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Surfsharkの領収書(インボイス)を発行して経費精算する手順|個人事業主・法人向け完全ガイド

「Surfsharkを事業用に契約したけれど、領収書はどこから取得できるの?」

VPNサービスの経費精算で、最初につまずくのがこのポイントです。

海外サービスであるSurfsharkは、日本のECサイトのように購入完了画面から領収書を印刷できる仕組みではありません。

しかも、管理画面の表記が英語中心のため、どこにインボイスがあるのか直感的にわかりにくいのが実情です。

勘定科目の選び方や確定申告での扱いについても触れているので、個人事業主の方も法人経理担当の方も、この記事を読みながら手を動かせばスムーズに処理できるはずです。

Surfsharkの領収書発行が分かりにくい理由

海外サービス特有の請求書事情

Surfsharkはオランダに本社を置くVPNプロバイダーです。日本のサービスであれば「マイページ」から「領収書発行」ボタンを押すだけで済むケースがほとんどですが、Surfsharkを含む海外サブスクリプションサービスでは事情が異なります。

海外サービスの多くは、日本の商慣習である「領収書」という概念ではなく、「Invoice(インボイス)」という形式で支払い記録を提供しています。このインボイスには支払い日、金額、サービス内容、支払い方法といった情報が記載されており、日本の税務においても経費の証拠書類として認められます。

経費にできるのか?という不安

「海外サービスの英語のインボイスで本当に経費精算できるのか」という疑問を持つ方は少なくありません。結論から言えば、問題なく経費として計上できます。税務上、経費の証拠書類に日本語であることという要件はなく、支払い事実・日付・金額・取引内容が確認できれば有効です。

ただし、税務調査の際にスムーズに対応するためには、インボイスとあわせて以下の情報を整理しておくと安心です。

  • 何のサービスか(VPNサービスの利用料)
  • 事業上の利用目的(セキュリティ確保、海外リサーチなど)
  • 支払い金額の日本円換算額と適用した為替レート

為替レートの問題

Surfsharkの料金はドル建てまたはユーロ建てで請求されるため、経費計上時には日本円への換算が必要になります。クレジットカードで支払った場合は、カード会社の明細に記載された日本円の請求額をそのまま使えば問題ありません。これが最もシンプルで、税務上も適切な処理方法です。

カード明細が届く前に経費を計上したい場合は、支払い日のTTM(対顧客電信仲値)を使って換算する方法もあります。国税庁のサイトや三菱UFJ銀行の公表レートを参照するとよいでしょう。

Surfsharkのインボイスを発行する具体的手順

ステップ1:Surfsharkアカウントにログインする

まず、Surfsharkの公式サイトにアクセスし、右上の「Log in」からアカウントにログインします。メールアドレスとパスワードを入力してダッシュボードに入りましょう。

二段階認証を設定している場合は、認証コードの入力も求められます。もしログイン情報を忘れてしまった場合は、「Forgot password?」からパスワードのリセットが可能です。

ステップ2:サブスクリプション管理画面へ移動する

ログイン後、ダッシュボード左側のメニューから「My Account」を選択し、「Subscription」のセクションに進みます。ここに現在のプランの詳細と請求に関する情報がまとまっています。

2026年5月時点の情報では、ダッシュボードのUIが以前よりもシンプルになり、サブスクリプション情報へのアクセスがしやすくなっています。

ステップ3:請求履歴からインボイスを取得する

Subscription画面の中に「Billing」や「Payment history」といった項目があります。ここに過去の支払い一覧が表示されるので、経費精算したい期間の取引を選択します。

各取引の横に「Download」や「Invoice」のリンクが表示されるので、クリックするとPDF形式のインボイスをダウンロードできます。このPDFがSurfsharkが公式に発行する請求書(インボイス)であり、経費精算の根拠書類として利用できます。

ステップ4:インボイスの内容を確認する

ダウンロードしたインボイスには、以下の情報が記載されているはずです。必ず内容を確認しましょう。

  • 発行元の会社名と所在地(Surfshark B.V.)
  • 支払い日(Payment Date)
  • 支払い金額と通貨
  • プランの内容(Surfshark One、Surfshark Starterなど)
  • 支払い方法の情報

これらの項目が正しく記載されていれば、日本の経費精算で使う証拠書類としての要件を満たしています。

インボイスが見つからない場合の対処法

管理画面からインボイスをダウンロードできない場合や、過去の取引履歴が表示されない場合は、Surfsharkのサポートに直接連絡しましょう。公式サイト右下のライブチャットから問い合わせると、対応が早いです。

チャットは英語対応が基本ですが、以下のように簡潔に伝えれば問題ありません。

「I need an invoice for my payment on [支払い日] for business expense purposes. Could you please send it to my email?」

筆者の経験では、サポートへのチャット問い合わせから数時間以内にメールでインボイスが届きました。Surfsharkのサポート対応は24時間体制で、返信の速さには定評があります。

