生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

本家アメックスプラチナとの違いは?年会費14万円の差を埋めるコスパ検証

「いつかは持ちたい」

そう思わせる圧倒的なステータスと輝きを放つ、アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カード。

しかし、その年会費は165,000円(税込)と、誰もが気軽に持てるカードでないことも事実です。

もし、同じ「プラチナ」の名を冠し、アメックスブランドの信頼性を持ちながら、年会費を5分の1以下に抑えられるカードがあるとしたら、気になりませんか。

それが、今回ご紹介する「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

本記事では、本家アメックスプラチナとセゾンプラチナビジネスアメックスの2枚を徹底的に比較し、年会費約14万円の差がどこにあるのか、そしてセゾンプラチナビジネスアメックスが持つ驚異的なコストパフォーマンスについて、具体的な視点から検証していきます。

この記事を読めば、あなたにとって本当に価値のあるプラチナカードがどちらなのか、明確な答えが見つかるはずです。

年会費と基本スペック比較!ステータスとコストの天秤

まず、両者の最も大きな違いである年会費と、それに伴う基本スペックを見ていきましょう。この差が、他のすべての特典価値を測る上での基準となります。

圧倒的な価格差!年会費と追加カード

両者の基本情報を比較した表がこちらです。

  • 本家アメックス・プラチナ・カード: 年会費 165,000円(税込)
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード: 年会費 33,000円(税込)

その差は実に132,000円。月額に換算すると11,000円もの違いがあります。さらに注目すべきは、セゾンプラチナビジネスアメックスは初年度年会費が無料である点です。プラチナカードの豪華な特典を1年間リスクなく試せるのは、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

また、家族や従業員向けの追加カードにも違いがあります。本家アメックスプラチナは、家族カード(メタル製)を4枚まで無料で発行できます。対してセゾンプラチナビジネスアメックスは、1枚あたり3,300円(税込)の年会費で最大9枚まで追加カードを発行可能です。個人事業主や法人代表者が従業員にカードを持たせる場合には、セゾンの方が柔軟に対応できるケースもあります。

ポイントとマイル還元率の視点

クレジットカードの価値を測る上で欠かせないのが、ポイントやマイルの還元率です。

本家アメックスプラチナは、通常100円につき1ポイントが貯まります。貯めたポイントはANAマイルやJALマイルをはじめ、多くの航空会社のマイルに交換できますが、交換レートや年間移行上限に条件があります。

一方、セゾンプラチナビジネスアメックスの強みは、JALマイルに特化した高還元率です。有料オプションの「SAISON MILE CLUB」(年会費5,500円/税込)に登録すると、ショッピング利用1,000円につき10マイルが貯まり、さらに2,000円につき1ポイントの永久不滅ポイントも付与されます。これを合算すると、JALマイル還元率は最大1.125%に達します。これは多くのJALカードを凌駕するほどの高い水準です。

日々の経費決済で効率よくマイルを貯めたいビジネスユーザーにとって、セゾンプラチナビジネスアメックスは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

コスパの鍵!最重要特典「プライオリティパス」の隠れた違い

多くのプラチナカードに付帯する空港ラウンジサービス「プライオリティパス」。両カードともに最高ランクの「プレステージ会員」(通常年会費469米ドル)が無料付帯しますが、実はそのサービス内容に決定的な違いがあり、これがセゾンプラチナビジネスアメックスのコスパを飛躍的に高めています。

同伴者料金と家族カードの有無

本家アメックスプラチナのプライオリティパスは、カード会員本人に加えて同伴者1名まで無料でラウンジを利用できます。さらに、無料で発行できる家族カード会員もそれぞれプライオリティパスを申し込めるため、家族旅行などでは圧倒的な強さを発揮します。

対して、セゾンプラチナビジネスアメックスのプライオリティパスは、本会員のみが無料利用の対象です。同伴者は有料となります。この点だけ見ると、本家アメックスプラチナに軍配が上がります。

真の価値は「レストラン利用」にあり

しかし、セゾンプラチナビジネスアメックスの真価は別の場所にあります。それは、空港内の提携レストランやリフレッシュ施設が利用可能な点です。

近年、多くのクレジットカードに付帯するプライオリティパスでは、ラウンジ以外の施設(特にレストラン)での割引サービスが利用対象外となる改悪が相次ぎました。しかし、セゾンプラチナビジネスアメックスは、2025年12月時点でもこのサービスを維持しており、空港での時間を格段に豊かにしてくれます。

例えば、羽田空港や関西国際空港などにある提携レストランでは、3,400円分(約28米ドル相当)の飲食が無料になります。フライト前にラウンジで過ごす代わりに、しっかりとした食事を無料で楽しめるのです。これは、出張が多いビジネスパーソンにとって計り知れないメリットです。年間数回利用するだけで、年会費33,000円の元が取れてしまうほどのインパクトがあります。

この「レストランも使えるプライオリティパス」こそ、年会費14万円の差を埋めて余りある、セゾンプラチナビジネスアメックス最大のコストパフォーマンスの源泉と言っても過言ではありません。

ホテル・グルメ優待比較!14万円の価格差はここに現れる

年会費の差が最も顕著に現れるのが、ホテルやダイニングに関連する特典です。ここでは、本家アメックスプラチナが提供する最高級の体験と、セゾンプラチナビジネスアメックスが提供する堅実で価値ある特典を比較します。

