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【オンライン会議ツール結局どれがいいの?】zoom・Teams・Google Meet・Webexなど9つのサービス徹底比較【リモートワーク必須】

近年リモートワークやノマドワーク(テレワーク・在宅勤務)など、オフィスにとらわれない新しい働き方をする人が増加するにあたり、注目されているのがオンライン会議(ビデオ会議・web会議)です。

参加者が同じ場所に集まる必要がなく、仕事の効率化が図れるため、導入している企業も増えています。

 

そこで今回は、どんなツールを使ってオンライン会議をすればいいのかわからないという方向けに、リモートワークをしている人やノマドワーカーにおすすめなweb会議用ツールの特徴を簡単にまとめました。

 

数あるオンライン会議サービスの中でも、代表的な以下の9つのサービスを比較して紹介します。

「zoom」(別記事に解説記事もあります)

「Whereby」

「Google Meet」(「Google ハングアウト」)(別記事に解説記事もあります)

「Teams(マイクロソフト)」(別記事に解説記事もあります)

「Webex(シスコシステムズ)」(別記事に解説記事もあります)

「LINE」

「Facebook messenger」

「ChatWork」

「Skype」

代表的なオンライン会議ツールの比較一覧表

月額料金

最大参加人数

インストール

日本語UI

zoom

無料版

0円

100人(40分制限)

必要

対応

有料版

2,000円~

1000人(エンタープライズプラス)

Whereby

無料版

0円

4人

不要

非対応

有料版

9.99ドル

12人

Google Meet

無料版

0円

100人

不要

対応

有料版

680円~

250人(Enterprise)

Microsoft Teams

無料版

0円

250人

必要

※一部不要

対応

有料版

540円~

250人

Webex

無料版

0円

100人

不要

※拡張機能の利用には必要

対応

有料版

1,490円~

200人(Business)

LINE

無料

0円

100人※

必要

対応

Facebook messenger

無料

0円

6人

必要

対応

ChatWork

無料版

0円

2人(1対1のみ)

必要

対応

有料版

400円~

14人

Skype

無料

0円

25人

必要

対応

ビデオ会議といえばこれ!100人まで参加可能な「zoom」

zoomの特徴

ビデオ会議ができるツールとして知名度が高いサービスの1つがzoomです。

その最大の特徴は無料で最大100人が同時に参加できるという点です。

そのためオンライン会議だけでなく、セミナーのような大人数が参加する使い道も可能になります。

またzoomで行ったweb会議は簡単に録画・録音可能なので、会議の記録を残すこともできます。

他にも会議の参加者をグループごとにわけてグループごとに会話することができるなど、様々な使い方ができるのが特徴です。

zoomでできること

zoomでは画面の共有が可能で、デスクトップ全体の共有か特定のアプリケーションのみの共有を選んで実行することができます。

画面の共有を行っている時にはリモートコントロールも可能なため、単なるオンライン会議だけでなくリモートワーク時のサポートツールとしても使用できます。

zoomのデメリット

無料版は3人以上で使用する場合、40分間の制限がかかるので注意が必要です。

 

