生活や仕事に役立つライフハック、お得な情報を発信しています。⚠️記事内にPRを含みます

NordVPNをPS5やNintendo Switchで使う設定方法!PC経由で簡単接続

PS5やNintendo Switchでも、海外のプレイヤーとゲームをしたり、地域限定のコンテンツにアクセスしたいと思ったことはありませんか。

また、オンラインゲーム中のセキュリティが気になっている方もいるかもしれません。

実は、PCを一枚かませるだけで、これらのゲーム機を簡単にVPNに接続できます。

この記事では、2025年12月時点の情報に基づき、代表的なVPNサービスであるNordVPNを使って、PS5やNintendo Switchをインターネットに接続する具体的な手順を分かりやすく解説します。

少しの設定で、あなたのゲーム環境はより安全で自由なものに変わります。

なぜPS5やSwitchなどの家庭用ゲーム機にVPNが必要なのか?

そもそも、なぜPS5やNintendo Switchのような家庭用ゲーム機でVPN(Virtual Private Network)を使うと良いのでしょうか。VPNは本来、インターネット上に仮想的なプライベートネットワークを構築し、通信を暗号化してセキュリティを向上させるための技術です。ゲーム機は直接VPNアプリをインストールできないため、PCを経由する必要はありますが、それだけの価値があるメリットがいくつか存在します。

海外の地域限定サーバーやゲームにアクセスできる

VPNを利用する最大のメリットの一つは、世界中のサーバーにアクセスできることです。例えば、特定の国でしか開催されていないゲーム内イベントに参加したり、まだ日本ではリリースされていない最新ゲームを海外サーバーで先行プレイしたりすることが可能になります。
また、海外に住む友人と一緒にプレイする際、同じ国のサーバーに接続することで、よりスムーズなマッチングが期待できます。NordVPNは世界111ヶ国以上に6,000台以上のサーバーを設置しているため、接続先の選択肢が非常に豊富です。これにより、地理的な制限(ジオブロック)を回避し、世界中のゲームコミュニティと繋がることができます。

DDoS攻撃からの保護とセキュリティ強化

オンライン対戦ゲーム、特にeスポーツなどの競技性が高い場面では、IPアドレスを特定され、DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)の標的になるリスクがゼロではありません。DDoS攻撃を受けると、大量のデータが送りつけられて通信が麻痺し、ゲームから強制的に切断されてしまいます。
VPNを使用すると、あなたのデバイスの実際のIPアドレスが隠され、代わりにVPNサーバーのIPアドレスが使われます。これにより、第三者があなたのIPアドレスを特定することが極めて困難になり、悪意のある攻撃から身を守ることができます。NordVPNは強力な暗号化技術も採用しているため、ゲーム中の通信全体の安全性が向上します。

通信の安定化とラグ改善の可能性

インターネットの通信速度は、利用しているプロバイダ(ISP)の回線の混雑状況やルーティング(通信経路)に大きく影響されます。特定の時間帯にプロバイダ側で通信制限(帯域制限)が行われると、ゲームのラグ(遅延)が悪化することがあります。
VPNを利用すると、プロバイダのネットワークを介さず、VPNサーバーへの暗号化されたトンネルを通って通信が行われます。これにより、プロバイダによる意図的な速度制限を回避できる可能性があります。また、ゲームサーバーへの通信経路を最適化することで、結果的にPing値が安定し、ラグが改善されるケースもあります。ただし、これは環境に大きく依存するため、必ずしも速度が向上するとは限りませんが、試してみる価値は十分にあるでしょう。

【Windows編】PCを仮想ルーター化してPS5/SwitchをVPNに接続する手順

Windows PCには「モバイルホットスポット」という機能が標準で搭載されています。これを利用すれば、PCをWi-Fiルーターのように変身させ、PCのVPN接続を他のデバイスと共有できます。ここでは、Windows 11を例に手順を解説します。

ステップ1: NordVPNをPCにインストールして接続

まず、お使いのWindows PCにNordVPNの公式アプリをインストールし、アカウントにログインします。NordVPNの契約や設定方法がわからない方は、まず「【2025年最新版】NordVPN完全ガイド:始め方から料金、メリット・デメリットまで徹底解説!」の記事を参考にアカウントを作成してください。
ログイン後、接続したい国のサーバーを選んで接続します。例えば、アメリカのゲームサーバーにアクセスしたい場合は、マップ上でアメリカを選択するか、国リストから選んで接続ボタンを押すだけです。

