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ワーホリ帰国者必見!現地のタックスリターン(税金還付)をWISEで受け取る方法

ワーキングホリデーから帰国して数カ月。
ふと「そういえば、現地で払った税金って戻ってくるの?」と気になった経験はありませんか。
実はオーストラリアやカナダ、ニュージーランドなどワーホリ先の多くの国では、条件を満たせばタックスリターン(税金還付)を受けられます。
しかし問題は「帰国後、還付金をどうやって受け取るか」です。
現地の銀行口座をすでに閉じてしまった方も多いのではないでしょうか。
為替手数料を最小限に抑えながら、還付金を確実に日本の銀行口座まで届ける方法がわかります。

そもそもタックスリターンとは?帰国後に知っておくべき基礎知識

タックスリターン(Tax Return)とは、1年間の所得に対して納めすぎた税金を申告し、差額を還付してもらう手続きのことです。日本でいう確定申告と還付申告に近い仕組みで、ワーホリで働いた国でも同様の制度があります。

ワーホリ経験者が還付を受けられる主な国と申告期限

2026年4月時点の情報として、主要なワーホリ先の税務年度と申告期限は以下のとおりです。

  • オーストラリア:税務年度は7月1日〜翌年6月30日。申告期限は10月31日(税理士利用時は翌年5月頃まで延長可能)
  • カナダ:税務年度は1月1日〜12月31日。申告期限は翌年4月30日
  • ニュージーランド:税務年度は4月1日〜翌年3月31日。自動計算で還付されるケースも多い
  • イギリス:税務年度は4月6日〜翌年4月5日。申告期限は翌年1月31日(オンライン申告の場合)

ワーホリで半年〜1年働いた場合、給与から源泉徴収された税金の一部が戻ってくる可能性があります。還付額は収入や滞在期間によって異なりますが、オーストラリアの場合、年間の課税所得が18,200豪ドル以下(非居住者税率が適用されない場合)であればかなりの金額が還付されることもあります。数百ドルから数千ドル規模の還付になるケースは珍しくありません。

帰国後に還付金を受け取る際に直面する3つの問題

タックスリターンの申告自体はオンラインで完結できる国がほとんどですが、還付金の受け取りには以下のような壁があります。

第一に、現地の銀行口座の閉鎖です。帰国時に口座を閉じてしまった場合、還付金の振込先がなくなります。口座を維持していても、一定期間取引がないと凍結される銀行もあります。

第二に、小切手での受け取りの手間です。銀行口座がない場合、国によっては小切手で還付されることがあります。しかし日本の銀行で海外の小切手を換金するには数週間かかり、手数料も数千円と高額です。そもそも海外小切手の取り扱いを終了している銀行も増えています。

第三に、為替手数料の問題です。仮に現地口座が残っていても、そこから日本の銀行口座へ海外送金する際の為替レートや手数料は意外と大きなコストになります。せっかくの還付金が手数料で目減りしてしまっては意味がありません。

こうした問題を一括で解決できるのが、WISEの外貨口座を活用する方法です。

WISEの外貨口座でタックスリターンを受け取る具体的な手順

WISEは国際送金サービスとして知られていますが、実は40以上の通貨に対応したマルチカレンシー口座を持てるのが大きな特徴です。この口座を使えば、現地の銀行口座がなくてもタックスリターンの振込先として指定できます。

ステップ1:WISEのアカウントを開設する

まだWISEのアカウントを持っていない方は、まずWISEの公式サイトから個人アカウントを開設します。登録にはメールアドレスと本人確認書類(パスポートやマイナンバーカード)が必要です。登録から本人確認完了まで通常1〜3営業日程度です。

WISEのアカウント開設から初回送金までの詳しい手順は「【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介」で解説していますので、初めてWISEを使う方は参考にしてください。

ステップ2:該当通貨の口座情報を取得する

WISEにログイン後、還付金を受け取りたい通貨の口座を有効化します。たとえばオーストラリアのタックスリターンなら豪ドル(AUD)の口座を開きます。

具体的な操作は以下のとおりです。

  • WISEにログインし「口座」または「Balances」を選択
  • 「口座情報を取得」または「Get balance」から該当通貨を選択
  • 現地の銀行口座と同じ形式の口座情報(BSB番号と口座番号、もしくはルーティング番号と口座番号など)が発行される

この口座情報が、タックスリターンの還付先として使える振込先になります。WISEの口座は現地の銀行口座のように振る舞うため、各国の税務当局のシステム上でも通常の銀行口座として登録できます。

ステップ3:タックスリターンの申告時に振込先としてWISEの口座を指定する

各国の税務申告サイトで還付金の振込先を入力する際に、ステップ2で取得したWISEの口座情報を記入します。国ごとの具体例を紹介します。

オーストラリア(ATO/myGov経由)の場合は、BSB番号とアカウント番号の欄にWISEの豪ドル口座情報をそのまま入力します。口座名義はWISEに登録した名前(ローマ字)と一致させてください。

カナダ(CRA)の場合は、ダイレクトデポジット(Direct Deposit)の設定画面で、WISEのカナダドル口座のインスティテューションナンバー、トランジットナンバー、アカウントナンバーを入力します。