「zoom」公式サイト:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

別記事の解説記事も合わせてご覧ください。

【徹底解説】今話題のオンライン会議ツール「Zoom」競合サービスとの比較も

URLが繰り返し使える!手軽に始められる「Whereby」

Wherebyの特徴

Wherebyはzoomと比べると機能は限られてしまいますが、その分手軽に使えるのが特徴です。

主催者のみアカウントを持っていれば利用でき、他の参加者は主催者が発行したルームのURLをクリックするだけでweb会議に参加が可能です。

zoomと違って専用アプリをインストールする必要はないため、普段オンライン会議を利用しない人でも簡単に参加できます。

一度発行したURLは何度も繰り返し使うことができるため、会議のたびにルームを作成する必要がなく、主催者の負担が少ないというメリットもあります。

Wherebyでできること

Wherebyではビデオ会議の他に、録音や画面の共有などが可能です。

ビデオ会議は無料版でも音質・画質が良いと評判です。

録音は59.99ドルで複数ユーザーが利用できるビジネスプランもしくは、9.99ドルで1ユーザーが利用できるプロプランに5ドル追加することで利用できます。

画面の共有やYouTubeとの連携などは、どのプランでも利用可能です。

Wherebyのデメリット

Wherebyのデメリットは日本語UIに対応していないこと、最大参加人数が無料版で4人、有料版でも12人と少ないことです。

他のサービスは日本語UIに対応しているものも多く、無料でも10人程度参加できるものが多いため、Wherebyだけですべてのオンライン会議をカバーするのは難しいかもしれません。

ですが使い方が簡単なため英語がわからなくても利用はできますし、4人以下の固定メンバーで頻繁にweb会議をする場合は、いちいちルームを作成しなくて良いので使い方によっては最適なツールかもしれません。

 

「Whereby」公式サイト:https://whereby.com/

Googleアカウントで利用できる「Google Meet」

「Google Meet」の特徴

元々、Google Meetは、無料で使える「Google ハングアウト」の有料版サービスとして提供されていましたが、2020年4月末から無料で利用できるようになるとGoogleから発表がありました。

有料版・無料版共にGoogleアカウントを持っていれば利用でき、専用のアプリケーションをインストールする必要がないため、導入しやすいオンライン会議ツールです。

無料版で一度に参加できる人数は100人までですが、Google Meetの有料版であればプランに応じて最大250人までの参加が可能です。

普段ビデオ会議を行う機会がない人でも気軽に参加できるので、まずはどんなものなのか試してみたいという人にもおすすめです。

Google Meetでできること

無料版のGoogle ハングアウト、Google Meetと有料版のGoogle Meet、すべてで、ビデオ会議、音声通話、チャット、資料の共有などが可能です。

一見他のビデオ会議ツールと同じに見えますが、資料の共有についてはGoogleならではの特徴があります。

同じGoogleのサービスであるGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートで作成した資料をweb会議中に共有できるだけでなく、その状態で編集が可能なため複数人での作業がしやすいという大きなメリットがあります。

普段からGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートを使っている人は多いと思うので、オンラインで共有するためにわざわざツールに合わせなければいけないということも少ないはずです。

Google Meetのデメリット

無料版のGoogle ハングアウトは、他のオンライン会議ツールに比べて接続が安定せず、画質や音質が良くないという評価が多くあります。

頻繁にビデオ会議を行う、完全無料で使用したいという場合にはあまり向かないツールかもしれません。

そのかわり有料版のGoogle Hangouts Meetは最安プランが680円と、他のツールの有料版に比べると月額料金が安いため、まずは無料で使ってみて機能に満足できれば有料版にアップグレードするという使い方をしてもいいかもしれません。

 

「Google Meet」公式サイト:https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/products/meet/

別記事の解説記事も合わせてご覧ください。

「Google Meet」の無料有料プランと「Googleハングアウト」の違いを比較しました

Officeソフトとの親和性が高い「Teams」

Teamsの特徴

TeamsはMicrosoftが提供するコミュニケーションツールで、office365でのチーム作業を円滑にする目的で作られています。

チャットや通話、ビデオ会議などのコミュニケーション機能だけでなく、Officeソフトとの連携やスケジュール管理など、様々な機能を備えています。

Teamsでできること

Teamsは様々なOfficeソフトと連携させることで、様々な便利な使い方が可能になります。

たとえばビデオ会議を行う場合は、あらかじめ会議の予定をOutlookでメンバーに共有・告知が可能です。

画面共有をしてプレゼンテーションをしたり、WordやExcelのファイルを共同編集したり、会議のメモをグループ内で共有したりと、チームでの業務に必要な様々な機能が揃っています。

主要な機能のほとんどは無料版でも使用でき、office365のプラン内にも含まれているため、すでに利用している場合は追加のコストが必要ないというメリットもあります。