ステップ2: モバイルホットスポットの設定

  1. 設定画面を開く: 「スタート」メニューから「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「モバイルホットスポット」の順にクリックします。
  2. ホットスポットを有効化: 「モバイルホットスポット」のスイッチを「オン」にします。これで、PCがWi-Fiの電波を発信し始めます。ネットワーク名(SSID)とパスワードは、この画面で確認・編集できます。

ステップ3: ネットワークアダプターの共有設定

次に、VPNの接続をモバイルホットスポットに共有する設定を行います。ここが最も重要なポイントです。

  1. アダプターオプションを開く: 「ネットワークとインターネット」の設定画面を下にスクロールし、「ネットワークの詳細設定」→「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。
  2. NordVPNアダプターのプロパティを開く: ネットワーク接続の一覧が表示されます。その中から「NordLynx」または「NordVPN TUN」といった名前の付いたアダプターを探し、右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. 共有を許可する: プロパティウィンドウの上部にある「共有」タブをクリックします。「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおして接続を許可する」というチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 共有先を選択: 「ホームネットワーク接続」のドロップダウンメニューから、先ほど有効にしたモバイルホットスポットのアダプターを選択します。通常、「ローカルエリア接続* XX」のような名前になっています。選択したら「OK」をクリックします。

これで、PCのVPN接続がモバイルホットスポット経由で共有されるようになりました。

ステップ4: PS5/SwitchでWi-Fiに接続

最後に、PS5またはNintendo Switch本体でネットワーク設定を開きます。Wi-Fiネットワークの一覧から、先ほどPCで設定したネットワーク名(SSID)を探して選択し、パスワードを入力して接続します。接続が完了すれば、ゲーム機の通信はすべてPCのNordVPNを経由するようになります。

【Mac編】PCを仮想ルーター化してPS5/SwitchをVPNに接続する手順

Macでも、Windowsと同様に「インターネット共有」機能を使ってVPN接続をPS5やSwitchと共有できます。macOSのバージョンによって若干UIが異なりますが、基本的な流れは同じです。ここではmacOS Sonomaを例に解説します。

ステップ1: NordVPNをMacにインストールして接続

まず、MacにNordVPNアプリをインストールし、ログインします。アプリは公式サイトまたはApp Storeからダウンロードできます。ログイン後、希望の国のサーバーに接続しておきましょう。この時点ではまだインターネット共有は開始しません。

ステップ2: インターネット共有の設定

Macの「システム設定」から共有設定を行い、VPN接続をWi-Fi経由で共有できるようにします。

  1. 共有設定を開く: 「システム設定」を開き、「一般」→「共有」の順にクリックします。
  2. インターネット共有を構成する:
    • 「共有する接続経路」のドロップダウンメニューから、NordVPNが使用している接続を選択します。通常、アプリの接続プロトコル設定(例: IKEv2, OpenVPN)に応じたアダプター名(例: 「NordVPN IKEv2」)が表示されます。
    • 「相手のコンピューターが使用するポート」のリストで、「Wi-Fi」にチェックを入れます。
  3. Wi-Fiオプションを設定: 右下にある「Wi-Fiオプション…」ボタンをクリックします。ここで、PS5やSwitchから接続するためのネットワーク名(SSID)とパスワードを設定します。「セキュリティ」は「WPA3パーソナル」または「WPA2/WPA3パーソナル」を選択しておくのがおすすめです。設定後、「OK」をクリックします。

ステップ3: インターネット共有を開始

すべての設定が完了したら、「インターネット共有」のスイッチを「オン」にします。確認のポップアップが表示されたら「開始」をクリックしてください。これで、MacがWi-Fiルーターとして機能し始めます。

注意点: Macのインターネット共有を有効にすると、Mac本体のWi-Fi接続は共有のために使われるため、Mac自体は有線LAN(イーサネット)でインターネットに接続している必要があります。もしMacを有線で接続できない環境の場合は、この方法は利用できません。

