未経験から飲食店開業して6年経って気づいた大切なことシリーズ。
第二弾です。
第一弾の記事は、未経験で何かはじめるならスモールスタートがおすすめ。
「なんでもできます=コンビニ化」はよくない
フリーランスになった当初、
自営業として開業した当初、
何かをスタートした最初にありがちですが、経験が浅い初期は、軽い気持ちでアドバイスしてくる人が結構(たくさん)います。
友達、知り合い、お客様。
もちろん、みんな悪意を持ったアドバイスではありません。
良かれと思って、
「こうした方がもっとよくなるんじゃない?」
「このメニューもそろえた方がいいと思うよ。」
「これもあった方が絶対良い!」
等々、
これした方がいい、これがあった方がいい、とアドバイスをしてくれます。
良いアドバイス、効果のないアドバイス、
たくさんの様々なアドバイスの中から効果のあるアドバイスを見つけ出すのはそう簡単ではありません。
経験の浅い状態であればなおさら。
アドバイスを実行するかしないかはあなた次第
他人のアドバイスを実行するかしないか、参考にするかしないか、全てあなた次第です。
そして、重要なことは、
アドバイスしてくる人たちは、責任やプレッシャーなど、何も背負うものはありません。
だから、悪く表現すると、
“好き勝手言いたい放題”
例えば、
飲食店を開業して、開業当初に友人Aさんがくれたアドバイスをそのまま実行として、結果としてその実行が大きな失敗になってお店が閉店することになってしまったとします。
その閉店の責任を友人Aさんに追求できるか?
一目瞭然、実行に移した本人の責任です。友人Aさんは責任を負う必要はありません。
考えたら当たり前のことですが、現実に直面すると判断が鈍くなってしまうことも。
求めてもないのに、アドバイスをしてくる人たち。
アドバイスの中には、もしかしたら、ものすごく的確で参考にした方がいいアドバイスもあるかもしれません。
しかし、
フリーランス、自営業の人、サービス、お店が、
例えば、100人全員の欲しいものをすべて揃えていたら、
ただのコンビニになってしまう。
コンビニは近くにあって便利だから利用するけど、
少しでも遠くになってしまったら代わりはいくらでもあるから利用しなくなります。
コンビニ化しない=独自性を持つこと=差別化を図ること
つまり、
フリーランス、自営業で、
万人受けするサービスを提供する人は、代わりがいくらでもあるから利用されなくなります。
コンビニのように、何でも揃っているのは便利だし、たくさんの人に求められそうではあるけれど、
「それは本当に自分がやるべきことなのか?」
この問いは、
フリーランス、自営業の人には常に心に留めておいて頂きたいです。
誰でもできること、誰もがやっていること、を自分がやる必要はありません。
“自分だからできること”
“自分しかやらないこと”
“自分にしかできないこと”
自分のできることを、コンビニ化せず、愚直にやることで、自然と独自性が強まり、差別化になり、
“選ばれる存在”
になります。
現在、私は、
Cafe&DiningSAKAEという小さな飲食店を経営する上で、他にも海の家、webデザインなど、どの事業をするにしても、
独自性、差別化、自分だからできること、自分にしかできないこと、
そのあたりは常に意識して、
事業として何をするか、何をしたいか、どの方向に進むか、進みたいか、
考えて実行しています。
皆さんも是非、自分にしかできないことを追求してもらいたいと思います。
そうすることで、自然と差別化が図れて、事業としても良い方向に進むことができると思います。
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