Teamsのデメリット

Officeソフトとの連携が大きな魅力となっているため、普段の業務にOfficeを使っていない場合にはあまり恩恵を受けられないかもしれません。

オンライン会議に特化したツールというわけではないので、Officeとの連携が必要ない、オンライン会議だけができればいいという場合には向いていないかもしれません。

 

「Teams」公式サイト:https://products.office.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software

別記事の解説記事も合わせてご覧ください。

【基本解説】「Microsoft Teams」Zoomの最強ライバル・リモートワークにおすすめWeb会議サービス

米国では利用者が急増中の「Webex」

Webexの特徴

Webexでは世界で最も利用されているWeb会議システムの一つです。

インターネットを通じて複数人での高品質なコミュニケーションが可能であることが人気の理由です。

スムーズな映像の表示、高画質な映像、ワンタッチでのファイル共有など、ユーザーがオンライン会議ツールに求める基本的な機能が高性能で使いやすいという特徴があります。

Webexでできること

Webexではホストがメールやチャットなどを利用して送った会議URLを使い、参加者が会議に参加するシステムです。

その際参加者はWebexのアカウント登録やインストールなどの事前準備を行う必要がなく、手軽に参加することが可能です。

そのためオンライン会議のやり方がわからない、リモートワークを始めたばかりで環境が整っていないという人でも参加しやすく、誰でも参加できるというメリットがあります。

Webexのデメリット

利用環境にもよりますが、一部安定性が悪い、映像や音声が乱れやすいなどの声も上がっているため、注意が必要です。

また日本語UIには対応していますが、わかりづらいという声も多いため、ホストとして使う人はある程度Web会議に慣れている必要があるかもしれません。

 

「Webex」公式サイト:https://www.webex.com/ja/video-conferencing.html

別記事の解説記事も合わせてご覧ください。

【基本解説】「Webex」これから日本でも利用者増加が見込まれるリモートワークにおすすめWeb会議サービス

多くの日本人が愛用していて無料で使える「LINE」

LINEの特徴

LINEといえばスマートフォンを使っている人のほとんどが知っている、使っているといっても過言ではないほどのアプリです。

おもにメールやチャットのような使い方をする人が多いですが、音声通話やビデオ通話の機能も備わっています。

またグループを作成することによって、複数人での参加が可能になります。

LINEでできること

LINEでビデオ会議をする場合、事前に参加メンバーでグループを作成しておきます。

そのあとの使い方は通常のビデオ通話と同じです。

最大100人までの参加が可能です。

Android版やPC版では画面の共有も可能で、iOS版では他のメンバーが共有した画面の閲覧は可能です。

LINEのデメリット

100人までの参加は可能ですが、通話画面に一度に表示できるのはiOS版で4人、Android版で6人、PC版で16人までです。

人数が増えると接続が不安定になるため、あまり大人数でのビデオ会議には向きません。

またグループでのビデオ通話の場合、着信画面に切り替わらないため開始に気付きにくいというデメリットもあります。

スマートフォンを使って無料で気軽にオンライン会議をしたいという人以外は、他のサービスを使った方が良いかもしれません。

 

「LINE」公式サイト:http://line.me/

Facebookアカウントで気軽に無料ビデオチャット「Facebook messenger」

Facebook messengerの特徴

Facebookは世界中で多くの人に利用されているSNSですが、Facebook messengerといったビデオチャットなどのコミュニケーション機能も備えています。

それを利用してオンライン会議ツールとして、1対1または複数人のグループでのビデオ会議に利用することも可能です。

Facebookは個人店などが公式ホームページの代わりに利用していることも多く、プライベートとビジネスの両方の場面で使いやすいツールです。

Facebook messengerでできること

Facebook messengerにはビデオチャット機能があるので、Web会議をしたいメンバーでグループを作りビデオチャットを行うだけで、簡単にオンライン会議が可能です。

