インターネットが普及し、ほとんどの人がパソコンやスマートフォンなどのデバイスでインターネット経由のサービスを利用している中、それぞれのサービスごとに作成しているアカウントは一般の人でも数十個を超えているかと思います。
どれがどれだかわからなくなる、忘れてしまうという理由で、すべて同じIDとパスワードを使っている、2~3個のパスワードを使いまわしているという人も多いかもしれませんが、
パスワードの漏洩が起きたり解析技術の向上でパスワードを破られてしまったりと、簡単なパスワードの使いまわしはセキュリティ的に危険で現実的ではありません。
特に買い物や振込などお金に関係するサービスや、個人情報が含まれるサービスなどは、パスワードを厳重にしておかないとトラブルに発展しかねません。
そこで今回は、パスワードの使いまわしを防ぎ、忘れてしまうなどのトラブルも回避できる、有料のパスワード管理サービス「1Password」について解説します。
近年、「1Password」は月額課金のサブスクリプションサービスになりました。
記事の後半では、セール価格でお得に「1Password」が利用できる方法についても解説していますので、1Passwordを月額課金して本格利用を検討している方はぜひご覧ください。
1Passwordの料金プラン一覧表(無料お試しあります)
価格 | ユーザー数 | 認証 | |
個人 | 2.99ドル | 1人 | 二段階認証 |
ファミリー | 4.99ドル | 5人(5人を超える追加メンバーは1人あたり+1ドルで招待可能) | 二段階認証 |
チーム | 3.99ドル | 1人(ゲストアカウント5個) | 多段階認証 |
ビジネス | 7.99ドル | 1人(ゲストアカウント20個、ファミリーアカウントの使用が可能) | 多段階認証 |
パスワード管理1Passwordとは
1Password公式サイト:https://1password.com/
1Passwordでできること
1Passwordとは、サブスクリプション型のパスワード管理サービスです。
1つのマスターパスワードだけ覚えておけば、たくさんのアカウントのIDやパスワードを一元管理することができます。
WindowsやiOS、MacなどさまざまなOSに対応し、パソコンやスマートフォン、タブレットなどからアクセスすることができます。
ファミリーアカウントを使用する場合、4.99ドルで5人までの家族が一緒に利用することができます。
例えば、ショッピングサイトなど家族で共有しているアカウントがある場合、家族全員が簡単にアクセスすることが可能になり、価格も個人アカウント2つ分よりも安いので、家族と一緒に利用したい場合はファミリープランがおすすめです。
チームやビジネスは法人向けで、多段階認証などセキュリティ性が高くなる他、ビジネスプランでは通常より高度なVIPサポートを受けられるというメリットがあるので、利用する人数や目的などによってプランを決めましょう。
1Passwordを使うメリット
1Passwordは単にパスワードを管理するだけのサービスではありません。
自分でパスワードを管理するとなると、あまり複雑なパスワードでは覚えられないからと簡単な文字列にしてしまったり、同じパスワードを使いまわしてしまうことも多くなります。
実際パスワードに多く使われているのは、「password」や「123456」などの文字列だと言われています。
1Passwordではアカウント毎にランダムな文字列のパスワードを生成することができ、それを自分で記憶する必要がありません。
設定したパスワードは1Passwordのクラウド上で管理されるため、パソコンやスマートフォンなど複数のデバイスからアカウントにログインすることが可能です。
また常にデータ漏洩が起こっていないか、脆弱なパスワードがないか、重複したパスワードがないかなどをチェックしている他、サイト側についても二段階認証が設定されているかどうかや安全なサイトであるかなどをチェックしていて、セキュリティ性に問題がある場合は通知されるようになっています。
1Passwordを使う際の注意点
1Passwordを利用する際には、マスターパスワードと呼ばれる1Passwordのロックを解除するためのパスワードが必要になります。
マスターパスワードは、1Passwordを使ってアカウントにアクセスする際には毎回使用するもので、自分で記憶しておく必要があります。
これを忘れてしまうと、他のサービスとは違いパスワードの通知や再設定ができない1Passwordでは、非常にやっかいなことになります。
