今回は、個人事業主向けの事務情報として、個人事業主・自営業・フリーランスの確定申告を助けるwebサービスのまとめを紹介します。
1月も終わり、いよいよあの時期がやってきました。
そう、あの時期とは、「確定申告」!!!
私も税理士さんなどに外注せずに自分で細々経理、事務作業をしているので、毎年確定申告の時期が面倒で仕方ないんですが、、、
最近はとても便利なWebサービスがたくさん出てきてて、それらのサービスをうまく活用すれば確定申告作業も簡単に済ますことができます。
クラウド会計ソフトなんて、「freee」「マネーフォワード」「弥生会計」あたりのメジャーなサービスしかないんだろうと思ってる方には朗報。たくさんのサービスが提供されていて、中にはすべての機能が無料なWebサービスもいくつもあるんです。
今回は確定申告作業のベースとなる、
クラウド会計サービスの紹介をメインに、
確定申告につながる、日常の経理作業、事務作業をサポートする、効率化できるWebサービスも一緒にご紹介しますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
年末調整、源泉徴収票作成の記事もぜひあわせてご覧ください。
・年末調整が簡単にできるクラウド給与計算ソフト&Excelの紹介記事
年末調整を簡単に!給与計算ソフトおすすめ4選&【無料】年末調整計算Excel(エクセル)まとめ
・おすすめの源泉徴収票作成方法の紹介記事
令和5年対応の源泉徴収票を作成できる無料エクセル&おすすめ作成方法をご紹介!
なお、記事内で紹介している内容は最新ではない可能性もありますので、ご利用の際は各webサイトで詳細をご確認の上ご利用ください。
確定申告作業に必須!クラウド会計サービス7選
個人事業主の確定申告作業、確定申告のベースとなる日々の経理作業を劇的に効率化してくれる注目のクラウド会計サービス。
有名なサービスから、知名度は低いけど無料で利用できるサービスまで集めました。
ほとんどのサービスが、無料お試し期間があるか、無料で利用できるプランを揃えているので、使ったことない方はぜひ無料お試し期間を使って活用してみてください。
個人事業主がクラウド会計サービスを利用するメリット
・面倒な入力作業、仕訳作業が自動化できる!
最近人気のクラウド会計サービスの一番の特徴です。
特徴1つめは、銀行やクレジットカードの情報と自動同期。銀行の入出金、クレジットカードの取引は自動でデータを取り込むことができます。
特徴2つめは、自動仕訳。ソフトが入力された情報から適切な勘定科目を推測し自動で仕訳を行ってくれます。これが地味に超助かる機能。例えば、違う日に同じお店で買った同じような仕入れであれば、自動で勘定科目を設定してくれるので承認するだけでOK。作業が格段に早くなります。
特徴3つめは、スマートフォンやスキャナで領収書の読み取りも可能なサービスが多くあります。昔はすべて手入力で会計ソフトに打ち込んでいたのに・・・比較にならないくらい作業時間が短くなりますよ。
・確定申告書類が自動作成可能!
確定申告書、青色申告決算書など、確定申告の必要書類が自動作成できます。書き方の見本を見ながら悪戦苦闘していた確定申告書類の作成とはサヨナラしましょう。
・クラウドサービスだから、いつでもどこでも利用できる!