ビデオチャット中にテキストや絵文字などを送信することができたり、リアクションやフィルタを利用できたりと、フランクな使い方ができます。

Facebook messengerのデメリット

写真の送信や保存などはできますが、ファイルを共有したり共同編集をするといった機能はないため、本格的にビジネスで使うにはあまり向いていません。

リモートワークでは気軽にコミュニケーションを取るのが難しくなってしまうので、その分の補填として使うというような、ライトなユーザー向けのサービスです。

 

「Facebook messenger」公式サイト:https://www.messenger.com/

日本企業のビジネスチャットツール「Chatwork」

Chatworkの特徴

Chatworkは主にビジネスで利用されているチャットコミュニケーションツールです。

元々職場単位でChatworkを使っているという人も多いかと思いますので、わざわざオンライン会議用のツールを取り入れる必要がなく、導入のハードルが低いのが特徴です。

元々気軽にコミュニケーションが取れるというメリットのあるChatworkなので、ビデオ会議も気軽に始めやすいかと思います。

Chatworkでできること

Chatworkでは、普段使っているチャットの画面にあるビデオ通話のマークをクリックするだけで簡単にビデオ通話を始めることができます。

さらに画面共有機能があるため、自分の画面上に表示した資料を見せながら会話をすることもできます。

リモートワーク中の社員に対してパソコンの操作などの質問を受けた場合に、相手の画面を表示してもらいながら説明することもできますし、通話中にチャットをすることも可能です。

元々Chatworkを使っている人にとっては使いやすくおすすめです。

Chatworkのデメリット

普段Chatworkを使っていない人が新しく始めるメリットがあるかというと、ほとんどないかと思います。

また無料版では1対1のビデオ通話しかできず、有料版でも14人までのため、大人数でのWeb会議に使いたいのであればオンライン会議専用のツールを使う方が無難です。

 

「Chatwork」公式サイト:https://go.chatwork.com/ja/

無料ビデオ通話の元祖「Skype」

Skypeの特徴

Skypeは無料で使えるビデオ通話ツールとして非常に有名ですが、実はグループチャットも可能で、最大25人の参加ができます。

有料のSkype for Bussinessというサービスもありますが、2021年にMicrosoft Teamsに統合される予定です。

Skypeでできること

Skypeではパソコンやスマートフォンなどのデバイスにアプリをインストールしておけば、アカウント登録なしで(ホストは登録が必要)ビデオ会議に参加することができます。

背景をぼかす機能があるため、リモートワークで自宅を映したくないという場合にも便利です。

新しくリリースされたMeet nowはホスト含めアカウント登録不要、アプリのインストールも必要ありません。

Skypeのデメリット

ビデオ通話自体は問題なくできますが、オンライン会議ツールとして本格的に使う場合には機能面での不足が否めません。

一時的なリモートワークやフリーランスの方向けのサービスかと思います。

 

「Skype」公式サイト:https://www.skype.com/ja/

web会議・オンライン会議のおすすめツールは結局どれ?

用途に合わせた使い分けがベスト

今回はいくつかのweb会議ツールを紹介しましたが、どれが一番優れているということではなく、それぞれに他にない特徴やメリットがあります。

 

大人数での会議やセミナーなどに利用したい場合はzoom、

いつも同じメンバーで会議をするならWhereby、

GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの共有を行うならGoogle Hangouts Meet、

 

というように、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。

また完全に無料で使いたいのが、利便性が上がるなら有料でも良いのかによっても変わってきます。

オンライン会議ツール比較解説まとめ

今回紹介したオンライン会議ツールは、どれも無料版・有料版があります。

まずは無料版を試してみて、自分の用途に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。

サービスによっては1アカウントを複数人で使えるビジネス向けのプランもあるので、使い道に合っているか、音質や他サービスとの連携などの重視したい点についてはどうかなど、比較・検討をしてみてください。

 

以上、「【オンライン会議ツール結局どれがいいの?】zoom・Teams・Google Hangouts・Webexなど9つのサービス徹底比較【リモートワーク必須】」でした。それではまた。