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なぜ旅は人をクリエイティブにするのか、アイデアと移動距離は比例するのか

旅は人をクリエイティブにする

 

旅は人をクリエイティブにするのか?

 

世界を旅しながら活躍する著名人も旅とクリエイティブの関係に言及しています。

 

世界を旅しながら活動する高城剛氏は、

 

「アイデアと移動距離は比例する」

 

と明言し、その身をもって常に世界中を移動しながらクリエイティブな活動をされています。

 

ハワイと東京のデュアルライフを軸に同じく世界を旅する本田直之氏も、

著書「TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと」にて、

 

 

同じものを見続けていると、クリエイティビティは絶対に下がってしまう。
なぜなら、常に同じ環境ではインプットがなくなるから。インプットが多くなるほどアウトプットも多くなるのは間違いない。常にインプットをして、材料を集め、そこに自分のクリエイティビティを加えて新鮮なアウトプットをすることが大切。

 

と旅による刺激、クリエイティビティへの有効性を語っています。

 

「旅は人をクリエイティブにする」と言うけれど、

 

はたして旅に出ればクリエイティブになれるのか、

クリエイティブになるには旅に出るしかないのか、

なぜ旅は人をクリエイティブにするのか、

 

旅とクリエイティブの関係性について、今回は少し考えてみたいと思います。

 

 

旅に出ると有意義に過ごさなきゃという意識のスイッチが入る

 

今回の記事を書くにあたって、最近エジプトへ旅をしてきた友人の気づきがきっかけとなりました。

 

「エジプトにきて思ったことですが、全く知らない土地で、電車やタクシーの乗り方などもわからない場所では、大まかな予定は立てていても、今この瞬間にやることに集中することになります。このプロセスは、もしかしたら人生に共通する部分があるかもしれないと感じました。」

 

この気づきには、これまで海外旅行を毎年にように行ってきた自分には、すごく共感。

 

旅に出ると、この”今を楽しむ”感覚が研ぎ澄まされる気がします。

 

有限である旅の時間をいかに有意義に過ごすか。

 

有意義に過ごすために、どう行動するのか、どこへ行くのか、何を体験するのか。

 

旅だと、ほとんどの人はそのように考え、すぐに行動して、体験をして、有意義な時間を過ごします。

 

しかし、日常に戻るとすぐに忘れてしまい、空いた時間はテレビ、ゲーム、など、その時は楽しくても後で振り返ると無駄と思えてしまう時間を過ごしてしまいます。

 

旅は1秒でも無駄にしないで楽しむ!

ありふれた日常は無駄な時間をダラ〜っと過ごす。。

 

ごく当たり前の現象だけど、よく考えれば異常であるし、同じ大切な時間であることには変わりないはずなのに、なぜこんなことがありふれてしまうのか。

 

本当は、旅してる時以外の日常も、何をしている時でも、”自分の時間は有限で何よりも大切にしないといけない”のに。

 

自分の時間を大切に生きる。

 

つまりは、

 

旅は誰でも、限られた旅行の時間を目一杯楽しまないと!、と考え、時間の使い方を考え、自分の行動を真剣に考えて、限られた時間を楽しみ、行動します。

 

旅、旅行では、ごく当たり前の行動であるけれど、

 

日常に戻った時にも、そのような時間の使い方、考え方をしているのだろうか?

 

人生の時間は限られている。

 

命の時間は限られている。

 

表面的には理解できても、本質的に理解し行動に移すには、様々なハードルが立ちはだかるが(目の前に広がる様々な欲求など)、

 

旅に出ずとも、

 

今、日々過ごすごくありふれた日常の中でも、

 

限りある時間に感謝をし、1秒たりとも無駄にせず、自分のやりたいことをする、自分の時間を生きる、

 

そのような感覚を持ち、日々を過ごすことは実に有意義であると思います。

 

 

と、考え、思考は正しくても、実際にそのように行動できるのかといったら、なかなかできないのが人間の怠惰な部分でもあります。

 

 

そこで、今回のテーマでもある、「旅は人をクリエイティブにするのか」を含めて考えると、

 

 

日常でも旅に出ている時のような、緊張感、非日常感、を作り出すのはなかなか難しく、困難であるからこそ、

 

頻繁に、旅に出ること(=移動距離を伸ばす)で、時間を有意義に過ごすという意識を高め、1分1秒を大切に行動する時間を増やすべき、だと今回考えました。

 

この気づきに体感して気づいてる人は、積極的に移動して、頻繁に旅をして、自分の時間を大切に過ごす感覚を研ぎ澄ましているのではないかな。

 

 

参考(本文中の参考にした著書)

 

高城剛氏の著書

本田直之氏の著書