スマートフォンからの入力やチェックはもちろん、インターネットにつながる環境であれば、出張先、移動先、どこにいてもサービスが利用可能です。
以上、たくさんサービスがありますが、どのサービスも微妙に得意なことや特徴が違うので、自分に合ったサービスを見つけてください。
いずれのサービスもお試し期間があるので、まずは気になるサービスを無料で使って使い心地を確かめるところから。
クラウド会計サービスのデメリット
・確定申告の提出資料作成や経費登録などの実作業は自分でやらないといけない
作業が自動化できる点がメリットとしてあったり、各webサービス、サポートが充実しているので操作にわからないことがあったりしたら聞くこともできますが、基本は自分で作業をしなければいけません。あくまでサポートツールなのです。
・PCの操作に不慣れだと厳しいかも
クラウド会計サービスはどれもパソコン、スマートフォンなどの端末を活用して入力をします。そもそも、パソコンを使いなれていない方にとっては、カスタマーサポートがあっても厳しいかもしれません。各サービスが開催しているクラウド会計サービスの操作説明会に参加したり、詳しい人に教えてもらいながら、といったことがないと。PC操作が不慣れな方は、後述する外注サービスなどが向いているかと思われます。
「freee (フリー)」(月額1,180円〜、無料お試し期間あり)
「freee 」はクラウド会計ソフトシェアNo.1。
豊富な機能に、チャットやメールなど充実のサポートが人気です。
基本の会計機能の料金プランは、個人事業主は月額1,180円〜、法人は月額1,980円〜、
無料体験お試し期間は30日間無料で利用が可能です。
「マネーフォワードクラウド確定申告」(無料プランあり、月額800円〜、無料お試し期間あり)
「マネーフォワードクラウド確定申告」もfreee同様、豊富な機能に、充実のサポートが人気です。
個人事業主向けのプランは、毎月の仕訳が少ない業種であれば、なんと無料プランで利用が可能です。基本の料金プランは、月額800円〜。
法人向けの「マネーフォワードクラウド会計」の方は月額1.980円〜で、無料のお試し期間は、freeeの30日間より長めの45日間あります。
「弥生会計オンライン」(無料プランあり、月額720円〜、無料お試し期間あり)
「弥生会計オンライン」は会計ソフト売上実績No.1。
会計ソフトと言えば、弥生会計!と言っても過言ではないほど、歴史と実績があるソフトです。
「freee (フリー)」「マネーフォワード」と比較してみると、価格は一番安いです・・
基本の会計機能の料金プランは、個人事業主の白色申告プランならずっと無料!
個人事業主の青色申告プランは月額720円〜(年額8,640円〜)、法人は月額2,340円〜(年額28,080円〜)。
無料のお試し期間はダントツで長めの、個人事業主向けのプランなら1年間!法人向けのプランでも最大2ヶ月!
各種機能、サポートも充実しています。のちほどご紹介しますが、請求書発行の「misoca」はグループ会社でもちろん自動連携、クラウドレジの「Airレジ」とも連携可能と連携機能も魅力的です。
「Crew(クルー)」(月額980円〜、無料お試し期間あり)
「Crew」のサービス内容は、freee、マネーフォワードクラウド、やよい会計オンライン、と比較しても遜色ない豊富な機能とサポートです。
期間限定のようですが、キャンペーン期間中にCrew請求書の支払い受取でペイパルを利用すると通常決済手数料2.9~3.6%が実質無料のキャンペーンがとても魅力的!
「Crew(クルー)」公式サイト
「円簿青色申告」(無料)
「円簿青色申告」は、すべての機能がずっと無料。
すべての機能が無料なのに高機能を特徴としているクラウド型青色申告ソフトです。
yahooIDログインが使えるのも簡単でいいですね。
「HANJO会計」(無料プランあり、月額980円)
「HANJO会計」は、飲食店経営者向けにカスタマイズされた会計サービスが特徴です。店舗運営でよく使う仕訳などが登録されているので、飲食店経営者にとっては非常に使いやすいので安心。
無料プランではデータ保持期間の制限がありますが、ほとんどの機能が使えるのでお試しとしてちょうどよさそうです。
