IoT家電の登場により、あらゆる家電・機械がインターネットに繋がる時代となりました。
それら技術の発展は、私たちの生活における「無駄」を徹底的に排除してくれます。
オフィスでの「鍵管理・勤怠管理」も「無駄」の一つ。皆さんは、日々のオフィスでの業務に、以下のような不満を覚えたことはありませんか?
「オフィスのメンバーの入れ替わりがあるごとに、鍵の数量管理や、新たに鍵を発行するのが面倒」
「タイムカードに打刻された時間をいちいちExcelに打ち込む作業が無駄」
「鍵やカードキーの紛失など、鍵管理の面倒臭さを感じた」
実は、これらの悩みはすべて、
オフィス・法人向けの「スマートロック(=入退室管理システム)」で解決できます。
スマートロックを導入すれば、鍵管理がいらなくなり、勤怠管理が自動化されるのです。
この記事では、オフィス・法人向けのスマートロック(=入退室管理システム)を導入するメリットと、スマートロックを選ぶときのポイントについて解説します。
おすすめのオフィス・法人向けスマートロック(入退室管理システム)の紹介もあります。
「鍵を自動化してまで業務を効率化する必要ある?」と思っている人も、ぜひ参考にしてください!
オフィス・法人向けスマートロックって何?
スマートロックとは、ドアに機器を取り付けることで、スマートフォン、SuicaなどICカードだけで鍵の開け閉めができるようになる、次世代の「鍵」です。従来の物理的な鍵が不要になります。
オフィス・法人向けのスマートロックは「入退室管理システム」と呼ばれます。
オフィス・法人向けのスマートロックは、WiFiによってインターネットに接続されているので、勤怠管理システムと連動することが可能です。
つまり、「いつ」「誰が」入退室したかを”自動的”に記録する機能や、ブラウザ上で合カギ作成・削除をする機能がついているものもあります。
オフィス・法人向けスマートロックを導入するメリットとは?
オフィス・法人向けスマートロックを導入するメリットは大きく分けて3つあります。
①スマートフォンやICカードが「鍵」になって、物理的な鍵を持ち歩く、管理する必要がなくなる
②勤怠管理の業務効率化・省力化(入退室の把握ができる)
③設置工事が必要ない(工事不要で後付けできるタイプが人気です)
順に解説します。
①スマートフォンやICカードが「鍵」になって、物理的な鍵が不要
スマートロックの最大のメリットは、個人のスマートフォンアプリで解錠が可能になることです。
スマホ解錠が実現すると「鍵の複製」や「本数管理」をする必要がなくなるので、鍵管理業務の省力化ができます。
同様に、個人のSuicaなどICカードを設定すれば、スマホを持っていない人でもICカードを鍵として利用することも可能になります。
また、利用者も鍵やカードを持つ必要がなくなり鍵をなくすリスクも「ゼロ」になるので、セキュリティ性と利便性の向上を測ることができます。
②勤怠管理の業務効率化・省力化【人的要因のミスも回避】
今までパソコンに手入力することで管理していた「勤怠管理」。
スマートロックを導入すれば、「いつ」「誰が」入退室したか自動で記録されるので、業務の効率化とともに人的要因による”入力ミス”も回避できます。
また、勤怠管理システムと連携させれば、タイムカードの打刻も必要なくなります。
③設置工事が必要ない【工事コストも節約できる】
従来の電子錠だと、壁に穴を開けて機器を設置するなどの工事が必要になります。それに伴い少なくない工事コストが発生していました。
一方、スマートロックであれば、既存の鍵や壁に後付けで貼り付けるだけの簡易なものも存在するので「ドアの取り替え」や「現状復旧」などにかかるコストも削減できます。
後付け可能なタイプだとセキュリティ的に不安な場合には、工事が必要な頑丈なスマートロックを初期費用なしで設置をして、月額料金でサポートを受けながらスマートロックを利用できるサービスも人気です。
オフィス・法人向けスマートロックを選ぶときのポイント
オフィス・法人向けスマートロックを選ぶときのポイントは主に以下の通り。
・運用コスト
・サポート体制
・利便性
順に解説します。
運用コスト(初期費用、月額費用など)は低いか?
オフィス・法人向けスマートロックを導入するときには、「運用コスト」について考慮する必要があります。運用コストの代表例は以下のようなもの。
・初期費用
・月額費用
・トラブル対応費
ただ安ければ良いわけではありません。
一般的には、月額費用がなかったり安ければサポートが弱い、月額費用が高ければサポートが強い、傾向にあります。
サービスを提供している会社の実績(たくさんのオフィスにサービス提供しているかなど)、機能面も含めて検討すると良いでしょう。
運用にあたってのサポート体制が充実しているか?
スマートロックも機械です。故障や電池切れなどのトラブルはつきものです。
スマートロックを導入するときは、どのようなサポート体制が整っているかをチェックしましょう。
利便性はどうか?
せっかく新しいスマートロック(入退室管理システム)を導入しても、オフィスを使う人に「使いづらい!」と思われてしまってはなんの意味もありません。
・遠隔解錠ができるか?
・オートロックができるか?
オフィス向けスマートロックを選ぶときは実際の使用シーンを想定した上で、どのサービスを導入するか検討しましょう。
【厳選おすすめ】オフィス・法人向けスマートロックの紹介
オフィス・法人向けの「スマートロック(=入退室管理システム)」を提供しているサービスの中で、特におすすめなサービスを詳しくまとめた記事がありますので、あわせてご覧ください。
【安価な入退室管理システムおすすめ厳選6選】工事不要・初期費用無料まで様々なクラウド型サービスをまとめました
まとめ
この記事では、オフィス・法人向けに「スマートロック(入退室管理システム)」を導入するメリットと、選ぶときのポイントについて解説しました。
スマートロックを導入するときは、自社での利用シーンを想定した上でどのサービスを選ぶかが大切です。導入することで、煩わしい「鍵管理」や「手入力での勤怠管理」から解放され、個人の鍵管理もなくなり、「鍵の開け閉め」という手間もなくなります。
このように、オフィスに勤めるスタッフにも管理者にもメリットのある「スマートロック」。小さな手間を省くことで業務効率アップにも繋がるので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?
オフィス・法人向けの「スマートロック(=入退室管理システム)」を提供しているサービスの料金・サポートついて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
【安価な入退室管理システムおすすめ厳選6選】工事不要・初期費用無料まで様々なクラウド型サービスをまとめました
家庭用のおすすめスマートロックをまとめた記事もあります。
【2019年版】スマートロックおすすめ比較厳選3選!簡単に後付けできてスマホが家の鍵になる
オフィスまで自転車通勤の人には自転車専用スマートロックもありますよ。
【自転車専用スマートロック】日本で買えるおすすめ比較5選!スマホが自転車の鍵になります
以上、「【オフィス・法人向けスマートロック】導入のメリット&おすすめサービスの紹介も【無駄を徹底的に削減!】」でした!
それではまた。