こんにちは、小松由和(@komaty1210)です。
今回は、銀行の振込手数料を無料にする方法について。
住信SBIネット銀行というネット銀行をうまく活用すると、他の銀行宛の振込手数料が無料になります。
その振込手数料の無料回数、なんと最大毎月15回!
・たまに銀行振込をするけど、毎回振込手数料で200〜300円ほどかかってしまう
・仕事で毎月5件ほど銀行振込をするけど、振込手数料だけで1000円以上払ってしまっている
・銀行振込のためにATMの行列に並ぶことがよくある
そんな方々にはとてもお得な情報だと思いますので、ぜひご活用ください。
住信SBIネット銀行以外にも、振込手数料が毎月数回無料になるキャンペーンをしている銀行はたくさんありますが、どれも無料回数が少なかったり、預金残高がたくさんないと適用されなかったりとハードルが高いものが多いです。
それに比べて、住信SBIネット銀行は、他の銀行よりも簡単な条件で毎月3〜7回の振込手数料が無料、住信SBIネット銀行のクレジットカードも発行して使えば簡単に毎月15回も振込手数料が無料になります!
今回はその方法をご紹介したいと思います。
例えば、毎月3回の銀行振込で振込手数料324円×3回=972円かかっているとしたら、住信SBIネット銀行を利用して簡単な設定をしておけば、毎月1000円近くのお金を節約することができます。
チリも積もればで、毎月1000円だと、1年間で12000円!
なんの得にもならない振込手数料で毎年12000円払うのはバカバカしいですよね。
私も仕事柄、毎月銀行振込の回数がそれなりに多いので、住信SBIネット銀行はフル活用しています。
それでは、具体的な方法を紹介していきます。
住信SBIネット銀行とは
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスを出資会社とするインターネット専業の銀行です。
ネット銀行のため、メガバンクや地方銀行のように、街中に店舗はなく、ネット上で手続きが完結する銀行です。webサイト上で履歴が見れるので通帳もありません。
店舗がない(住宅ローン向けの店舗はあります)、通帳がない、といった反面、メガバンクなどにはない様々なメリットを提供しています。
メリットの詳細は住信SBIネット銀行webサイトを見てもらえればと思いますが、主なメリットでも以下のとおり。
・全国のコンビニや提携のATMで引出しや預入れが可能
・ネットバンキングで振込ができるから、銀行振込のためにATMに並ぶ必要なし
・ATMへの預け入れ(入金)手数料は誰でも無制限で無料
・ATMの引き出し手数料は誰でも毎月2回は無料(条件に応じて最大15回まで無料)
・同じ住信SBIネット銀行宛ての振込手数料は無制限で無料
・他の銀行宛ての振込手数料は誰でも毎月2回は無料(条件に応じて最大15回まで無料)
振込手数料無料以外にも、ATMの引き出し手数料が無料回数が多かったり、メリットが多い銀行ですが、今回ご紹介するのは最後の他の銀行宛ての振込手数料の内容になります。
他にも、SBI証券との連携や、定期預金や各種ローン、など様々なサービスを提供しています。
銀行の振込手数料を毎月3〜15回無料にする方法
住信SBIネット銀行のスマートプログラムを活用する
スマートプログラムとは、商品・サービスのご利用状況に応じてランクづけされ、そのランクに応じて、毎月のATMや振込の手数料が無料になる優遇プログラムです。
ランクと手数料無料優遇の表は以下のとおりです。
口座開設後、何もしない状態がランク1です。初期から振込手数料が月1回無料な点も嬉しいですね。
ランク1 | ランク2 | ランク3 | ランク4 | |
ATMご利用手数料(預け入れ)無料回数 | 無制限 | |||
ATMご利用手数料(引き出し)無料回数 | 月2回 | 月5回 | 月7回 | 月15回 |
住信SBIネット銀行の口座あて 振込手数料 無料回数 | 無制限 | |||
他の金融機関あて 振込手数料 無料回数 | 月1回 | 月3回 | 月7回 | 月15回 |
スマートプログラムのランク1〜4の判定条件
<ランク4>
下記Ⅰ、Ⅱのいずれかの条件に該当
Ⅰ | 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上 |
Ⅱ | 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用 |
<ランク3>
下記Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵのいずれかの条件に該当
Ⅲ | 総預金の月末残高が300万円以上 |
