Google Meetは、Googleアカウント(Gmail)さえあれば追加費用なしで最大100人・60分までのビデオ会議が利用できる、Googleの公式Web会議サービスです。録画・ブレイクアウトルーム・Gemini AIによる自動議事録などの高度機能を使いたい場合は、Google Workspaceの有料プラン(月額800円〜/ユーザー)への加入が必要になります。
2020年10月にG SuiteはGoogle Workspaceへと名称変更され、Googleハングアウトは既にサービスを終了しました。本記事では、2026年4月時点の最新料金・機能仕様をもとに、無料版と有料版の違い、Zoomとの比較、Gemini AIの最新機能までを実務経験10年超の立場から徹底解説します。
この記事のポイント【Google Meet 無料・有料の要点まとめ】
- 無料版:Googleアカウントがあれば誰でも利用可。最大100人・1会議60分まで
- 有料版(Google Workspace):月額800円/ユーザー〜。録画・ノイズ除去・Gemini AI議事録などが利用可能
- 最大参加人数:Business Starter 100人/Standard 150人/Plus 500人/Enterprise 1,000人
- Zoom無料版との違い:Meetは60分制限、Zoomは40分制限。参加人数はいずれも100人まで
- 旧G Suiteは2020年10月にGoogle Workspaceへ改名、Googleハングアウトは終了済み
Google Meetとは?無料で使える条件と有料版の月額料金
Google Meetとは、Googleが提供するブラウザベースのビデオ会議サービスです。専用アプリのインストールは不要で、ChromeなどのWebブラウザからmeet.google.comにアクセスするだけで会議を開始・参加できます。スマートフォン用のiOS/Androidアプリも提供されています。
「google meet 無料」で検索される方が最も気にされる点は、「お金を払わずにどこまで使えるのか」だと思います。結論はシンプルで、Googleアカウント(Gmailアドレス)を持っていれば追加費用ゼロで利用可能です。有料版はGoogle Workspaceというビジネス向けグループウェアの一部として提供され、月額800円/ユーザーのBusiness Starterプランから利用できます。
無料で利用できる条件(2026年4月時点)
- Googleアカウント(@gmail.comのメールアドレス)を保有していること
- 主催する会議の参加人数は最大100人まで
- 3人以上の会議は1回あたり60分までの時間制限あり
- 1対1の会議は最大24時間まで利用可能
- 録画・ライブストリーミング・ブレイクアウトルームは利用不可
G Suite(現Google Workspace)との関係
「gsuite」「g suite」というキーワードで検索される方のために補足すると、G Suiteは2020年10月にGoogle Workspaceへと名称変更されました。旧G Suite BasicはBusiness Starterへ、G Suite BusinessはBusiness Standardへと段階的に移行され、現在は「Google Workspace」という名称で統一されています。Google MeetはこのGoogle Workspaceのコア機能の一つとして位置づけられています。
Google Meetの料金プラン一覧【2026年4月最新】
Google Meetの有料機能は、Google Workspaceの各プランに含まれています。2026年4月時点の日本円価格(年間プラン・税抜)は以下のとおりです。
プラン | 月額(1ユーザー) | 最大参加人数 | 主な追加機能 |
| 無料(個人Googleアカウント) | 0円 | 100人 | 60分制限・録画なし |
| Business Starter | 800円 | 100人 | カスタムメール・30GBストレージ |
| Business Standard | 1,600円 | 150人 | 会議録画・ノイズキャンセリング・2TBストレージ |
| Business Plus | 2,500円 | 500人 | 出欠確認・高度なセキュリティ・5TBストレージ |
| Enterprise | 要問合せ | 1,000人 | ライブストリーミング・Gemini AI標準搭載 |
※価格はGoogle Workspace公式サイト(2026年4月時点)に基づく。為替や改定により変動する可能性があります。
なお、個人向けのGoogle Oneプレミアムプラン(月額1,300円〜)に加入すると、Google Meetの高度機能(会議録画・ノイズキャンセリング等)の一部を個人Googleアカウントでも利用できます。ビジネス用途であればGoogle Workspaceの方がコストパフォーマンスに優れます。
Google Workspaceの導入コストを抑えたい方は、Google Workspace 15%割引プロモーションコードの入手方法を参考にしていただくと、初年度のライセンス費用を大幅に削減できます。
無料版と有料版Google Meetの違いを機能比較表でチェック
「google meet 値段」を調べる方が最も知りたいのは、有料にすることで何が変わるのかという点です。以下の表は、2026年4月時点の無料版とGoogle Workspace各プランの機能差をまとめたものです。
機能 | 無料版 | Business Starter | Business Standard | Business Plus / Enterprise |
