今回の記事内容は、日本の玄関に多く採用されている引き戸に対応した後付スマートロックはあるのか調べた結果についてまとめました。
「引き戸にスマートロックを設置したい方」
「玄関の引き戸対応の後付スマートロックを探している方」
といった人たちにとって有益な情報となれば幸いです。
記事の前半に、 引き戸対応の後付スマートロックはあるのか調べた結果について、といった条件であれば引き戸に後付スマートロックを設置することができるのかについて、
記事の後半に、スマートロックの設置ができない引き戸にスマートロックを設置したい時におすすめな対応方法について、
それぞれ紹介していきます。
引き戸対応の後付けスマートロックはあるのか調べました
最初から結論になりますが、2019年現在日本で販売されている後付スマートロックの状況を見ると、
引き戸には後付スマートロックを取り付け可能なものと、取り付けができないものがあります。
【結論】サムターンがある引き戸なら後付けスマートロックをすぐに取付可能
後付スマートロックが取り付け可能な引き戸は、「サムターン(鍵を開け閉めするつまみ)」がある引き戸です。
サムターンとは、下の画像(セサミ公式サイトより)のような、開き戸によく付いている鍵の開け閉めをするつまみの部分を指します。
もし、あなたがスマートロックを設置したいと思っている引き戸にサムターンが付いているのであれば、後付スマートロックを簡単に設置できる可能性は高いです。
念のため、スマートロック購入前に引き戸のサムターンに取り付けができるかどうか各製品メーカーウェブサイトで確認することを忘れずに。
スマートロック各製品、それぞれのメーカーウェブサイトでスマートロックが設置可能な条件や鍵の種類の説明が掲載されています。
下の画像(セサミ公式サイトより)のような小さなつまみのサムターンでも対応しているスマートロックはありますので、サムターンがついている場合は、検討候補の後付スマートロックが設置可能か確認の上購入を検討されると良いと思います。
サムターンあり引き戸対応のおすすめスマートロックはこちら
サムターンがついている引き戸対応のおすすめスマートロックは、
「セサミ」本体価格 14,800円 (Amazonリンク)(公式サイト)
「セサミ mini(2019年4月下旬発売予定)」本体価格 14,800円(公式サイト)
「Qrio Lock」本体価格 19,457円(Amazonリンク)(公式サイト)
あたりです。
スマートロックとして十分な機能が搭載されており、価格も15,000円から20,000円程度と手頃な価格帯でコストパフォーマンスに優れています。
各スマートロックの詳細な機能や情報については、以下の記事にまとめていますのでぜひ合わせてご覧ください。
「【2019年版】スマートロックおすすめ比較厳選3選!簡単に後付けできてスマホが家の鍵になる」
残念ながらサムターンがついている引き戸は非常に少ない
「サムターンがついている引き戸なんて見たことない」
といった意見はごもっともで、
残念ながら、サムターンがついている引き戸は非常に少ないのと、サムターン以外の鍵の形状に対応している後付スマートロックは2019年現在販売されていないのが現状です。
引き戸の鍵は、下の商品のような鍵のロック部分を上下にスライドさせる形が多いと思います。
サムターンがない引き戸の場合、 どうにかスマートロックを設置したい時のおすすめ方法を2つ紹介したいと思います。
【2つのおすすめ対応方法】サムターンがない引き戸の場合はどうすればよい?
