こんにちは、小松由和です。
世の中には、いつも不安をたくさん感じている人と、いつも余裕たっぷりでいられる人と、分かれますよね。
もちろん、余裕たっぷりな人も不安を感じないわけではなくて、不安への対処がうまいのです。
不安への対処が余裕につながっています。
今日は、そのような不安と余裕の関係性から人が集まるにはどうすればいいのか、といった話をしたいと思います。
必死感が周りに伝わってしまうと人は不安、心配になって離れてしまう。
例えば、フリーランスで仕事をしている人で、
Aさんは、日頃から「仕事ください!」と連呼していつも必死になって営業をしています。
Bさんは、特に営業をしている様子はなくいつも余裕がたっぷりあるように見えます。
ここでは実力云々は置いておいて、AさんBさん、どちらに仕事をお願いしたいかというと、
心理的にはBさんの方が仕事ができそうと思う人が多いと思います。
Aさんは、必死になるほど困ってる、自信がないのかな、と必死感が伝わり心配になってしまいます。
Bさんは、余裕があるってことは仕事に困ってない、必死にならなくても仕事がたくさんあるのかな、と安心感を感じます。
もちろん、営業はダメ、営業するな、ということではありません。営業はとても大事です。
ここで言いたいことは必死感は他者に伝わり、不安、心配という気持ちを呼び起こすということ。
たくさん施策やアイデアを用意して余裕をもって行動することが大事。
ではどうすれば、余裕を常に持っていられるのか。
余裕は不安と天秤の構図を持っています。
不安が大きくなれば、余裕はなくなり、
不安がなくなれば、余裕は大きくなります。
つまり、できる限り不安を小さくする、少なくすれば、余裕を持てるということ。
では、不安は一体なんなのか?
不安は、理想と現実のギャップから生まれます。
例えば、
理想:「毎月10件仕事の依頼がほしい」
現実:「毎月3件しか仕事の依頼がない」
といった状況下では、
毎月7件仕事の依頼が足りないという理想と現実のギャップが不安を引き起こします。
不安を取り除く、小さくして、余裕を持つためにはどうすればいいのか。
1つは、理想と現実が一致していること。
理想:「毎月10件仕事の依頼がほしい」
現実:「毎月10件仕事の依頼がある」
当たり前ですが、こういう状況だったら不安はあまりなくて、余裕をもって仕事ができますよね。
でも、多くの場合は、理想と現実にギャップがあることがほとんどです。
理想:「毎月10件仕事の依頼がほしい」
現実:「毎月3件しか仕事の依頼がない」
こういった状況でできることは、
理想と現実のギャップをできる限り小さくすることです。
そのためにできることは、ギャップを解消する施策やアイデアをたくさん用意しておくこと。
これが、不安を小さくして、余裕につながります。
毎月足りない7件の仕事を、ゲットするための施策が1個しかなかったら、その1つがダメだったら理想に近づけないわけだから不安で仕方がないですよね。
でも、施策が100個あったら、1個ずつ試していって、1個だめでもまだ99個ある!
施策が1個しかない時よりも、不安に対する施策が用意できているので余裕をもって行動することができます。
人が集まる秘訣。余裕がないと人は集まらない。余裕をもつ方法。
理想と現実を把握して、ギャップ=不安を確認する。
↓
ギャップ=不安を埋めるための施策、アイデアをたくさん用意しておく。
↓
ギャップ=不安を埋めれる可能性が高くなるので、余裕につながる。
↓
不安で必死になるよりも、余裕を持っている方が人が集まる。
↓
人が集まることで、実際にギャップ=不安が小さくなり、余裕がさらに大きくなる。
という好循環に入ることができます。
仕事でもプライベートでも応用可能な考え方ですので、ぜひ実践してみてください。