有料プランではデータ保持期間などの制限がなくなり、すべての機能が使えます。
「ClearWorks(クリアワークス)」(初期費用1万円、月額3,000円〜、無料お試し期間あり)
ClearWorksは、会計・販売管理・給与計算をまとめて管理できるクラウド会計ソフトです。(販売管理、給与計算は別契約が必要です)
販売データや給与データ、経費精算データをボタン一つで会計の仕訳伝票に自動で起票することができ、業務を効率よく統合的に管理できます。
オンラインで税理士など専門家がサポートしてくれるwebサービス2選
次にご紹介するのは、オンラインで税理士などの専門家がサポートしてくれることを強みとしているwebサービスです。
クラウド会計サービスも、電話サポート、メールサポート、がありますし、中には専門家がサポートしてくれるサービスもありますが、基本となる考え方はあくまで自分で考えてサービスを使いこなす必要があります。
ここでご紹介するのは、
めんどうなバックオフィス業務をまとめて簡単に管理できるwebサービスです。
具体的には、個人事業主、中小企業のバックオフィス業務(法務・労務・税務)の処理を自動化、かつ、チャットなどで専門家に相談可能、希望があれば業務代行の依頼ができます。
基本的なサポートサービス(専門家への相談、タスク通知機能など)は低価格で利用ができて、専門家に代行をお願いしたいときは追加オプションで簡単に依頼ができるといったイメージ。
専門家のサポートを特徴としているサービスのため、充実したサービスが低価格で利用できるので、「誰かに聞かないと不安」「税理士の先生のサポートが受けたい」といったニーズに応えれるサービスですね。
個人事業主がオンライン専門家クラウドサービスを利用するメリット
・登録情報に合わせて、業務タスクが自動で通知される
基本情報を登録しておくだけで、やるべきタスクが自動的に通知されます。もう役所からの書類にびくびくする必要はありません。
・タスクはToDoリストの流れにそって入力するだけ
手順通りに進めていくだけなので、簡単にタスクを完了させることができます。これまでインターネット検索にかかっていた時間なども節約できて、他の有益なことに使えます。
・必要な書類は自動生成
クラウド会計サービス同様に、必要な書類は自動で生成されます。
・専門家のチェックで高品質
タスクは専門家(税理士、社会保険労務士、司法書士、弁理士、行政書士、など)に相談しながら進めることができます。
・難しいことは専門家に代行を依頼
忙しいとき、自分で対応できないときには役所手続きや書類作成などを専門家に依頼できます。
オンライン専門家クラウドサービスのデメリット
・クラウド会計サービスに比べると費用が若干高め
税理士、社労士など専門家への相談、質問が何度でもできる分、クラウド会計サービスと比べると若干高めの値段設定です。しかし、実際に税理士や社労士の顧問契約をすると、月額1万円以上は当たり前というのと比べるとリーズナブルな価格設定です。
「Bizer(バイザー)」(月額2,980円〜、無料お試し期間あり)
「Bizer(バイザー)」は、月額2,980円で、税理士/社労士/行政書士/司法書士/弁理士 全て含めて顧問をお願い出来るサービス。
何度でも相談可能&24時間以内に回答してくれるというのも心強いです。はじめての確定申告も専門家がサポートするので安心です。
クラウド会計サービスと同様に、30日間無料で一部機能を使えるお試し期間がありますのでぜひお試しください。
「Gozal(ゴザル)」(従業員5名まで無料、無料お試し期間あり)
「Gozal」は、従業員5名まで無料(6名以上月額700円×従業員数)で、自動で通知されたタスクにしたがって情報を入力するだけで簡単にバックオフィスの管理ができて、バックオフィスタスクはGozalがすべて教えてくれます。
届出に必要な書類は自動で生成され、専門家に簡単にチェックをしてもらえるので、格安で質の高い管理ができます。
税理士などプロに丸投げ外注サービス3選
個人事業主が確定申告資料作成を外注するメリット
・苦手な事務作業に時間を使わずに本業に集中できる