Ⅳ | ロボアドバイザー残高の合計が月末時点で100万円以上 かつ 総預金の月末残高が1,000円以上 |
Ⅴ | 住宅ローンを利用 かつ 総預金の月末残高が1,000円以上 |
Ⅵ | 以下1~10の条件のうち3つ以上該当 かつ 総預金の月末残高が1,000円以上
|
<ランク2>
下記のⅦ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹのいずれかの条件に該当
Ⅶ | 総預金の月末残高が30万円以上 |
Ⅷ | ロボアドバイザー残高の合計が月末時点で10万円以上 かつ 総預金の月末残高が1,000円以上 |
Ⅸ | 以下1~10の条件のうち2つ該当 かつ 総預金の月末残高が1,000円以上
|
Ⅹ | 総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 30歳未満 |
<ランク1>
上記のⅠ~Ⅹのいずれの条件にも該当しない(=銀行口座開設後なにもしない状態)
<クレジットカード「ミライノ カード」の利用でランクアップ!>
住信SBIネット銀行発行のクレジットカード「ミライノ カード GOLD」または「ミライノ カード PLATINUM」を発行して、住信SBIネット銀行を引落口座に設定すると、基本ランクから2ランクアップ!
簡単に毎月3回振込手数料を無料にする方法
ランク2の条件を満たすと、毎月の振込手数料が3回まで無料になります。
30歳未満で1,000円預金残高があったり、年齢問わず預金残高が月末に30万円あれば、それだけでランク2になりますが、30歳以上で、30万円の預金がなくても大丈夫。
1000円ちょっとのお金があればランク2を達成できる方法があります。
条件はいろいろありますが、以下の3つの条件であれば簡単に達成可能です。ぜひお試しください。
①総預金の月末残高が1,000円以上
→総預金ですので普通預金でもOKですし、②+③の合計が1000円以上でもOK。
②100円程度の外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
→米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、南アランド、どれでも好きな外貨でよく、かつ、最低残高の設定がないので、1ドル(110円ほど)だけ両替して預金しておけばOK。外貨の変動によって、預金が減ってしまう可能性はもちろんありますが(逆に増える可能性もあります)、100円くらいの少額であれば、半分に減っても50円減るだけなのでランクアップのための外貨預金であれば気にする必要はないかと思います。基本的には、普通預金口座から外貨預金口座に少額移すだけです。
③1,000円以上のSBIハイブリッド預金の月末残高あり
→ハイブリッド預金とは、SBI証券と連動している預金口座で、SBIネット銀行の口座からSBIハイブリッド預金にお金を移すと、SBIハイブリッド預金からSBI証券の株や投資信託などの商品が購入できるようになります。ややこしいですが、イメージ的にはSBI証券の口座にお金を移すイメージが近いかと。これも外貨預金同様、最低残高はないので、少額お金を移せばOK。普通預金口座から外貨預金口座に少額移すだけ。
私の場合は、下の画像のように条件を達成しているのでランク2は達成しています。
ランク2達成の条件をまとめると、以下のとおり。
①総預金の月末残高が1,000円以上
→外貨預金+SBIハイブリッド預金の残高で1,000円以上で達成
②100円程度の外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
→南アランド104円預金があるので達成
③1,000円以上のSBIハイブリッド預金の月末残高あり
→1,247円預金があるので達成
口座開設後に一度お金を外貨預金とハイブリッド預金に移して、総預金残高1000円以上を維持するだけで、次月以降は何もせずに、毎月3回振込手数料を無料にすることができます。
次に、このランク2の条件にもう1つ比較的簡単な条件を達成してランク3(毎月7回振込手数料無料)にする方法をご紹介します。
毎月7回振込手数料を無料にする方法
私が「ミライノGOLDカード」を活用して毎月15回振込手数料を無料にする前まで長らく実践してきた方法です。
初回の純金積立設定が少し面倒な点と、毎月1,000円を純金に積立しなければいけませんが、純金積み立ての値下がりリスクが低いのと、毎月の7回振込手数料が無料になるメリットに比べれば、やって損はないと思います。
ランク2の条件に加えて、以下の④の条件を達成します。
④純金積立の月末時点でご契約あり