| ビデオ・音声・チャット | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 最大参加人数 | 100人 | 100人 | 150人 | 500〜1,000人 |
| 会議時間 | 60分 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
| 会議録画(Driveに保存) | × | × | 〇 | 〇 |
| ブレイクアウトルーム | × | × | 〇 | 〇 |
| ノイズキャンセリング | × | × | 〇 | 〇 |
| 出欠状況の確認 | × | × | × | 〇 |
| ライブストリーミング | × | × | × | 〇(Enterprise) |
| Gemini AI議事録 | × | × | △(アドオン) | 〇(Enterprise標準) |
なお、過去に存在したGoogleハングアウトは2022年11月に一般ユーザー向け提供を終了し、現在はGoogle Meetに統合されています。旧記事で触れていたハングアウトとの比較は、現時点では意味をなさないため本記事では割愛しています。
ZoomとGoogle Meetの料金・機能比較【2026年版】
ビデオ会議ツールの導入検討時に最も比較されるのがZoomとの違いです。2026年4月時点の両サービスの比較を以下に整理します。
比較項目 | Google Meet | Zoom |
| 無料版の時間制限 | 60分 | 40分 |
| 無料版の最大参加人数 | 100人 | 100人 |
| 有料版の最安プラン | 月額800円(Business Starter) | 月額約2,125円(Pro) |
| AI機能 | Gemini(議事録・要約) | AI Companion(要約・タスク抽出) |
| ブラウザ利用 | アプリ不要・ブラウザのみで完結 | ブラウザ可だがアプリ推奨 |
| Googleサービス連携 | Gmail・Calendar・Docsと深く統合 | 連携には別途設定が必要 |
| 主な強み | Workspaceエコシステム/低価格 | ウェビナー機能/大規模運用の実績 |
ブラウザだけで完結したい・Google Workspaceを既に導入している企業はGoogle Meetが有利です。逆に大規模ウェビナー配信や登壇者管理を重視する場合はZoomに一日の長があります。
有料版Google Meetでできること【機能別詳細】
会議録画とGoogle Driveへの自動保存
Business Standard以上のプランで、会議の音声・映像・チャットを録画しGoogle Driveに自動保存できます。録画ファイルは主催者のマイドライブに保存され、参加者にメールで自動共有されます。
ブレイクアウトルーム(分科会)
Business Standard以上で利用可能。1つの会議を最大100グループに分けることができ、研修やワークショップ運営に欠かせない機能です。
Q&Aとアンケート機能
ウェビナー形式の会議で、参加者から質問を募集したり投票を実施したりできます。Business Standard以上で利用可能です。
挙手機能と出欠状況の確認
挙手は無料版でも利用可能ですが、参加者の出欠状況レポート(誰がいつ入退室したか)の自動出力はBusiness Plus以上の機能です。
ノイズキャンセリング・スタジオサウンド
Business Standard以上で、キーボードタイピング音や周囲のノイズをAIが除去します。在宅勤務時のオフィス外ノイズ対策に効果的です。
ライブ字幕・リアルタイム翻訳
英語・日本語を含む複数言語でのライブ字幕表示に対応。海外拠点との会議でも円滑なコミュニケーションが可能になります。
会議室デバイス(Google Meet Hardware)
Logitech・Poly・ASUS等から提供される会議室専用端末と連携し、ワンタッチで会議室からMeetに参加できます。
Gemini AI機能でGoogle Meetはここまでできる【2026年最新】
2026年4月時点で、Google MeetはGemini AIと深く統合されています。主な機能は以下のとおりです。
- 自動メモ取得(Take notes for me):会議中の発言を自動で書き起こし、要点をまとめた議事録をGoogle Docsに保存
- 会議要約:長時間の会議終了後に、議題別の要約と決定事項を自動抽出
- 翻訳字幕:会議中の発言を多言語に翻訳してリアルタイム表示
- 会議キャッチアップ:遅れて参加したメンバーに、それまでの議論を自動要約して提示
Gemini機能はEnterpriseプランに標準搭載されているほか、Business Standard/Plusではアドオン追加で利用可能です。テレワーク中心の企業では議事録作成の工数を大幅に削減できるため、ROIの高い機能と言えます。
Google Meetの使い方【会議の開き方・画面共有・録画手順】
会議を開く3つの方法
- ブラウザから直接開始:
meet.google.comにアクセスし「新しい会議を作成」をクリック - Google Calendarから予約:予定作成時に「Google Meetの会議を追加」にチェックを入れると招待メール内に会議URLが自動発行される
- Gmailから即時開始:Gmail左側のメニューから「Meet」→「会議を新規作成」で即時会議が開始できる
画面共有の手順
- 会議画面下部の「画面を共有」アイコンをクリック
- 「あなたの全画面」「ウィンドウ」「タブ」から共有範囲を選択
- 共有を停止する際は画面下部の「共有を停止」をクリック
録画の手順(Business Standard以上)