既存の引き戸の鍵に後付スマートロックが設置できないのであれば、
①後付スマートロックが設置できるように引き戸の既存の鍵をサムターンに交換する方法
②スマートロックは諦めてIC カード対応の引き戸専用電子錠に鍵を交換する
この2つの方法がおすすめです。(2つ目の方法はスマートロックのおすすめ代替案ですが。)
それぞれ具体的な方法を紹介していきます。
①引き戸の既存の鍵をサムターンの鍵に交換して、後付けスマートロックを取り付ける
具体的な手順としては以下の流れになります。
1・後付スマートロックを選ぶ
おすすめは、「セサミ(Amazonリンク)」「セサミ mini(2019年4月下旬発売予定)」「Qrio Lock(Amazonリンク)」あたりです。
↓
2・選んだスマートロックが設置できて、かつ、既存の引き戸に取付できる引き戸対応サムターンを探す
サムターンは設置ができるかどうかを優先して選びましょう。例えば、引き戸用のサムターン「美和ロックFNシリーズ(Amazonリンク)」とか。
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3・選んだスマートロックとサムターンが引き戸に設置できるか入念に確認する(設置できない条件であれば最初に戻る)
↓
4・引き戸の既存の鍵を、引き戸対応のサムターンに交換する(鍵業者の工事、または DIY にて)
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5・交換したサムターンに後付スマートロックを取り付ける(これは両面テープ設置タイプのスマートロックであれば、誰でも工具なし簡単にできます)
費用としては、
・スマートロックが15,000円(セサミの場合)
・引き戸対応のサムターンが10,000円
・サムターンの交換工事が DIYで工具ありなら¥0、鍵業者の工事で15,000円前後が相場でしょうか
合計すると、 DIY なら25,000円程度、業者工事で45,000円程度が目安となるでしょう。
②スマートロックは諦めてIC カード対応の引き戸専用電子錠に鍵を交換する
「わざわざサムターンを交換して、さらに後付スマートロックをつけるのは面倒」
「スマートロックじゃなくてもオートロックやSuicaなどの IC カードで鍵の開け閉めができればいい」
と思う方にオススメな方法が、
「スマートロックは諦めてIC カード対応の引き戸専用電子錠に鍵を交換する」方法です。
具体的には、以下のような引き戸対応の電子錠に既存の鍵を交換します。
「TOUCH HOOK 2」は、スマートロックのようなスマホでの鍵の開け閉めや管理はできませんが、
・ IC カードによる解錠
・暗証番号による解錠
・ オートロック機能
など便利な機能がついていて、本体価格は2万円台とコストパフォーマンスも悪くありません。
「TOUCH HOOK 2」を導入する費用としては、
・本体価格が25,000円程度
・「TOUCH HOOK 2」の設置工事が20,000円前後を目安でしょうか
合計で、50,000円前後が目安となりそうです。
「TOUCH HOOK 2」設置工事について、DIYが得意な方は DIY でいけると思いますが、ドアに穴を開けないといけなかったりで工具も必要になるので、自信がなければ取り付け設置を行ってくれる鍵業者に依頼するのが無難です。
「TOUCH HOOK 2」を設置取付してくれる業者は、商品ウェブサイトからも探せますので、参考に。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
日本では引き戸の家が多い現状を考えると、近い将来、サムターンがついていない引き戸にも対応した スマートロックが 出てくる可能性は高いと思われます。
引き戸に完全対応したスマートロックの登場を期待して待ちたいと思います。
賃貸物件にスマートロックの設置を考えている人はこちらも参考に。
賃貸物件の鍵に取付可能なスマートロックおすすめ厳選2選【後付けで簡単に取付&外せるから安心】
スマートロックのメリットやデメリット、おすすめなスマートロックを紹介しています。
【2019年版】スマートロックおすすめ比較厳選3選!スマートロックでスマホが家の鍵になる
今回の記事にも紹介した「セサミミニ」を実際に使った体験レビューです。
【セサミminiスマートロックレビュー】スマホが家の鍵になるコスパ最強でおすすめな選択肢
自転車専用スマートロックの情報もまとめてあります。
【自転車専用スマートロック】日本で買えるおすすめ比較4選!スマホが自転車の鍵になります
窓専用のスマートロックも紹介しています。
【窓の防犯対策】窓専用スマートロックのおすすめサービス・商品を紹介します【窓閉めたっけ?の不安を解決】
以上、「引き戸対応の後付けスマートロックはあるのか調べました【結論: サムターンがあればスマートロック取付可能】」でした!
それではまた。