「ユニコーン企業」「ファンドスキーム」「イグジット」――。
未上場スタートアップへの投資に興味を持ち、HiJoJo.comのサイトを開いたものの、カタカナ語の多さに戸惑った経験はないでしょうか。
実は私自身も、初めてHiJoJo.comのページを読んだとき、知っているようで正確には説明できない用語がいくつもありました。
投資の世界では、用語の意味を曖昧なまま放置すると、リスクの本質を見誤る原因にもなりかねません。
読み終えるころには、サービス説明や契約書面がぐっと読みやすくなっているはずです。
なぜ投資用語の理解が重要なのか
カタカナ語が並ぶ背景
スタートアップ投資は米国シリコンバレーを中心に発展してきた分野です。そのため、業界標準の概念がそのまま英語由来のカタカナ語として日本に持ち込まれています。国内の証券会社や投資プラットフォームでも、翻訳しにくいニュアンスを保つためにカタカナ表記がそのまま使われるケースが大半です。
用語を知らないことで生じるリスク
たとえば「流動性リスク」という言葉。上場株式の感覚で「いつでも売れるだろう」と誤解したまま未上場企業へ投資すると、資金が数年間拘束される事態に直面します。HiJoJo.comが取り扱うファンドの持分は、営業者の承諾なしに第三者へ譲渡することができません。つまり、証券取引所で自由に売買できる上場株式とは根本的に性質が異なります。
また「成功報酬」と「申込手数料」の違いを把握していないと、投資にかかる総コストを正しく見積もれません。HiJoJo.comでは計6種類の手数料等がファンドごとに設定されており、契約締結前交付書面での確認が必須です。こうした重要事項を正しく読み解くためにも、基本用語の理解は欠かせないのです。
「なんとなくわかる」が一番危ない
投資用語は日常会話で耳にする機会も増えていますが、正確な定義を知らずに「なんとなく」の理解で投資判断をすることは避けたいところです。特にスタートアップ投資は、上場株式やインデックス投資とは異なるルールで動く世界。用語の正確な理解が、自分の資産を守る最初の防衛線になります。
HiJoJo.comで頻出する投資用語を徹底解説
企業・市場に関する用語
ユニコーン企業
企業評価額が10億ドル(日本円で約1,500億円前後)以上でありながら、まだ証券取引所に上場していない急成長スタートアップ企業を指します。その希少性から、伝説上の一角獣「ユニコーン」にたとえられています。2026年5月時点では、宇宙輸送やAI開発など多様な分野のユニコーン企業が存在し、なかには企業評価額が数千億ドル規模に達するものもあります。
スタートアップ
革新的なビジネスモデルや技術で急速な成長を目指す新興企業のことです。一般的な中小企業との違いは、短期間でのスケール(事業規模の拡大)を前提とした経営戦略にあります。
バリュエーション
企業の経済的な価値を評価・算定すること、またはその結果としての評価額そのものを意味します。未上場企業のバリュエーションは、直近の資金調達ラウンドにおける株式取引価格などから算出されるのが一般的です。
投資の仕組みに関する用語
ファンドスキーム(集団投資スキーム)
複数の投資家から資金を集め、ひとつの「ファンド」としてまとめて投資する仕組みです。HiJoJo.comでは、このスキームを活用することで、通常は機関投資家レベルの数億円単位が必要な案件を小口化し、個人でも100万円から参加できる形を実現しています。
ポートフォリオ
保有する金融資産の組み合わせ全体を指す言葉です。「ポートフォリオの分散」とは、株式・債券・不動産・スタートアップ投資など複数の資産クラスに分けて投資することで、リスクを抑える考え方です。
ソーシング
投資候補となる案件を発掘・調達するプロセスのことです。HiJoJo Partnersは独自のグローバルネットワークを通じて、希少性の高い案件をソーシングしています。個人投資家が自力でたどり着くことが難しい案件へのアクセスが可能になる点は、プラットフォームを利用する大きな利点といえます。
投資の出口に関する用語
IPO(Initial Public Offering/新規株式公開)