ファミリーアカウントやTouch IDなどを利用して復元できることもありますが、基本的には復元は難しく、アカウントを削除して作り直さなければいけないということも覚悟しなければいけません。
1Password側からユーザーの保管後にはアクセスできないため、このような事態を避けるために、マスターパスワードのヒントを文章で作成し、パスワードがわからなくなった時に送ってもらうというサービスがありますが、それを見ても思い出せないというユーザーもいるようです。
そのためマスターパスワードを紙に書いて厳重に保管しておくというユーザーもいるようです。
どのように管理するのが良いかは人それぞれですが、マスターパスワードを忘れてしまった場合の対策だけはしっかりしておきましょう。
1Passwordのネット上の口コミ・評判
1Passwordのtwitter上の口コミ・評判
twitterの口コミを見てみると、1Passwordを使っている人はセキュリティ性と利便性を重視しているようです。
実際に使ってみたら便利という声や、月400円程度で使えるのはお得という声が多いようです。
https://twitter.com/rere69akg/status/1283012750403227649
https://twitter.com/Romimi__2020/status/1287327755655290881
https://twitter.com/shyunnoji/status/1287399065223745543
1Passwordの運用が家族で始まったので、相方と息子に使い方を伝えている。
これで息子も自分でログインできるようになったんだけれど、さらに「時間切れの時のパスワードも入れておいて」(Screen Timeのこと)といわれて、なるほどそう来たかーとなっている。もちろん入れません!— こえむ (@koemu) July 24, 2020
1Password,WindowsとiPhoneでシームレスにパスワード同期できて,セキュリティもしっかりしているらしく,これは確かに便利そうな
年間払いにすれば1ヶ月あたり300円くらいで使えますし,これならそのまま使い続けて良いかもしれない— 白長谷 (@siranagatani) July 24, 2020
1Passwordを公式サイト料金よりもお得に安く買う方法
ソースネクスト経由のセール価格で購入する
筆王などのソフトを販売しているソースネクストを経由して1Passwordを購入すると、公式価格よりも安く購入することができます。
ソースネクストで購入できる1Passwordは3年版で、個人プランと同等のものが9,980円、ファミリープランと同等の物だと16,800円で購入できます。
公式サイトで購入すると3年間利用するには個人プラン107.64ドル、ファミリープラン179.64ドルなので、為替レートにもよりますが1,000~2,000円ほど安くなります。
公式サイトで購入する場合と違い、短期間だけ使うということはできませんが、長期利用前提の場合はおすすめです。
デジタルギフトカードのセール価格を利用する
1Passwordの公式サイトでデジタルギフトカードを販売しています。
1Passwordデジタルギフトカード販売ページはこちらから
デジタルギフトカードは、25ドル、50ドル、125ドルの3種類があり、このうち125ドルのカードはセール価格で99ドルで購入が可能です。
約20%オフで購入でき、個人プランでおよそ3年半分、ファミリープランで2年1ヶ月分利用できます。
割引率はこちらの方が高いので、継続して利用する場合にはデジタルギフトカードを購入してアカウントに適用して支払うのがおすすめです。
1Passwordはどんな人におすすめ?
1Passwordはパスワードを安全に便利に管理したい人におすすめ
1Passwordはサービスごとにランダムな安全性の高いパスワードを生成でき、それらを一元管理できるので、パスワードを忘れてしまったり、簡単なパスワードを破られていたりということを防ぐことができます。
危険なパスワードの使いまわしをしている人や、パスワードをよく忘れてしまう人、パスワード入力をもっと便利にしたい人は、便利で安全に使える1Passwordを導入してみてはいかがでしょうか。
以上、「【月額課金する前に要チェック!】パスワード管理アプリ「1Password」解説【セール価格でお得にゲットする方法も紹介】」でした。