ニュージーランド(IRD)の場合は、銀行口座の登録画面でWISEのNZD口座情報を入力します。ニュージーランドの銀行口座番号のフォーマット(銀行コード-支店コード-口座番号-サフィックス)に対応しています。

ステップ4:還付金を受け取り、日本円に両替して出金する

還付金がWISEの外貨口座に着金したら、WISE内で日本円に両替します。WISEの両替はミッドマーケットレート(実際の為替市場の中間レート)で行われるため、銀行や一般的な両替所よりも有利なレートで換算できます。両替手数料はかかりますが、通常0.4%〜0.6%程度と低コストです。

日本円に両替した後は、WISEから日本の銀行口座へ出金します。日本の銀行口座への出金手数料は通常無料(一部条件あり)で、1〜2営業日で着金します。

注意点:スムーズに受け取るためのポイント

口座名義の一致は最も重要な確認事項です。タックスリターンの申告書に記載する名前とWISEの口座名義が一致していないと、還付金が振り込まれない可能性があります。パスポートと同じローマ字表記で統一するのが確実です。

通貨の一致も確認してください。オーストラリアの還付なら必ず豪ドル口座を、カナダの還付ならカナダドル口座を使います。異なる通貨の口座を指定すると受け取りに失敗することがあります。

また、WISEの口座情報は国によって対応状況が異なります。2026年4月時点で、主要なワーホリ先であるオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカの通貨口座は利用可能ですが、利用前にWISEのサイトで最新の対応状況を確認することをおすすめします。

よくある失敗と回避策

還付金の受け取りで多いトラブルは、口座名義の不一致による振込エラーです。特にミドルネームの有無や姓名の順序が原因で弾かれるケースがあります。税務申告時の名前とWISEの登録名は完全に一致させましょう。

もう一つのよくある失敗は、税務申告の期限を過ぎてしまうことです。帰国後は日常生活に追われてつい後回しにしがちですが、申告期限を過ぎると還付が遅れたり、場合によっては還付自体が受けられなくなる可能性もあります。帰国したらできるだけ早く申告手続きを進めましょう。

タックスリターンの申告自体に不安がある場合は、各国のワーホリ向け税金還付代行サービスを利用する方法もあります。代行手数料はかかりますが、申告の手間や不備のリスクを減らせます。代行サービスを使う場合でも、還付金の受取先としてWISEの口座を指定できます。

他の受け取り方法との比較:WISEはどれくらいお得か

タックスリターンの還付金を受け取る方法はWISE以外にもあります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

現地の銀行口座で受け取り → 海外送金で日本へ

現地の口座を維持している場合はこの方法も可能です。ただし口座維持手数料が月数ドルかかる銀行もあり、さらに日本への海外送金では送金手数料(15〜30ドル程度)と為替マージン(1.5%〜3%程度)がかかります。仮に1,500ドルの還付金の場合、手数料だけで5,000〜7,000円相当が引かれる計算です。

国際小切手で受け取る

銀行口座を指定しない場合、小切手が郵送されることがあります。日本の銀行での取り立てには通常4〜6週間、手数料は2,500〜5,000円程度かかります。また前述のとおり、海外小切手の取り扱い自体を終了している銀行が増えており、換金場所を見つけるのも一苦労です。

WISEで受け取る場合のコスト

WISEの場合、外貨口座での受け取り自体は無料です。日本円への両替手数料はミッドマーケットレートに加えて0.4%〜0.6%程度。日本の銀行への出金も条件により無料です。1,500ドルの還付金であれば、トータルのコストは1,000円〜1,500円程度に収まります。他の方法と比較すると、数千円単位の節約になるケースが多いです。

どんな人にWISEでの受け取りがおすすめか

  • 現地の銀行口座をすでに閉じてしまった方
  • 為替手数料をできるだけ抑えたい方
  • 今後も海外送金や外貨の管理をする予定がある方
  • スマホひとつで手続きを完結させたい方

反対に、現地の口座を維持していて今後も現地通貨で使う予定がある場合は、無理にWISEを経由する必要はありません。あくまで「日本円で受け取りたい」「現地口座がない」という方に最適な方法です。

まとめ:帰国後のタックスリターンはWISEで手軽に受け取ろう

ワーホリ帰国後のタックスリターンは、WISEのマルチカレンシー口座を活用すれば、現地の銀行口座がなくてもスムーズに受け取れます。手順を改めて整理します。

  • WISEのアカウントを開設し、本人確認を完了する
  • 該当通貨(AUD、CAD、NZDなど)の口座情報を取得する
  • 各国の税務申告サイトで還付先口座としてWISEの口座情報を入力する
  • 還付金が着金したらWISE内で日本円に両替し、日本の銀行口座へ出金する

銀行経由の海外送金や小切手と比べて、WISEなら為替手数料を大幅に節約できます。還付金は正当に受け取る権利のあるお金ですから、手数料で目減りさせず、できるだけ有利な方法で回収しましょう。

まだWISEのアカウントをお持ちでない方は、初めての登録手順や海外送金のコツをまとめた「【完全ガイド】WISE個人口座の登録から初めての海外送金まで徹底解説!手数料を抑えるコツも紹介」もあわせてご覧ください。タックスリターンの申告期限が迫っている方は、早めにアカウント開設と本人確認を済ませておくことをおすすめします。