用の皆様は、今日からこの機能を活用して、パソコンの「ダウンロード」フォルダの整理から卒業しましょう。また、これからクラウドツールの導入を検討されている方は、こうした直感的で無駄のないユーザー体験を提供するGoogle Workspaceを、ぜひビジネスの基盤としてご検討ください。