最大のメリットは自分の時間が節約できるということ。クラウド会計サービスなどと比べると費用はかかりますが、手間や時間、ストレスから解放されます。得意なことに時間を使うのが長い目で見て吉です。
・専門家が資料作成をするので、正確で間違いがない
自分で作業すると、どうしても理解不足からミスが発生したり、この経費は対象なのか?と迷うことは多々あります。その点で専門家に外注することは正確な確定申告ができる点も魅力です。
確定申告資料作成を外注するデメリット
・当然ながらクラウド会計サービスなどに比べると費用が高め
専門家の先生へ依頼するため、当然ではありますが、クラウド会計サービス、オンライン専門家クラウドサービスと比べると、費用がかかります。しかし、不慣れな確定申告作業に数日時間を使ってしまうことを考えると、外注して自分は本業で稼ぐスタイルは決して費用対効果が悪いことではありません。
「税理士ドットコム」(問い合わせ&税理士紹介がなんと無料)
「税理士ドットコム」は、税理士紹介サービス。
問い合わせ&紹介は無料ですので、紹介してもらった上で依頼するか判断ができるので安心です。
税理士ドットコムのwebサイトに税理士を導入した際の料金例の記載がありますが、月額10,000円ほどで専門家の税理士に丸々お任せできることを考えると、四苦八苦してやっている毎月の経理業務、毎年の確定申告から解放されるのも良い選択肢と言えます。
・料金例①:月額10,000円 確定申告料60,000円 年間合計180,000円
・料金例②:月額12,000円 確定申告料なし(月額料金に含む)年間合計144,000円
画像は「税理士ドットコム」より引用
「会計サービス CalQ(カルク)」(月額9,180円〜)
「会計サービス CalQ(カルク)」は、月額基本料金9,180円で、会計作業、確定申告作業に必要な会計データを作成してくれるサービス。
流れとしては、専用キットに必要書類を入れて郵送するだけで、会計データを作成してくれます。
作成してもらった会計データを基に自分で確定申告が可能で、希望があれば税理士による確定申告書の作成、提出手続きまで対応もしてくれます。
「Bizer(バイザー)」(5万円〜)
オンライン専門家クラウドサービスで紹介した「Bizer(バイザー)」は、月額2,980円で、税理士/社労士/行政書士/司法書士/弁理士 全て含めて相談ができるサービスですが、追加の有料オプションを利用すると、確定申告作業も対応している「決算申告代行サービス」を5万円〜利用可能。
経験豊富な税理士が対応してくれるので安心です。
請求書作成&郵送業務が効率化できるサービス3選
次にご紹介するのは、請求書などの書類作成と郵送業務の効率化ができるwebサービスです。
個人事業主が書類作成webサービスを導入するメリット
・書類作成&郵送業務の時間短縮ができる
書類作成はもちろん、請求書を取引先に郵送するのって地味に手間がかかりますが、webサービスを使えば、郵送先の住所を登録して、郵送するボタンをクリックするだけで登録クレジットカードで決済されて数日以内に郵送してくれます。
・利用価格がとても安い、リーズナブル
私が普段愛用している「Misoca」の場合、1件の請求書郵送に必要な費用は180円。自分で封筒を買ってきて郵送する場合でも、封筒代+切手代82円は最低限必要です。差額は100円程度ですが、「請求書を印刷して、宛名を封筒に書いて、封を閉じて、切手を貼って、ポストへ持っていく。」この一連の作業が100円でできるかといったら、時給1000円のアルバイトにやってもらったとしても、6分以内に完了しないとMisocaに依頼した方が安上がりとなります。笑
「Misoca」(初期費用、月額利用料は無料〜。請求書郵送1通180円)
「Misoca」は、初期費用、月額利用料は無料プランから有料プランまであり、請求書・見積書・納品書の作成・管理が可能です。
PDFでダウンロードやメール送信ができるのはもちろん、面倒な郵送業務がワンクリックで可能です。
2017年10月2日(月)~2018年4月30日(月)までのお申し込み分で、Misoca基本プラン(プラン15、プラン100、プラン1000)の基本料を初年度無償(無料体験期間合わせて最大14か月無償)で提供といった内容です。
「MakeLeaps 」(無料プランあり、請求書郵送1通199円)