→住信SBIネット銀行の純金積立サービスは、月々1,000円以上から始められます。手数料が購入代金1,000円につき月額25円のため、正確には、毎月1025円を純金積立すればOK。金も外貨と同じく価値が変動する可能性があり、積立金が減少するリスクはありますが、金の価格チャートを見てもわかるとおり、そもそも金は変動幅が少ない商品です。かつ、毎月積立でもあるので、価値が減少するリスクは非常に少ないと思いますし、途中で売却ももちろん可能ですので、やめたくなったら売却すればよいだけの話。
私は毎月1000円積み立てて(手数料込みで1025円支払い)、2017年11月現在21ヶ月積立していて、運用結果は、購入金額(手数料込み)21,730円に対して、現在価値が21,915円で、損益は+185円。少額増えています。
今回の④の条件をまとめると、以下のとおりです。
①総預金の月末残高が1,000円以上
→外貨預金+SBIハイブリッド預金の残高で1000円以上で達成
②外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
→南アランド104円預金があるので達成
③SBIハイブリッド預金の月末残高あり
→1,247円預金があるので達成
④純金積立の月末時点でご契約あり
→毎月1025円(手数料25円含む)を純金積立すれば、達成
これで、毎月7回まで振込手数料が無料になります。
最後に、毎月15回の振込手数料を無料にするためにランク4にする方法をご紹介します。
「ミライノGOLDカード」発行で毎月15回無料も簡単に可能!
ここからはランク4の毎月15回振込手数料無料を目指す方法です。現在、私が実践している内容です。
仕事などで毎月10回以上、様々な銀行に振り込みをする必要がある人も少なくないと思います。
銀行振込が多いと、振込手数料を節約するためになるべく同一の銀行で振り込むために銀行口座を使い分けて預金を移したり、など振込手数料も気にしないといけないし、面倒なことばかり。
そんな人たちにとって、住信SBIネット銀行のスマートプログラムのランク4になれば、毎月15回も振込手数料が無料になるとかなり嬉しいですよね。
普通にランク4の条件を満たそうとすると、
・外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上
・外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用
どちらかを達成しないといけません。
かなりハードル高いです。
そこで今回活用するのが、住信SBIネット銀行発行のクレジットカード「ミライノカードGOLD」または「ミライノカードPLATINUM」に入会して、住信SBIネット銀行を引落口座に設定すれば、
なんと、基本ランクから2ランクアップ!
つまり、住信SBIネット銀行の口座を作ってランク1の状態で、クレジットカード「ミライノカードGOLD」を作れば、一気にランク3に!
ランク2の状態で、クレジットカード「ミライノカードGOLD」を作れば、一気にランク4に!
「ミライノカードGOLD」の場合、年会費が3,000円(税抜)(年間100万円以上のご利用で次年度無料)かかりますが、振込手数料を毎月節約できることと天秤にかければ決して悪くない金額です。「ミライノカードPLATINUM」は年会費25,000円(税抜)なので、振込手数料無料ゲットのために契約するのは微妙なので、実用的にクレジットカードを利用する方向け。
「ミライノカードGOLD」の年会費3,000円(税抜)、1ヶ月換算なら250円(税抜)。
1ヶ月に1回324円とか振込手数料を払ってしまう状況の人ならクレジットカードの年会費の方が安く済んでしまいます。
もちろん、クレジットカードなので、クレジットカード払いでポイントがついたり、ゴールドカードの特典もたくさんありますので、振込手数料を毎月15回無料にしたい方はぜひご検討ください。
ミライノカードは随時、入会するだけでポイントがもらえる入会キャンペーンを実施していますので、入会するだけでもメリットありますのでとてもおすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
銀行振込の振込手数料にお悩みの方に、ぜひ活用して頂きたい内容でした。
個人事業主にお得でおすすめなクレジットカードを紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
「【個人事業主クレジットカードおすすめ10選】自営業・フリーランスでも審査に通りやすい事業用クレカカードを紹介します」
以上、「【毎月最大15回も他行宛の銀行振込手数料を無料にするには】住信SBIネット銀行で簡単に毎月3〜15回振込手数料を無料にできる方法あります。」でした!
それではまた!