未上場企業が証券取引所に株式を上場し、一般の投資家が売買できるようにすることです。IPOは、スタートアップ投資家にとって最も代表的な「イグジット」(投資回収の出口)のひとつです。
M&A(Mergers and Acquisitions/合併・買収)
企業の合併や買収を総称する言葉です。IPOと並び、スタートアップ投資における主要なイグジット手段となります。投資先企業が大手企業に買収される場合、ファンドを通じて投資していた資金がリターンとして還元される可能性があります。
イグジット(Exit)
投資した資金を回収する出口戦略の総称です。上述のIPOやM&Aが代表例で、HiJoJo.comのファンドでは、近い将来にこうしたイグジットイベントの発生が見通しやすい企業1社を厳選して投資する方針がとられています。
リスク・コストに関する用語
流動性リスク
保有する資産を売りたいときに、希望する価格やタイミングで換金できないリスクのことです。未上場株式は証券取引所に上場していないため、上場株式と比べてこのリスクが格段に高くなります。HiJoJo.comで投資する場合、契約期間は1年から5年が目安であり、その間は原則として資金の引き出しが困難です。
為替変動リスク
外貨建て資産に投資する際、円と外貨の為替レートの変動によって損益が影響を受けるリスクです。HiJoJo.comの投資対象は主に米国のスタートアップ企業であるため、ドル円相場の変動が投資リターンに直接影響します。
成功報酬
ファンドの運用で利益が出た場合にのみ発生する報酬です。利益が出なければ発生しない点で、固定費用である申込手数料や管理報酬とは性質が異なります。ファンドごとに料率が設定されているため、契約前に必ず確認しましょう。
用語を理解したうえで確認すべきポイント
従来の投資との違いを整理する
NISAやiDeCoで投資信託を購入している方にとって、スタートアップ投資は馴染みが薄い分野かもしれません。主な違いを整理すると以下のとおりです。
- 換金性:投資信託はいつでも解約可能だが、未上場株式ファンドは契約期間中の換金が原則不可
- 情報量:上場企業は四半期ごとの決算開示があるが、未上場企業は情報が限定的
- リターンの幅:上場株式よりも大きなリターンが期待できる一方、元本割れリスクも相応に大きい
- 最低投資額:投資信託は100円から可能な商品もあるが、HiJoJo.comでは100万円から
自分が投資資格を満たしているか確認する
HiJoJo.comの利用には、金融資産3,000万円以上の保有が必須条件となっています。これは投資家保護の観点から設定された基準であり、一般的なネット証券の口座開設とは異なる点に注意が必要です。また、日本国内在住者に限定されているため、海外在住の方は利用できません。
どんな人に向いているのか
2025年12月末時点の会員統計によると、HiJoJo.comの利用者は40代・50代が中心で、約半数が年収1,000万円未満とのことです。超高所得層だけのサービスではなく、資産形成が一定の段階に達した方が、ポートフォリオの一部として活用しているケースが多いことがうかがえます。すでに株式や投資信託で資産運用の基盤を持ち、次のステップとしてオルタナティブ投資(代替投資)に関心がある方には、検討する価値があるでしょう。
まとめ:用語の理解が投資判断の質を高める
カタカナ語が多いスタートアップ投資の世界ですが、一つひとつの用語は決して難解ではありません。本記事で取り上げた用語を押さえておけば、HiJoJo.comのサービス説明や契約書面を読む際の理解度が大きく変わるはずです。
用語を理解したうえで、実際にHiJoJo.comの登録手順やサービスの全体像を知りたい方は、HiJoJo.com完全ガイド記事もあわせてご覧ください。会員登録から本人確認、投資完了までの具体的なステップを詳しく解説しています。
※本記事は2026年5月時点の情報に基づいて作成しています。投資にはリスクが伴い、元本が保証されるものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。
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