ノーコード(NoCode)サービスの「Webflow」をご存知でしょうか。
ノーコード(NoCode)サービスとは、プログラミングの知識がなくても簡単にウェブサイトやウェブアプリなどを作ることができるサービスで、個人から大企業まで注目されているサービスです。
そのノーコード(NoCode)サービスの中でも、すでに米国を中心に多くのユーザーがいる誰でもクオリティの高いウェブサイトが作成できるサービス「Webflow」について基本解説します。
WebflowでできることやWebflowの使い方、Webflowの評判など、Webflowについて気になることをまとめて紹介していきます。
Webflowとは?
Webflow公式サイト:https://webflow.com/
Webflowとはノーコード(NoCode)サービス
Webflowとは、ウェブサイト作成のノーコード(NoCode)サービスです。
ノーコード(NoCode)サービスとは、通常はプログラミング言語を使ったコーディングが必要な作業を、コーディングなしで行えるサービスの総称です。
プログラミングがわからない人が簡単にウェブサイトを作れるのはもちろん、プログラミングができる人でもコーディングするよりスピーディーに作業が進むので、より簡単に作りたい時に使うこともあります。
またウェブサイトを作る人と運用・保守を行う人が別の場合、運用する人がプログラミングについて知らない場合、内容を更新したい場合にわざわざコーディングができる人に作業を頼まないといけないことがあります。
ノーコードサービスを使ってウェブサイトを作成すれば、プログラミングができない人でも更新作業が可能なので、より運用や保守が簡単になります。
今までウェブサイト作成代行業者などに作成を依頼していた場合、出来上がりがイメージと違うということもあったかもしれませんが、コーディングができない人でも自分でウェブサイトを作ることができるWebflowなどのノーコードサービスを使えば、より自分のイメージに近いウェブサイトを作ることも可能です。
このようにWebflowなどのノーコードサービスを使えば、今までプログラミングができないことによって生じていた不便な点や、仕方がないと諦めていたことなどを解消できるかもしれません。
Webflowの特徴
Webflowでは、コーディングではなくドラッグアンドドロップでウェブサイトをデザインできます。
豊富なテンプレートが用意されているため、完全な初心者でも始めやすく、何をどうしたらいいかわからなくても簡単におしゃれなウェブページを作れます。
テンプレートが豊富にあり、無料のテンプレートもあるので、まず試しに作ってみるということもしやすいです。
ウェブサイトはパソコンやスマートフォン、タブレットなど閲覧するデバイスが変わるとデザインが崩れてしまうこともありますが、Webflowならそれを防ぐためのレスポンシブ対応もノーコードでできます。
ページを作成しながらそれぞれのデバイスでの表示を確認することができるので、常に実際の見映えを意識しながら作業ができ、時間短縮につながります。
Webflowの料金プラン
Webflowにはサイトプランとアカウントプランという2つの料金プランがあります。
サイトプランはウェブサイトごと、アカウントプランはアカウントごとに課金されるプランです。
アカウントプランのスターターは期間無制限で無料で利用できるので、まずは試してみたいという場合はこちらがおすすめです。
詳しくは公式サイトの料金プランでご確認ください。
Webflowの導入事例
楽天
日本トップクラスのECサイトを運営する楽天も、米国にある物流系関連会社である楽天SLのウェブサイトでWebflowを使用しています。
WordPressからWebflowに切り替えたことで、数か月で1500ドル以上の経費削減を実現できたこと、変更や更新など4~5時間かかっていた作業が20分で行えるようになったことなど、Webflowを導入したメリットを多数挙げています。
今まで高価な報酬を支払ってフリーランスのプログラマーに依頼していた作業が自分たちでできるようになったことで、経費の削減や時間の節約になったからです。
またページビューや直帰率、新規ユーザーなどが増加し、ウェブサイト自体が魅力的で経営的により効果的なものになったと評価しています。
楽天のような大きな企業にとって、Webflowのような比較的新しいサービスに乗り換えることは非常にリスクのある行為ですが、結果として成功であったと語られています。
参考リンク:https://webflow.com/customers/rakuten
DELL
大手コンピュータメーカーのDELLもWebflowを利用しています。
DELLでは従来ウェブの設計を大規模なチームを組んで行ってきました。
その中で問題となっていたのは、ページをデザインする人と実際にコーディングしてページを作成する人のコミュニケーションです。
今までの方法では齟齬が生まれやすく、何回もやり取りを行いながら作成する必要がありました。