「MakeLeaps」は、フリーランスと中小企業向けの見積書・請求書オンライン作成・管理・郵送ツール。
ロゴや社印入りのプロフェッショナルな請求書を作成し、クリックひとつで請求書を郵送可能です。登録顧客数によって、無料プランから、有料プランまでサービス内容が変わってきます。
「Board」(月額980円〜、無料お試し期間あり)
「Board」は、見積書・発注書・請求書などの作成だけでなく、バックオフィス全般業務もサポートするサービスです。
書類作成サービスとしての基本機能はしっかりとカバーしつつ、発注管理・案件単位の損益管理・営業の見込み管理・経営分析など、中小企業の業務全体を効率化し経営を助けるクラウド型業務システム。
請求書作成だけでなく、バックオフィス管理もしたい場合、別々のサービスではなく、1つのサービスで完結できるのでニーズがあえば便利ですね。
領収書データ入力代行webサービス3選
次にご紹介するのは、経費登録のための領収書データ入力を代行できるwebサービスです。
時間短縮につながるので、領収書の入力に時間をかけていた方にオススメです。
各サービス、さきほど紹介したクラウド会計サービスと連携しているので、併用して使うとさらに便利です。
「MerryBiz」(月額9,980円〜、2,980円トライアルあり)
「MerryBiz」は、レシート、領収書を送るだけで、使っている会計ソフトにあわせたデータを届けてくれるサービス。
サービスに満足できない時は全額返金対応(1ヶ月分のレシート対象など条件あり)している点もお試しで利用することができて安心です。
レシート、領収書を送るだけで確定申告書類を作成してくれるサービスも8万円で利用可能。
「トッテオクール」(月額980円〜、無料お試し期間あり)
「トッテオクール」は、スマートフォン、スキャナ、デジカメ、などで、領収書、レシートの写真を撮って送るだけで、確定申告や経理に必要なデータを作ってくれるサービスです。
領収書を送る手間すらありません。しかも、福島県の主婦の方が作業者のようで、被災地の復興支援(雇用創出)にもつながる点もアピールしています。
1ヶ月の利用枚数によって、プランの金額が変動する料金設定です。
「STREAMED(ストリームド)」(月額0円〜、無料お試し期間あり)
「STREAMED」も、領収書を撮るだけで、熟練のオペレーターが領収書入力を代行してくれるwebサービスです。月間の対象枚数によって、料金体系が分かれていて、対象枚数を超える場合は1枚ずつの課金制となっています。
「STREAMED」の注目点は、スキャナーで取り込んだデータもOKという点。大量に領収書やレシートがある場合などは、1枚1枚写真に撮るのも大変な作業ですが、性能が良いスキャナーを活用すればあっという間に大量の領収書やレシートのデータ化が可能です。
経理作業、レシート入力を代行してくれるオンラインアシスタントサービス8選
次にご紹介するのは、オンラインアシスタントサービス。いわゆるオンライン秘書サービスです。
「経理スタッフを常時雇用するほどではないんだけど、人手が欲しい。」
「経理作業、レシート入力代行以外にも細々した仕事をお願いしたい。」
といったニーズに応えれるサービスだと思います。
個人事業主だと、人手に困っているけど、なかなか人を雇用するまでには至らない状況はよくあるかと思います。募集&採用も大変だし、月額20万円以上の給料を払って雇用するのは難しいけど、月額10万(もっとリーズナブルなサービスもあります)でオンライン秘書を活用するのは費用対効果としては悪くない選択肢だと思います。
経費精算や経理の記帳作業をお願いしつつ、webサイトの簡単な更新もお願いしちゃう、といったことも可能です。(サービスによって対応可能範囲は異なるので各webサイトで詳細をご確認ください。)
各サービス、金額とサービス対応可能範囲にバラツキがあるので、お願いしたい仕事が対応可能かを確認する必要があります。
それにしても、サービス名に人の名前が使われているのが多いです。笑
「CasterBiz(キャスタービズ)」(月間30時間、月額84,000円〜)
「HELP you」(月間20時間、月額50,000円〜)