- 会議画面右下の「アクティビティ」→「録画」を選択
- 「録画を開始」をクリックし確認ダイアログでOK
- 終了時は同じメニューから「録画を停止」
- 録画ファイルは主催者のGoogle Drive「Meet Recordings」フォルダに自動保存
Google MeetとGmail・Google Calendarの連携
Google Meet最大の強みは、Googleサービス全体とシームレスに連携できる点です。
- Google Calendar:予定作成時にワンクリックで会議URLを発行、招待者にメール自動送付
- Gmail:左サイドバーから即時会議開始・予定会議への参加が可能
- Google Docs/Sheets/Slides:会議中に共同編集ドキュメントをMeet内から直接開ける
- Google Chat:チャットスペースから即時ビデオ会議に切り替え可能
Google Workspaceを既に使っている組織であれば、Meet導入によるワークフローの分断が発生せず、学習コストをほぼゼロに抑えられます。
規模別おすすめプランとコスト試算
10年以上にわたり企業のGoogle Workspace導入支援を行ってきた経験から、利用シーン別のおすすめプランをお伝えします。
- 個人・〜10人のスタートアップ:無料版で十分。60分制限もMeet再接続で実質回避可能
- 10〜50人の中小企業・録画が必要:Business Standard(月額1,600円/ユーザー)が最適解
- 50〜500人の会議・ウェビナー運営:Business Plus(月額2,500円/ユーザー)
- 1,000人規模の全社会議・Gemini AI標準利用:Enterpriseプラン(要問合せ)
筆者が2025年に支援した従業員80名の企業では、Zoom Pro(約2,125円/ユーザー)からGoogle Workspace Business Standard(1,600円/ユーザー)への切り替えで、年間約50万円のコスト削減を実現しました。さらに、Google Workspace プロモーションコードによる15%割引を併用することで、初年度のコスト圧縮効果をさらに高められます。
支払い方法による経理上の影響については、Google Workspaceの支払い方法とインボイス対応の実務解説もあわせて参考にしてください。また、安定稼働を重視する場合はGoogle WorkspaceのSLA(稼働率99.9%)の解説記事も参考になります。
Google Meetの口コミ・評判【業種別の活用事例】
実際にGoogle Meetを導入している企業・個人の活用事例を紹介します。
- IT系スタートアップ(従業員20名):「Gemini AIの自動議事録で、週次定例の議事録作成工数が週3時間→30分に短縮」
- 教育機関(私立高校):「ブレイクアウトルームでグループワークを運営。保護者面談もMeetで実施し移動コストゼロに」
- コンサルティング業(従業員80名):「ノイズキャンセリングのおかげでカフェからでもクライアント会議が可能に」
- 製造業(海外拠点あり):「多言語ライブ字幕で、中国・ベトナム拠点とのやり取りがスムーズになった」
第三者レビューサイトのITreview等でも、「Gmail・Calendarとの連携の良さ」「ブラウザで完結する軽さ」が高評価ポイントとして挙がっています。
よくある質問(FAQ)
Q. Google Meetは完全無料で使えますか?
はい。Googleアカウント(Gmail)があれば最大100人・60分までの会議を追加費用なしで利用できます。
Q. 無料版の時間制限は何分ですか?
3人以上の会議は1回60分、1対1の会議は最大24時間まで利用可能です(2026年4月時点)。
Q. 有料版はいくらから利用できますか?
Google Workspace Business Starterプランで月額800円/ユーザーから利用できます。
Q. ZoomとGoogle Meet、どちらが安いですか?
有料最安プランはMeetが月額800円、Zoom Proが約2,125円で、Google Meetの方が割安です。
Q. 録画機能は無料版でも使えますか?
無料版では録画できません。Business Standard(月額1,600円)以上のプランで利用可能です。
Q. Gemini AIによる議事録作成は無料で使えますか?
無料版では利用できません。Enterpriseは標準搭載、Business Standard/Plusはアドオン購入で利用可能です。
Q. G SuiteとGoogle Workspaceは何が違いますか?
G Suiteは2020年10月にGoogle Workspaceへと名称変更された旧称で、現在は同一サービスです。
Google Meet まとめ|無料版でも十分、有料版は録画とAIが鍵
Google Meetは、Googleアカウントだけで誰でも無料で利用できるシンプルさと、Google Workspaceと組み合わせた際のAI機能・連携力を兼ね備えたビデオ会議サービスです。
- 個人・小規模チームは無料版で十分実用的
- 録画・ノイズ除去が必要ならBusiness Standard(月額1,600円)
- Gemini AIによる議事録自動化はEnterpriseで標準提供
テレワークが定着した2026年現在、会議の生産性はそのまま組織の生産性に直結します。まずは無料版で使い勝手を確認し、必要に応じてGoogle Workspace 15%割引プロモーションコードを活用して有料プランへ移行するのが、最もコスト効率の良い導入ステップです。
以上、「Google Meet料金・無料版と有料版の違いを徹底比較【2026年最新】」でした。それではまた。