経費精算の実務:勘定科目と仕訳の方法

VPN利用料に使う勘定科目

Surfsharkの利用料を経費計上する際、勘定科目の選び方で迷う方が多いです。一般的に使われる勘定科目は以下のとおりです。

  • 通信費:インターネット関連の支出として最も一般的な分類
  • 支払手数料:セキュリティサービスの利用料として処理する場合
  • 消耗品費:年額の金額が少額の場合に使うことも可能

どの勘定科目を使っても税額に影響はありませんが、毎年同じ科目で統一することが重要です。筆者は「通信費」で処理しています。VPNはインターネット通信のセキュリティ確保が目的なので、通信費が最も実態に即しているという判断です。

個人事業主の場合の仕訳例

Surfshark Oneの2年プランを契約し、クレジットカードで支払った場合の仕訳例です。仮にカード明細の日本円請求額が5,800円だったとします。

(支払い時)
通信費 5,800円 / 事業主借 5,800円

事業用のクレジットカードで支払った場合は「未払金」を使います。

(支払い時)
通信費 5,800円 / 未払金 5,800円

(カード引き落とし時)
未払金 5,800円 / 普通預金 5,800円

長期プランの費用按分について

Surfsharkには1か月、1年、2年といった契約期間があります。Surfshark VPNの料金プランやお得な始め方については、こちらの完全ガイドで詳しく解説していますが、長期プランほど月額換算の料金が安くなるのが特徴です。

2年プランを一括で支払った場合、厳密には「前払費用」として資産計上し、毎月按分して経費化するのが会計上の正しい処理です。しかし、個人事業主で金額が少額(年間数千円程度)の場合は、支払い時に一括で経費計上しても実務上問題になることはほとんどありません。

法人の場合は、金額の大小にかかわらず期間按分するのが原則です。経理担当者は、契約期間に応じた月割り計算で処理してください。

他のVPNサービスとの経費処理のしやすさ比較

主要VPNサービスのインボイス対応状況

経費精算のしやすさという観点で、主要なVPNサービスを比較してみましょう。

  • Surfshark:管理画面からPDFインボイスをダウンロード可能。サポート経由でも取得できる
  • NordVPN:管理画面の「Billing」から請求書を取得可能。Surfsharkと同様の操作感
  • ExpressVPN:メールで届く領収書を利用。管理画面からの直接ダウンロードは限定的
  • MillenVPN:日本企業が運営。日本語の請求書を発行してもらえるため、国内経理との親和性が高い

Surfsharkを事業用VPNとして選ぶメリット

経費精算の手間だけを考えれば日本語対応のサービスが便利ですが、Surfsharkにはそれを補って余りある利点があります。

まず、コストパフォーマンスの高さです。デバイス接続台数が無制限であるため、事業で複数のPCやスマートフォンを使う場合でも追加費用がかかりません。チームで共有する場合にも1アカウントで対応できるのは大きなメリットです。

また、100か国以上にサーバーを持つため、海外のWebサービスを調査するマーケターや、海外クライアントとの通信セキュリティを確保したいフリーランスにも適しています。

経費精算の手続きは最初に一度覚えてしまえば、次回からはルーチン作業になります。インボイスの取得方法さえ把握しておけば、海外サービスであることが経費処理の障壁になることはありません。

こんな人にはSurfsharkがおすすめ

  • 複数デバイスでVPNを使いたい個人事業主やフリーランス
  • 海外リサーチが多く、各国のIPアドレスが必要な方
  • コストを抑えつつ信頼性の高いVPN環境を整備したい小規模法人
  • すでにSurfsharkを個人利用しており、事業でも活用したい方

まだSurfsharkを導入していない方は、Surfshark公式サイトから契約できます。長期プランを選ぶと月額換算でかなり割安になるため、事業利用であればコスト面でもメリットがあります。

まとめ:Surfsharkの経費精算は仕組みを知れば簡単

Surfsharkの領収書(インボイス)発行から経費精算までの流れを整理します。

  • Surfsharkの管理画面にログインし、Subscription内のBillingからインボイスをPDFでダウンロードする
  • 管理画面から取得できない場合は、ライブチャットでサポートに依頼すれば対応してもらえる
  • 勘定科目は「通信費」が一般的。年度内で統一して使うことが大切
  • クレジットカード払いなら、カード明細の日本円額をそのまま経費計上できる
  • 長期プランの費用按分は、個人事業主なら少額であれば一括計上でも実務上問題ない

海外VPNサービスの経費精算は、初回こそ戸惑うものですが、手順さえ分かれば難しいことはありません。この記事の手順に沿ってインボイスを取得し、確実に経費として処理してください。

Surfsharkの料金プランの比較やVPNの基本的な仕組みについて詳しく知りたい方は、Surfshark VPNの完全ガイドもあわせてご覧ください。契約前に知っておきたいメリット・デメリットから、お得に始める方法まで網羅的にまとめています。