「ビズアシスタント オンライン」(月間30時間、月額76,500円〜)
「ビズアシスタント オンライン」公式サイト
「Genny(ジェニー)」(月間200時間、月額95,000円〜、トライアルプランあり)
「DESK YOU」(月間20時間、月額48,000円〜、無料トライアルあり)
「DESK YOU」公式サイト
「CLARY(クラリー)」(チケット制、月額35米ドル〜)
「CLARY」公式サイト
「James」(月額10,000円〜、世田谷区/港区/渋谷区限定)
「Kaori-san」(月間30時間、月額84,000円〜)
給与計算を効率化できる給与計算webサービス5選
「人事労務freee(フリー)」(月額1,980円〜)
クラウド給与計算ソフトシェアNo.1。
豊富な機能に、充実のサポートが人気です。
基本の会計機能の料金プランは、個人事業主は月額1,180円〜、法人は月額1,980円〜、
給与計算の機能が使えるプランは、月額1,980円〜で用意されています。
30日間無料のお試し期間あり。
給与計算や年末調整、労務管理、マイナンバー管理まで行える人事労務freeeは、まずは30日間無料で、給与計算の効率化をお試し可能です。
「マネーフォワードクラウド給与」(従業員1名まで無料、月額2,500円〜)
「マネーフォワードクラウド給与」もfreee同様、豊富な機能に充実のサポートが人気です。
基本の会計機能の「マネーフォワードクラウド確定申告」は、月額800円〜、
給与計算の機能が使える「マネーフォワードクラウド給与」は、月額2,500円〜で用意されています。(従業員1名であれば無料!)
従業員1名の場合は、なんと無料ですべての機能が使えます。
複数人従業員がいる場合でも、まずは1名分数ヶ月給与計算を試してみて問題なければ導入ということもできますね。
無料のお試し期間は、freeeの30日間より長めの45日間!
「Gozal 給与計算」(従業員5名まで無料、無料お試しあり)
「Gozal 給与計算」は、さきほどご紹介したオンライン専門家クラウドサービス「Gozal」の機能で給与計算が可能です。
個人事業主が本業に集中できるように従業員の雇用の手続きや給与の計算が自動で行えます。
「HANJO給与」(無料プランあり、有料プランは月額1,980円〜)
「HANJO給与」は、さきほどご紹介したクラウド会計サービス「HANJO会計」の関連サービスです。
従業員の基本情報を最初に登録しておけば、後は勤務実績を入力するだけ。スタッフの入店が決定したら、基本時給などを登録。あとは勤務実績を入れていくだけで計算されます。
「たよれーる給与業務支援サービス」(月額2,000円〜、初期費用あり)
「たよれーる給与業務支援サービス」は、従業員に対する給与明細書の配布業務と給与振込業務を支援するASPサービスです。大手の大塚商会が提供している点も安心ポイント。
給与計算処理後に印刷、封かん、仕分けといった面倒な作業は不要となり、業務効率の向上とコスト削減を実現可能です。
初期費用がそれなりにかかるので、従業員1人や数人のために導入するのは割高な気がしますが、例えば10名以上従業員がいる環境なら、面倒な作業が不要になる効率化を考えると、すぐにペイできる費用対効果の高い投資と言えるでしょう。
勤怠管理システムで給与計算を効率化できるサービス3選
勤怠管理システムは、タイムカードで集計していた労働者の勤務情報を、システムで管理するサービスです。
リアルタイムで就業状況が集計されるのでタイムカードの集計業務・給与計算業務を効率化するのはもちろん、日々の労務管理にも役立ちます。
「タッチオンタイム」(月額1,980円〜、無料お試し期間あり)
タッチオンタイムの特徴
・勤怠に特化したシステムのため、様々な就業ルールに対応
・超過アラート機能があるので働かせ過ぎの抑止にも
・3WAYの打刻端末(指紋・ICカード・PW)
・価格は月額300円/1人。登録者数ではなく、本当に利用した分だけの従量課金制
・30日間の無料お試し期間があり、初期費用は0円なので導入リスクが非常に低い
・勤怠管理専属のサポートセンターが無料で利用できる
システムは難しいと感じる方も、30日間無料トライアルと無料の専属サポートセンターをご利用いただけるので安心ですね。