現在デザインチームは新しいプロジェクトをWebflowのテンプレートから作成しているため、デザインチームとエンジニアチームが同じ土俵に立つことができ、コミュニケーションがスムーズになりました。
参考リンク:https://webflow.com/customers/dell
Webflowのネット上での評判・口コミ
Webflowのtwitterでの評判・口コミ
Webflowを実際に使っている人の口コミをtwitterで探してみると、とにかく簡単という声が目立ちました。
プログラミングを知らない人だけでなく、普段コーディングをしている人にも使っている人が多いようです。
また使っていて楽しいという声も多く、ストレスなく使えると感じている人が多いようです。
https://twitter.com/ryusei_waki/status/1297864162798743553
#ノーコード なら、未経験でもWebサイトを作れる!💪
今日のレッスンで、@webflow を2時間で教えた結果、全く未経験者がトップ画面の完成まで行けた!🎉🚀— Igor Voroshilov (@igorvoroshilov) August 26, 2020
Webflowめちゃくちゃ使いやすいですね。今日作り始めたサイトは8割型できました。
問題は完成後に思い描いている機能まで実装できるかどうか。
しかしWebflowはいじってるだけでも楽しいので苦じゃないですな。— 西岡|NoCode (@nishioka_nocode) August 26, 2020
STUDIOもおすすめだけど、Webflowも良いな。
簡単にプロ並みのウェブサイトを制作できるような環境が整ってきていますね。ざっくりメリットは以下かな。
・レスポンシブウェブデザイン対応している
・Webflow用のドメインを用意してくれるので、すぐに公開して確認できる#Nocode#ノマドワーカー— NakataYukichi@Nocode (@NakataYukichi) August 25, 2020
Webflowで久しぶりに遊んでるんだけどNoCodeでありつつも、コードを書いてる感がちゃんとあって楽しい。
— ura (@tosiiu) August 24, 2020
WebflowからWordPressテーマにするアダプターを試してみましたが、普通にテーマ化できました。
メニューもウィジェットもカスタムフィールド(ACF)もポチポチしたら作れます。もちろんWordPressのプラグインも使えます。
Webflowの汎用性の高さが凄い…!https://t.co/HKEALIEcic pic.twitter.com/m6N2YzhH0D
— はにわまん (@haniwa008) August 21, 2020
ホントWebflowすごい。Figmaのコンポーネントみたいな機能があって、コンポーネントにしたDOMに含まれるテキストや画像が使った先で変えられる。
NO CODEしかない!とかは言うつもりはないですが、これは病みつきです。
(なお、写真はない)— マサヤス (コミュニケーションデザイナー) (@satohmsys) August 19, 2020
アカデミーのイチオシ #ノーコード ツールは、@webflow だ!🔥💪
「HTMLとCSSの知識がないと使えない」という声が聞こえているけど、実はそんなことがない😂
素人でも使える!その始め方をこれからアカデミーで教えていく!🚀👍
— Igor Voroshilov (@igorvoroshilov) August 20, 2020
https://twitter.com/atz4_s/status/1297543339034607616
ここ数日Webflowで遊んでる。Webflowいいね
事情があってやめたんだけど数年前にサイト立ち上げたらすぐに1日のアクセス数1000超えてくれて楽しかったな— Tomoe (@Tomoeotherlife) August 19, 2020
Webflowはどんな人におすすめ?
Webflowは簡単、スピーディーにウェブサイトを作りたい人におすすめ
ノーコードサービスはプログラミング言語を知らない人が使うものというイメージが大きいですが、コーディングをしてウェブサイトを作るよりも簡単で早く作れるので、従来のプログラミング言語を使うのに比べてメリットが大きいです。
ページの更新が簡単になるので、頻繁に更新をしたり長く使う予定のウェブサイトであれば、Webflowを使って作るのがおすすめです。
とにかく簡単でわかりやすいので、プログラミングの勉強をしたいという人にもぴったりです。
Webflow以外のノーコードサービスをまとめた記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
【比較一覧まとめ】今話題のノーコード(NoCode)サービス20選
以上、「【Webflow基本解説】HTML・CSSの知識不要で簡単にプロ並みのウェブサイトが作成できる?!【ノーコードサービスの大本命】」でした。