私は現在、仕事として、
・料理人の仕事
・ケータリングの仕事
・webデザインの仕事
・コンサルティングの仕事(ケータリング、個人事業、店舗開業など)
など色々な分野の仕事をしています。
最近では、ケータリングの時にお花の装飾などをたくさんやるようになり、
・お花の仕事
もお声がけ頂くことが多くなってきました。
「なんでもできるんですね」「多才ですね」
と声をかけてもらうこともあるんですが、私だって最初から全部できる人間だったわけではありません。
大学時代は文系の勉強をしていましたし、新卒で入った会社はシステムエンジニアとして働いていたので少しプログミングをかじった程度でその他は社会人の基礎やマナーをひととおり学んだくらい。
新卒で入った会社を3年で退職してから独立。半年間の準備期間を経て飲食店を開業しました。もちろん、準備期間中の半年間、個人経営の飲食店でアルバイトを週3くらいでやった程度で、調理の専門学校はもちろん、レストランでシェフ経験も一切ないまま、個人経営のレストランのオーナーシェフとして仕事をスタートすることになります。
その後も、独学でwebサイト制作をするようになり、webデザインの仕事をするようになり、レストランを開業して1年経ったくらいにケータリングの仕事を頂くようになり、最近では、店舗開業やケータリングのコンサルティングの仕事もするようになりました。
でも振り返ってみると、料理人としても、ケータリングの仕事も、webデザイン、コンサルティングの仕事も、お花の仕事も、全部、
最初からちゃんとできていたわけではありません。
レストラン開業当初は、今考えると苦笑いしてしまうようなクオリティの料理を出していたし、ケータリングもwebデザインもお花も、スタートしたての時は今考えると「あれでよくやってたな・・」と呆れてしまうようなかんじだったと思います。
でも、当時の自分はいつでも本気だったし、やれると思ってたし、どうすれば依頼してくれた人に満足してもらえるかを真剣に考えてたし、やったことないことでもできるようになるんだという気持ちでチャレンジしてたと思います。
そして、1回やってみて、うまくいかなかったことを反省して改善する、他の人がうまくやっていたら参考にしてみる、など常に改良改善する気持ちで毎回取り組んでいるうちに、経験を積んで、何度も経験してるからこそ気づいてくることもたくさんあり、今ある程度ちゃんと仕事として依頼してくれるレベルになったと思っています。
ポジティブに考えれるか、行動できるかの違いはひとそれぞれあるだろうけど、
大事なことは、
・やるんだ、チャレンジしよう、という気持ち、行動力
・1回目でうまくいくわけないんだから、何度もチャレンジしてどんどんよくしていこうという気持ち、行動力
なんだなと。
たいていのことはやればできるようになる。
でも忘れちゃいけないのは、最初からうまくできるわけではないこと。
「成功するまで諦めなければ必ず成功する」という言葉があるけど、おんなじことで、できるまでやれば、できるようになっちゃうってこと。
たぶん、自分は今後も興味あることがたくさん出てきて、その道のプロの仕事でも「これ、自分でやったほうがもっとよくできるんじゃないか?」と思ってやったことないのに、やりはじめちゃうんだろうなと思います。
できなかったことができるようになるってけっこう気持ちのいいものだし、
我流、独学にも先入観や固定概念がなくて、新しい視点や斬新なアイデアが生まれたりするメリットもあると思っています。もちろん、歴史や経験者をないがしろにしてるわけではなく。
「専門学校に通ってないからこの業界の仕事をしてみたいけど、無理。」とか、少し前に少しの時間の修行で寿司屋として高い評価を得た話もあるけれど、今までの各業界的なやり方や習慣のイメージが先行して、やりたいことや夢や目標を諦めていたとしたら、それはとてももったいないこと。
花屋になりたいならなればいいじゃん。
花屋さんで1秒も仕事した経験ないけど、結婚式の装花をお願いされてお花の仕事をしていますよ。もちろん、その業界での修行や経験はそれはそれで非常に大切なことだけど。
やればできる。やる前から諦めるのはもったいない。やってみたら、いろんな気づきや発見があって次のステップに進めるから。