生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

無料で使える「Office Online」とは 【使い方・できること・できないことまとめ】

Microsoftの公式サービス「Office Online」とは、Word・Excel・PowerPoint などのアプリケーションを完全に無料で使うことができるサービスです。

 

「Word や Excel はたまにしか使わない。高いライセンス料を払って、購入するべきか悩むーー。」

そんなときに検討すべきなのが、ウェブブラウザ上で無料利用できるサービスMicrosoft Office Online」です。

有料版と比べて一部機能に制限はありますが、簡易的な使用であれば困ることはありません。

特に「閲覧メインであり、編集はたまにしかしない」という方は、是非 Office Online を試してみるべきです。

有料版「Microsoft Office」を購入する前に、無料の「Office Online」で事足りるかどうか確認するのがおすすめです。

無料の「Office Online」と有料版「Microsoft Office」の違い

まず、以下のような基本的なことは、すべて「Office Online」で可能です。

無料の「Office Online」で出来ること一覧

「Office Online」で出来ること

・Word・Excel・PowerPointのファイルを閲覧する

 

<Word>

  • 文章を書く。
  • フォントを変える。
  • 太字・斜体などを設定する。

 

<Excel>

  • 文字や数字を入力する。
  • 関数をつかって計算する。
  • グラフやピボットテーブルを作成する。
  • 罫線を引いて整形する。

 

<PowerPoint>

  • スライドを追加する。
  • 文章や画像を記載する。

 

これだけ使えれば十分という人も、多いのではないでしょうか?

画面のリボン配置などもほとんど同じであり、新たに操作を覚え直す手間は必要ありません。

無料の「Office Online」で出来ないこと一覧

Office Online では、デスクトップ版の機能がいくつか制限されています。

なんせ無料ですので、一部の機能制限は仕方ありません。

 

下記機能をよく使う方は、有料版「Microsoft Office」を購入した方がよいでしょう。

Word Online で出来ないこと
  • パスワード付きファイルの閲覧
  • 「印刷」以外のレイアウトでの表示(アウトライン、Web レイアウト などで表示できない)
  • ハイパーリンクのリンク先の変更
  • 図形の編集・移動・サイズ変更
  • テキスト ボックスの編集・移動・サイズ変更
  • テーマの配色・差し込みの変更
  • マクロの実行

参考:「ブラウザーと Word での文書の使用の相違点」 – Microsoft

Excel Online で出来ないこと
  • パスワード付きファイルの閲覧
  • 条件付き書式の設定変更
  • データの入力規則の設定
  • マクロの実行

参考:「ブラウザーと Excel でのブックの使用の相違点」 – Microsoft

PowerPoint Online で出来ないこと
  • オーディオの追加
  • フッター、ヘッダー、日付/時刻、段落番号の編集
  • スライドマスターの編集
  • グラフの追加
  • 上付き/下付き文字の使用
  • スライドショーの各種機能(自動プレゼンテーション、発表者ビューなど)

参考:「さまざまなプラットフォームの PowerPoint 機能の比較」 – Microsoft

 

時間に余裕がある状況であれば、まずはOffice Online を使ってみて、機能に不満を感じたら有料版の購入の順序がおすすめです。

無料で使える「Office Online」のメリット・デメリット

Office Online には一部機能の制限がある一方、オンラインならではの便利な機能もついています。

無料で使える「Office Online」のメリット

1・レイアウト崩れがほとんど無い

Office Online 以外にも、文書や計算表を見るための代替ソフトはありますが、

レイアウトが崩れて表示されてしまうことも多いです。

Office Online は Microsoft の公式ソフトであるため、デスクトップ版と同じ状態で閲覧することができます、

2・Mac からでも利用できる

「Office Online」はウェブブラウザ上で使用するサービスのため、インターネットに接続された環境であれば、OS関係なくWindowsはもちろん、Macからでも利用可能です。

3・スマートフォン(iPhone・Andoroid)からでも利用できる

ただし、スマホから利用する場合は、モバイル専用の「Office Mobile」というアプリの方がいいかもしれません。

4・作成したファイルをリアルタイムで OneDrive に保存できる

「Office Online」で作成したファイルはリアルタイムで、マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」に保存されるので、安心です。

5・複数ユーザーが共有編集できる

アクセスするための専用リンクを他人に連絡することで、ファイル編集に招待することができます。

Dropbox 等のクラウドストレージと、似た感覚で利用できるといえるでしょう。

利用方法もごく単純です。

ファイルを開いた状態で、右上の「共有」を押すと・・・

このような画面が表示されます。

相手のメールアドレスを記入すれば、招待メッセージが送信されます。

 

一方、下記のようなデメリットも存在します。

無料で使える「Office Online」のデメリット

1・上述のとおり、使えない機能が一部存在する。

2・編集が巻き戻ってしまうことが時々ある。

複数の人が、デスクトップ版・オンライン版で同時に編集すると、思ったとおりに反映されず巻き戻ってしまうことがあるようです。

閲覧する分には問題ありませんが、多人数で同時に編集するのは注意が必要です。

無料で使える「Office Online」の使い方   

無料で使える「Office Online」を使う上で、特別な手続きは必要ありません。

今すぐにでも使い始めることが可能です。

1.公式サイトにアクセス

https://www.office.com

2.右上の人物アイコンをクリックして、Microsoft アカウントでログイン

3.このような画面が表示されます。

「Word」「Excel」などをクリックすると、アプリが起動してすぐに使うことができます。

【TIPS】

Microsoft アカウントを持っていない場合は、下記ページにアクセスしてください。

https://account.microsoft.com/

「Microsoft アカウントを作成 > 」というリンクから、作成することができます。

無料で使える「Office Online」の評判

実際に Office Online を使った人たちは、どのような感想を抱いているのでしょうか。

Twitterでの評判を見てましょう。

シンプルな使い方だけの場合には、Office Online で問題なさそうですね。

複雑なファイルを閲覧・編集するときには、デスクトップ版が欲しくなるかもしれません。

無料で使える「Office Online」まとめ

Office Online の特徴をまとめると、このようになります。

・完全無料で利用できる。

・Microsoft アカウントがあれば、今すぐ利用できる。

・操作感もおおむね変わらない。

・一部機能に制限あり。しかし、シンプルな閲覧・編集であれば問題なし。

・他人と共有閲覧・編集することもできる。

 

有料版Officeを買う前に、まずは Office Online を一度使ってみるのがよいと思います。

不便を感じた時に、デスクトップ版の購入を検討するとよいのではないでしょうか。

 

Googleのオフィスソフトが一式揃った「G suite」もおすすめです。20%割引クーポンあります。

【最新】「Google Workspace」の10%割引クーポン(プロモーションコード)を無料でご紹介しています

 

Office Onlineだと機能が物足りない、有料版Officeは価格が高い、そんな人におすすめなオフィスソフト。

【WPS Office徹底解説】Microsoft Officeと比較して圧倒的に安い!互換性も問題なし!気になる評判も。

 

以上、「無料で使える「Office Online」とは 【使い方・できること・できないことまとめ】」でした。それではまた。