ステップ4: PS5/SwitchでWi-Fiに接続

設定はWindowsの時と同じです。PS5またはNintendo Switchのネットワーク設定画面を開き、利用可能なネットワークの一覧から、先ほどMacで設定したネットワーク名を探します。パスワードを入力して接続すれば、ゲーム機の通信がMac経由で保護されます。

NordVPNをゲームにフル活用!便利な機能とサーバー選びのコツ

無事にゲーム機をVPNに接続できたら、次はNordVPNの機能を最大限に活用して、さらに快適なゲームライフを送りましょう。ここでは、ゲームに役立つ機能と、目的に合わせたサーバー選びのコツを紹介します。

高速通信プロトコル「NordLynx」

NordVPNは独自の通信プロトコル「NordLynx」を提供しています。これは、最新技術であるWireGuardをベースにしており、非常に高速でありながら高いセキュリティを維持できるのが特徴です。オンラインゲームでは、通信速度と応答速度(Ping)が非常に重要になります。NordVPNアプリの設定からプロトコルを「NordLynx」に設定することで、VPN利用時の速度低下を最小限に抑え、快適なプレイ環境を維持しやすくなります。

ゲームに最適なサーバーの選び方

NordVPNは膨大な数のサーバーを持っていますが、どれを選べば良いか迷うかもしれません。サーバー選びの基本的な考え方は以下の通りです。

  • 物理的な距離が近いサーバーを選ぶ: ラグを最小限に抑えたい場合、基本的には自分がいる場所から物理的に最も近い国のサーバーを選ぶのがセオリーです。例えば、日本にいるなら日本のサーバーに接続するのが最も高速です。これにより、セキュリティを確保しつつ、遅延の影響をほとんど受けずにプレイできます。
  • 特定の国のサーバーに接続する: 海外の友人とプレイしたり、海外のゲームサーバーにアクセスしたい場合は、その国(例: アメリカ、ドイツなど)のサーバーに直接接続します。NordVPNのアプリなら、マップ上から国をクリックするだけで簡単に接続できます。
  • P2Pサーバーを試す: NordVPNには「P2P(Peer-to-Peer)」通信に最適化されたサーバーがあります。これらのサーバーは通常、高い帯域幅を持っており、高速な通信が期待できるため、ゲーム用途でも快適に動作することが多いです。国リストの横にある「P2P」カテゴリから選択できます。

接続してみて速度が遅いと感じた場合は、同じ国内の別の都市のサーバーに切り替えてみるなど、いくつか試してみるのがおすすめです。

ゲーム以外の用途にも使える「SmartPlay」

NordVPNの面白い機能として「SmartPlay」があります。これは、VPNのセキュリティとスマートDNSの技術を組み合わせたもので、特に設定をしなくても自動で有効になります。この機能のおかげで、ゲームだけでなく、海外の動画配信サービス(Netflix、Huluなど)の地域限定コンテンツもシームレスに楽しむことができます。ゲームの合間に、日本では見られない映画やドラマを楽しむといった使い方も可能です。

まとめ:PC経由でPS5やSwitchのゲーム体験をアップグレードしよう

この記事では、PCのインターネット共有機能を使って、PS5やNintendo Switchといった家庭用ゲーム機をNordVPNに接続する方法を解説しました。

手順をまとめると以下の通りです。

  • Windowsでは「モバイルホットスポット」、Macでは「インターネット共有」機能を利用する。
  • PCでNordVPNに接続し、その接続をWi-Fi経由で共有設定する。
  • PS5やSwitchから、PCが発信するWi-Fiに接続する。

少し手間はかかりますが、一度設定してしまえば、ゲーム機でのオンライン体験がより安全で自由なものになります。海外サーバーへのアクセスやDDoS攻撃からの保護など、VPNがもたらすメリットはゲーマーにとって非常に大きいと言えるでしょう。

まだNordVPNを試したことがない方は、まずはアカウントを作成するところから始めてみましょう。どのプランを選べばよいか、どうやって登録するかの詳細は、「【2025年最新版】NordVPN完全ガイド:始め方から料金、メリット・デメリットまで徹底解説!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

今すぐ下のリンクからNordVPNを導入して、PS5やSwitchでのゲーム体験を一段階上のレベルに引き上げましょう!

≫ NordVPNの公式サイトはこちら

※本記事の情報は2025年12月時点のものです。