「MINAGINE勤怠管理ツール」(月額150円〜/1人、無料お試し期間あり)
「MINAGINE勤怠管理ツール」の特徴
・シンプルな操作画面
・法律順守の勤怠管理が可能
・社労士への相談も可能
・多様な就業規則やフローに対応
・価格は月額150円〜/1人。
・30日間の無料お試し期間あり
・GoogleApps との連携も可能
こちらも30日間無料トライアルあり。
「ジョブカン」(無料プランあり、月額200円~/1人)
「ジョブカン」の特徴
・多彩な打刻方法(ICカード打刻、指静脈打刻、モバイル打刻など)
・安心と信頼のサポート体制
・圧倒的な高機能
・操作はカンタン
・簡単な出勤管理
・直感的な操作画面でシフトを作成
・効率的に休暇・申請管理できる
・主要な給与計算ソフトとのデータ連携が可能。
・海外でもグローバルに使える(時差対応、英語対応)
・認定アドバイザーをご紹介
こちらも無料お試し期間あります。
クラウドPOSレジで売上管理を効率化できるサービス4選
次にご紹介するのは、店舗を構えている個人事業主向けのレジ業務を効率化するwebサービスです。
個人事業主がクラウド型POSレジを導入するメリット>
・コスト削減
POSレジは20~30万円することもあるのに比べて、クラウド型POSレジは初期費用が無料または非常に安いです。4~5万円で揃うレシートプリンターやドロワーなどの周辺機器の購入だけで済みます。
・省スペース化
クラウド型のPOSレジは従来のPOSレジに比べ、狭いスペースでも設置可能です。さらにレシートプリンターやドロワーも別々に置くことが可能なため、レイアウトのアレンジ幅が広がります。
・どこからでもデータを確認できる
クラウド型POSレジはクラウドを利用することで、どこにいてもリアルタイムに売上状況を把握することができます。また、クラウドにデータが集まるので、紙で売上台帳を保存しておく必要もありません。
・利益の拡大策を検討できる
販売分析で売れ筋を把握して売上アップにつなげる事や、在庫管理で不良在庫を減らす事ができます。
・他のサービスと連携できる
会計freeeなどのクラウド会計ソフトに自動的に売上計上されるため経理が簡単になります。また、モバイル決済を使うことで、クレジットカード決済に対応が可能です。
「SQUARE POS 」(無料)
「Airレジ」(無料)
「スマレジ」(無料プラン、有料プランあり)
「ユビレジ」(無料プラン、有料プランあり)
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回、確定申告に役立つwebサービスまとめを紹介するに至ったきっかけは、
「名前はネットか何かで見かけたことあるけど使ったことない。領収書や銀行取引はすべてパソコンに手入力してるよ。」という個人事業主の方、
1人会社なのにけっこうな金額で税理士さんに確定申告作業を外注してる社長さん、
に会って、
「安くて便利なWebサービスがたくさんあるのに知らない人は知らないんだな…」
ということがあり、紹介する記事を書くに至りました。
今回は定番のクラウド会計サービス以外にも、日々の経理作業をサポートできるwebサービスを紹介する内容としたので、今後も随時更新していきたいと思います。
みなさまの確定申告が無事に終わりますように・・・
個人事業主・自営業・フリーランスにお得でおすすめなクレジットカードをまとめました。
「【個人事業主クレジットカードおすすめ10選】自営業・フリーランスでも審査に通りやすい事業用クレカカードを紹介します」
税金の納付はクレジットカード納付がお得でおすすめです。
ようやく2017年1月から税金のクレジットカード払いが可能になりました。所得税、法人税、消費税などの国税をクレジットカード納付するメリットなど。
源泉徴収票作成、年末調整に困っていたらぜひこちらの記事もご覧ください。
平成28年度から源泉徴収票の様式が変更!おすすめの源泉徴収票の作成方法もご紹介!
年末調整が簡単にできるみんなが使ってる給与計算ソフトおすすめ5選&年末調整書類が作成できるExcelをまとめました
以上、「【2019年版】個人事業主にとって大変な確定申告を助けるwebサービスまとめ(随時更新)」でした。
それではまた!