本家アメックスプラチナの豪華絢爛なトラベル特典

年会費16万円超の価値は、特に旅行関連の特典に凝縮されています。

  • ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR): 世界中の超一流ホテルで、部屋のアップグレード、朝食無料、100米ドル相当のクレジット、レイトチェックアウトといったVIP待遇を受けられます。
  • フリー・ステイ・ギフト: カードを継続すると、国内の高級ホテルの無料宿泊券(1泊2名分)が毎年もらえます。これだけで5万円以上の価値があります。
  • ホテル・メンバーシップ: ヒルトン・オナーズやマリオット・ボンヴォイといった有名ホテルグループの上級会員資格が無条件で付与されます。

これらの特典は、旅行の質を劇的に向上させるものであり、本家アメックスプラチナを選ぶ最大の理由の一つです。まさに「お金で買える最高の体験」を体現しています。

セゾンプラチナビジネスアメックスの賢い選択

対するセゾンプラチナビジネスアメックスも、年会費33,000円とは思えない充実した特典を提供しています。

  • セゾンプレミアムレストラン by 招待日和: 全国の対象レストランで2名以上利用時に1名分のコース料理が無料になります。これは本家アメックスプラチナのダイニング特典に匹敵するサービスです。
  • 一休.comダイヤモンド会員特典: 通常は年間利用額が30万円以上で到達するステージを、6ヶ月間体験できます。
  • Tablet Hotelsの会員権: 通常年会費1万円以上のホテル予約サイトの優待を無料で利用できます。

本家のような無料宿泊券や無条件の上級会員資格はありませんが、特別な日のディナーや、少し贅沢な国内旅行で大きな価値を発揮する特典が揃っています。豪華さでは劣るものの、使い方次第で年会費を大きく超えるリターンが期待できる、非常にコストパフォーマンスに優れたラインナップです。

独自の強みは?ビジネスサポートとユニークな保険

最後に、それぞれのカードが持つ独自の強み、特にビジネスシーンや万が一の備えとなる保険について比較します。

セゾンプラチナの「ビジネス特化」という個性

セゾンプラチナビジネスアメックスは、その名の通りビジネスに役立つ特典が充実しています。

  • ビジネス・アドバンテージ: 事務用品、レンタカー、宅配サービスなどを優待価格で利用できる法人向けサービスが使えます。
  • 決算書・登記簿謄本が不要: ビジネスカードでありながら、申し込みに事業に関する書類は不要です。個人の信用情報で審査されるため、設立間もない法人の代表者や個人事業主、さらには副業を持つ会社員でも申し込みやすいのが大きな特徴です。
  • ユニークな付帯保険: 2025年6月のリニューアルで追加された「サイバー保険」や「ゴルファー保険」は、現代のビジネスリスクや経営者のライフスタイルに寄り添ったユニークな補償です。

これらの特典は、日々の業務効率化やリスク管理に直接的に貢献します。

ステータスと安心の本家アメックス

本家アメックスプラチナは、個人向けカードとして最高峰の安心感を提供します。充実した旅行傷害保険はもちろんのこと、カードで購入した商品の破損や盗難を補償する「ショッピング・プロテクション」や、返品を受け付けてもらえない商品を補償する「リターン・プロテクション」など、あらゆるシーンで持ち主を守る手厚い補償が付帯します。

そして何より、そのメタル製のカードがもたらす圧倒的なステータスと信頼感は、他の何にも代えがたい価値と言えるでしょう。

まとめ:あなたにとっての「価値あるプラチナ」とは?

ここまで、本家アメックスプラチナとセゾンプラチナビジネスアメックスを様々な角度から比較してきました。年会費約14万円の差は、主に「フリー・ステイ・ギフト」に代表される豪華なホテル特典と、無条件で付与されるホテル上級会員資格、そしてカード自体のステータス性にあると言えます。

もしあなたが、最高のトラベル体験と誰もが認めるステータスを求めるのであれば、本家アメックスプラチナは年会費以上の価値をもたらしてくれるでしょう。

一方で、「プラチナカードの便利な特典は享受したいが、コストは賢く抑えたい」「特に海外出張や国内移動が多く、空港での時間を有効活用したい」「ビジネスにもプライベートにも役立つ実践的なカードが欲しい」と考えるなら、セゾンプラチナビジネスアメックスは驚くほどコストパフォーマンスの高い、最高の相棒となり得ます。

特に、今なお「レストランで使えるプライオリティパス」が付帯している点は、他の多くのプラチナカードに対する絶対的な優位性です。

まずは初年度年会費無料で、その実力を1年間じっくりと試してみてはいかがでしょうか。きっとその価値に納得できるはずです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特典詳細や、審査に関する情報、そして最もお得な入会方法については、以下の完全ガイド記事で余すところなく解説しています。ぜひご一読ください。

→【完全ガイド】セゾンプラチナビジネスアメックスを徹底解説!メリット・デメリットから審査、お得な入会方法まで

なお、上記の完全ガイド記事からお申し込みいただき、条件を達成すると12,000円分のAmazonギフト券がもらえる特別な入会特典もご用意しています。この機会をぜひご活用ください。